発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
2019年11月10日 No.1572 マラソン試聴会2019で披露した私の選曲とはこれ! |
好天に恵まれたマラソン試聴会には本当に多くの皆様にご来場頂きました事を 改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 https://www.dynamicaudio.jp/MARATHON/43/ ご来場の皆様に「ハルズサークルの方はいらっしゃいますか〜」と声をかけたら どっと手を上げて頂きまして嬉しい限りです。会員でない方は何事かと思ったの ではないでしょうか(笑) そして、私の目標は皆様に感動して頂くことです! と申し上げて数々のユニークな 選曲にてお楽しみ頂きましたが、皆様から自然に拍手が沸き起こったことには私の 方こそ感動してしまいました。 ■今年のマラソン試聴会の全プログラムは下記にてご覧下さい。 https://www.dynamicaudio.jp/MARATHON/43/ ■私の主な実演システムは下記にてご覧下さい。 https://www.dynamicaudio.jp/MARATHON/43/M43kawmata.html これらのスピーカーを全てY'Acoustic System Ta.Qu.To-SPLで演奏しました。 https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1564.html estelon ForzaとY'Acoustic System Ta.Qu.To-Zeroは下記のコンポーネントを 使用して演奏しました。 プリアンプはsoulution 725(450万円)パワーアンプはsoulution 701(1,500万円) http://www.arkgioia.com/catalog/soulution_725_catalog.pdf http://www.arkgioia.com/catalog/soulution_701_catalog.pdf それに合わせたソースコンポーネントは下記になります。 MSB SELECT DAC (1,336万円) Femto 33 VersionとSELECT Transport (550万円) http://www.axiss.co.jp/brand/msb-technology/msb-technology/ HIRO Acoustic MODEL-CCCSはESOTERIC Grandiosoフルシステムで演奏しています。 ★私が使用するコンポーネントはラック二台に収納しています。毎年恒例のESOTERICタワー! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170659.jpg 皆様からのご感想など頂けましたら大変に嬉しく思いますので、私の選曲を下記にて お知らせ致しますので何卒よろしくお願い致します。 選曲その1から24までありますが、両日ともに同じ選曲のものは同じナンバーと していますので何卒よろしくお願い致します。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- ★会場入り口の受付け並びにドデン! と設置されたHIRO Acoustic展示コーナーです。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170731.jpg ★その左側にはぎっょとするようなアルミの削り出しサンプルが! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170803.jpg ★Y'Acoustic Systemの展示コーナーにはTa.Qu.To-SPLと解説POPが多数あります。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170815.jpg ★試聴会場のスケール感はこんな感じになります。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110172620.jpg ★初日2日担当メンバーにより開始前の挨拶はこんな感じで。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170856.jpg ■11月2日(土)Eestelon Forza ★本邦初公開となったEestelon Forza、私の身長と比べてみて下さい。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110163837.jpg 選曲その1 Sara K. - Water Falls https://www.discogs.com/ja/Sara-K-Water-Falls/master/456411 上記の1トラック1:24でロシアの街頭の音風景から「Чатануга Чу-Чу」 私はestelon Forzaのウーファーはクロスオーバー周波数が80Hzであるという 特徴的な設計を説明し、その超低域だけを受け持つウーファーによって、ロシアの 街頭で録音した時の低周波を含むグランドノイズの低音から興味を持って頂ければ という選曲だったのです。 ★上記で解説しているクロスオーバー周波数の説明を最初にしています。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164012.jpg 冒頭では男女のロシア語による会話から、アコーディオンの大道芸人がアメリカの 有名な曲を演奏し始めるというエピソードから続けて2トラック目「Running Away From You」が始まります。 