発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
台風で大雨の東京で、アクシス株式会社 代表取締役社長 室井利夫 氏からは 午後になっても天気が好転しなければ延期しようかとメールが入りました。 路面が泡立つほどの豪雨でしたが、昼食を終わらせて帰社すると電話が…。 「川又さん、これから持って行きます!!」え〜、こんな土砂降りなのに…^^; 実物が入荷してから門外不出だったwhite light anniversaryが防水梱包されて 本日9月9日ここにやってきたのです!! http://www.lumenwhite.com/ http://www.lumenwhite.com/news_uk.html ■セッティングして見て気が付きましたがHIRO Acousticとトゥイーターの高さが ほぼ一緒なのですね〜。タイムアライメント