この「Running Away From You」ではSara K.の四弦ギター、Chris Jonesのギター、 重厚なエレキベースがヴォーカルの背景を彩り、ソプラノサックスとバスクラリネットが エンディングを飾るというアコースティックな録音でした。 estelon Forzaの持てる音場感の素晴らしさを先ずは聴いて欲しかったものです。 ★邪魔な私は消え去って真正面のEestelon Forzaで演奏開始です! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110163824.jpg 選曲その2 Various - Jazz A Saint-Germain https://www.discogs.com/ja/Various-Jazz-Saint-Germain/release/6686670 このCDより10トラック「Les Nubians Autour De Minuit」女性ヴォーカルの デュオによるセロニアス・モンクの名曲「ラウンドミッドナイト」です。 バックはコントラバスとパーカッションだけというシンプルな編成ですが、 透明感ある女性ヴォーカルをステージに浮かべたかったのです! 選曲その3 The Beatles - ABBEY ROAD https://www.universal-music.co.jp/the-beatles/products/uicy-79051/ このCD2-Sessionsのトラック2で弱冠26歳のジョージ・ハリスンが自身の誕生日に アピーロード・スタジオでギターとピアノだけをバックに歌ったサムシングを最初に。 選曲その4 The Beatles 1 https://www.universal-music.co.jp/the-beatles/products/475-6763/ その同じサムシングを上記CDの24トラックから演奏しました。これはリマスター されたCDですが、録音の構成は初出から同じミキシングによるものです。 選曲その5 The Beatles - ABBEY ROAD https://www.universal-music.co.jp/the-beatles/products/uicy-79051/ このCD1にて“リミックス”されたサムシングをかけて音質の違いを披露しました。 私はビートルズの曲を試聴には使わないのですが、それはフィル・スペクターに よる多重録音とイコライジングによる音作りが好みではなかったからです。 しかし、このリミックス盤で聴ける演出なく飾り気のないビートルズの演奏と ヴォーカルは大変に素晴らしいものであり、その違いを聴いて欲しかったのです! 選曲その6 Mike Oldfield : Music Of The Spheres https://www.universal-music.co.jp/mike-oldfield/products/uccs-1113/ 同じアピーロード・スタジオで2007年に録音されたCDよりトラック14のタイトル曲 「天空の音楽」をかけました。 クラシックではない80人規模の大オーケストラによる壮大な曲なのですが、 スタジオ録音による各パートの解像度と音場感が両立した素晴らしい曲です! ■11月2日(土)HIRO Acoustic MODEL-CCCS ★いよいよHIRO Acousticの登場、セッティングしているのは廣中さん。 それをサポートしている左側が吉崎さんです。ワンチームで皆が協力し合っています! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164034.jpg 選曲その7 Flim & The BB's - Tricycle https://www.discogs.com/ja/Flim-The-BBs-Tricycle/master/484773 HIRO Acousticの素晴らしさを一曲目から理解して頂こうとインパクトのある 強烈なドラムはこのCDの1.Tricycleを大音量で演奏したものです! これにはステージ近くにお座りの皆様が思わずのけぞるような迫力があり、 皆様きっと驚かれた事と思います。でも歪感はないので爽快な大音量でした! ★演奏準備ができたHIRO Acousticのステージ風景です。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110163935.jpg 選曲その8 Kirkelig Kulturverksted 30 years’ fidelity http://kkv.no/en/musikk/utgivelser/2000-2009/2004/divers/ このCDのトラック7. Som En Storm, O Hellig And - Ole Paus & Oslo Chamber Choir https://www.youtube.com/watch?v=9CJBropx7SE Ole Pausはノルウェーの吟遊詩人と言われる有名人なのですが、彼の渋いボイスが ステージに浮かび上がり、その背景にオスロ室内合唱団の素晴らしいコーラスが 展開するというマラソン試聴会のホール感にふさわしい選曲という挑戦でした! ★私がこのステージでセッティングしたポジションを正面から見たもの。 左右スピーカー間隔は約5mでステージ前端から奥に1.5mの位置がベスト! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110163923.jpg 選曲その9 Various - Jazz A Saint-Germain https://www.discogs.com/ja/Various-Jazz-Saint-Germain/release/6686670 このCDより1トラックAngelique Kidjo「Summertime」このシンガーは西アフリカに あるベナン共和国出身で、スタンダードなサマータイムという曲を現地のベニー語で 歌っているものです。 イントロでは虫の音が広大な音場感で響き渡り、重厚なドラムからバックコーラスが 展開し、客席から見上げるステージ上空にヴォーカルが浮き上がってきます! 選曲その10 Various - Jazz A Saint-Germain https://www.discogs.com/ja/Various-Jazz-Saint-Germain/release/6686670 このCDより11トラックJane Birkin With Jimmy Rowles「These Foolish Things」を かけました。バーキン・バッグでは有名なジェーン・バーキンのヴォーカルという ことを説明していました。ちょっとひねりを利かせた選曲のつもりです。 でも、Jane Birkinの歌声を聴くというのは珍しいのではないでしょうか。 そして、1996年に他界してしまいましたが、Jimmy Rowlesのバリトンの低い声での ヴォーカルも素晴らしかったものです。 伴奏はJimmy Rowlesのピアノとロン・カーターのウッドベースというシンプルな 編成ですが、印象的な選曲としてお楽しみ頂ければ何よりでした。 選曲その11 アルバン・ベルク & ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 / イザベル・ファウスト (Berg, Beethoven: Violin Concertos/ Isabelle Faust) [SACDシングルレイヤー] [国内プレス] [限定盤] https://tower.jp/article/feature_item/2018/10/18/1101 このディスクからベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61の第三楽章を 最後まで通しで聴いて頂くという事でラストを締めました! この録音の弦楽器の質感が大変に素晴らしく、つるっとしたきれいだな〜という だけのヴァイオリンではなく、まさしく木で作られた楽器という質感がいいのです! ■11月2日(土)Y'Acoustic System Ta.Qu.To-Zero ★いよいよTa.Qu.To-Zeroの登場です! 180Kgあるので専用キャスターベースで移動。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164213.jpg 選曲その12 GODZILLA: KING OF MONSTERS(ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) https://wmg.jp/ost/discography/21102/ このCD1の17トラック「Goodbye Old Friend」をTa.Qu.To-Zeroのデビュー曲としました! このステージという空間でTa.Qu.To-Zeroがどのように鳴らしてくれるのか、私は 以前から当フロアーで同じ曲を聴くたびに想像を膨らませ楽しみにしていた一曲です。 しかし、この曲をかける段階では何の曲かという事は秘密でした。 選曲その13 GODZILLA: KING OF MONSTERS(ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) https://wmg.jp/ost/discography/21102/ その種明かしとして上記のCD2の9トラック「Godzilla Main Title」をかけました! もうお馴染みの旋律がTa.Qu.To-Zeroから堂々と響き渡った時には来場者の表情は 笑顔に変わっていましたので、凄まじい重低音を響かせて大成功だったと思います! ★他ではあり得ない大迫力のゴジラを鳴らしたセッティング。Ta.Qu.To-Zeroは小さい! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164202.jpg 選曲その14 福山雅治「魂リク」 https://www.universal-music.co.jp/fukuyama-masaharu/products/pocs-20901/ このトラック6「糸」 作詞・作曲:中島みゆきをじっくりと聴いて頂きました。 Ta.Qu.To-Zeroの開発過程で吉崎さんが多用していた一曲ですが、ギター弾き語り というシンプルなヴォーカルがステージから広がっていった音場感は快感でした! 選曲その15 Sweet Baby J'ai - Evolution https://www.discogs.com/ja/Sweet-Baby-Jai-Evolution/release/10608836 トラック5「Autumn Leaves」は冒頭からの一分間はウッドベースだけが伴奏と いうメリハリのあるソロヴォーカルが展開し、やがてドラム、ピアノ、サックス などが盛大な伴奏をともなって迫力ある演奏です。 このCDのヴォーカルの録音センスがユニークで、とてもセンシティブな声質なので、 そのヴォーカルが雄大な空間に広がっていくことを狙った選曲だったのです。 選曲その16 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」(1893年版 花の章付き) https://www.kinginternational.co.jp/genre/kkc-6022/ このトラック2より1893年版での第二楽章である「花の章」をかけてから…。 こちらのフランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)レ・シエクルでの録音は2018年の 最新テクノロジーによる高品位なデジタル録音ですが、使用している楽器はピリオド楽器と いうことで百年前の楽器を集めて録音されたものです。ですから近代的なオーケストラで 聴ける弦楽器とは違うガット弦、管楽器もドイツ製とオーストリア製という古いもの。 つまり、作曲者が当時聴いていた楽器を使用して、マーラーの感性を忠実に再現 しようという試みによる最新録音による時代物の古い楽器という「花の章」です。 選曲その17 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」(1893年版 花の章付き) https://www.universal-music.co.jp/seiji-ozawa/products/uccg-4428/ このトラック2より1893年版での第二楽章である「花の章」をかけて比較しました。 こちらは1978年のアナログ録音なのですが、使用している楽器は近代的なものであり、 その代わり録音年代としては古いものという対比の「花の章」だったわけです。 この対照的な楽器と録音の違いを指揮者がタクトを振るようにTa.Qu.To-Zeroにて 比較試聴して頂こうと狙っていたものです。お楽しみ頂けたでしょうか。 選曲その18 SWING!/THE BOSTON POPS ORCHESTRA-JOHN WILLIAMS (SONY SRCR-9725)より トラック6.SING,SING,SING https://www.dynamicaudio.jp/s/20191109160706.jpg そして、前曲のボストン交響楽団にちなんで同楽団のポップス楽団による大胆であり、 繊細な演奏と迫力が共存する曲で締めくくりました! 8:30という長い演奏なのですが、Ta.Qu.To-Zeroが得意とする重厚であり膨らまない 引き締まった低域と、ソフトドームのミッドレンジ、ダイヤモンドトゥイーターと いうユニット構成が実に素晴らしくマッチした質感をオーケストラに与えたものです。 この最後の一曲が終わった時に自然と会場に沸き上がった拍手に私は感激してしまいました!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- ★11月3日のメンバーによる舞台挨拶風景です。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110170846.jpg ■11月3日(日)estelon Forza 選曲その19 UNCOMPRESSED WORLD VOL.4 - on the piano 18.Kirk Montreux / ETERNAL DESERT(LA CALIMA EDIT) https://www.accusticarts.de/en/products/uncompressed-world-vol-iv/ 二日目の選曲は時間の関係もあり変更しています。その一曲目は下記にて使用した 初期MODEL-CCSのデビュー曲だったのです! No.1182 2014年12月24日「第38回マラソン試聴会の一幕をご紹介します!!」 https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1182.html 2:40という短い曲なのですが、この低域の迫力は物凄いもので、前述したように 80Hz以下を受け持つウーファーが大活躍したものでした! 選曲その20 Kirkelig Kulturverksted 30 years’ fidelity http://kkv.no/en/musikk/utgivelser/2000-2009/2004/divers/ そのトラック10. Mitt Hjerte Alltid Vanker - SKRUK / Rim Banna https://www.youtube.com/watch?v=42fIQbjp3bY パレスチナ出身のシンガーRim Bannaが冒頭の一分間でウッドベースだけを伴奏として 歌うヴォーカルが素晴らしいのです。この歌声がホールに響き渡り、その後に展開する コーラスがステージの上に広大な音場感を創造していく素晴らしさ! この曲の醍醐味を大きな空間で皆様に感じ取って欲しかったという選曲でした! 選曲その21 和太鼓とオーケストラのための協奏的断章“鬼神” ドイツ・ケルン・フィルハーモニーホール/和田薫/WDRケルン管弦楽団 https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICC-819/ トラック3「津軽三味線とオーケストラのための“絃魂”」をかけました。 この曲は過去のマラソン試聴会で最後の一曲という締めくくりの選曲をしてきたもので、 三味線と和太鼓が客席から見上げるステージ上空に素晴らしい音場感として表れ、 雄大なオーケストラの大迫力がハイテンションな演奏として繰り広げられます! この演奏を当日の会場で聴けたというのはラッキーだったと思います。 estelon Forzaのステージデビューはお楽しみ頂けましたでしょうか。 ■11月3日(日)HIRO Acoustic MODEL-CCCS ★ついついしゃべり過ぎてしまう私のMCですが、それが面白いという方も! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110163948.jpg 選曲その7 Flim & The BB's - Tricycle https://www.discogs.com/ja/Flim-The-BBs-Tricycle/master/484773 HIRO Acousticの素晴らしさを一曲目から理解して頂こうとインパクトのある 強烈なドラムはこのCDの1.Tricycleを大音量で演奏したものです! 選曲その22 Sweet Baby J'ai - Evolution https://www.discogs.com/ja/Sweet-Baby-Jai-Evolution/release/10608836 トラック1「Nature Boy」をかけました。伴奏楽器はパーカッションとフルートと いうシンプルな編成で個性的な編曲によるエネルギッシュななヴォーカルです。 この声と質感を広大な空間でHIRO Acousticで鳴らしたかったのです! 私の目論見が来場者にどう評価されたか、私は皆様の表情を見ていました! 選曲その23 Japanese Orchestral Music https://bis.se/conductors/hirokami-junichi/japanese-orchestral-music トラック4 Yuzo Toyama「Symphonic Poem 'Matsura'」 (1982)をラストに選曲。 この曲は12:55という長い曲で、笛の一本、鐘だけのパートと単独楽器だけのパートが 中間にあり、聴衆に自然と静寂を求める神秘的でありダイナミックレンジが大変に 大きな録音であり、以前のマラソン試聴会でHIRO Acousticのラスト一曲に使用しました。 日本的な和音が展開する弦楽器から次第に盛り上がり、最後のファンファーレまで シーンとした客席で固唾を飲んで聴き入っていた皆様の表情が忘れられません。 そして、最後のファンファーレと壮大なドラムで幕を閉じると、客席から大きな 拍手が沸き起こりました! いや〜、私も感動しました! ■11月3日(日)Y'Acoustic System Ta.Qu.To-Zero ★私が手にしているのがTa.Qu.To-SPL、その後方に開発者の吉崎さんの姿が! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164023.jpg 選曲その12 GODZILLA: KING OF MONSTERS(ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) https://wmg.jp/ost/discography/21102/ このCD1の17トラック「Goodbye Old Friend」をTa.Qu.To-Zeroのデビュー曲としました! しかし、この曲をかける段階では何の曲かという事は秘密でした。 選曲その13 GODZILLA: KING OF MONSTERS(ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK) https://wmg.jp/ost/discography/21102/ その種明かしとして上記のCD2の9トラック「Godzilla Main Title」をかけました! 選曲その14 福山雅治「魂リク」 https://www.universal-music.co.jp/fukuyama-masaharu/products/pocs-20901/ このトラック6「糸」 作詞・作曲:中島みゆきをじっくりと聴いて頂きました。 選曲その24 ちあきなおみ大全集 http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiaki/discography/TECE-32335.html トラック1「黄昏のビギン」を日本人が日本語で歌うヴォーカルとして続けてかけました。 この「黄昏のビギン」は1959年に発表され、永六輔・中村八大という昭和のヒット メーカーによる作詞作曲の名曲であり、最初は水原弘が歌ってヒットしたものです。 水原弘なんていう歌手がいたことを知らない人が多くなっていると思いますが、 私が客席に向けて「水原弘を知っている人は?」と声をかけると何人かが手をあげて くれましたが、デビュー曲「黒い花びら」で第1回日本レコード大賞というほどの まぎれもなく昭和の大歌手といえる人だと思います。 オーディオの試聴会でちあきなおみをかけるというのは極めて珍しいことでしょう。 Ta.Qu.To-Zeroのユニット構成は日本人の歌声を自然に聴かせてくれました! ★最後の一曲を目前にたたずむTa.Qu.To-Zeroは意外にコンパクト! https://www.dynamicaudio.jp/s/20191110164152.jpg 選曲その18 SWING!/THE BOSTON POPS ORCHESTRA-JOHN WILLIAMS (SONY SRCR-9725)より トラック6.SING,SING,SING https://www.dynamicaudio.jp/s/20191109160706.jpg 解説は同上ですが、最終日のラスト一曲でも終わった時に自然と会場に沸き上がった 拍手に私は感激してしまいました!! 本当にありがとうございました。 ご来場の皆様と感動が共有出来たのであれば何よりでございます。 皆様は以上の選曲によるオーディオシステムによる演奏を聴いて、どのような 感想をお持ちになったでしょうか。ご意見ご感想をお待ちしております! |
担当:川又利明 |
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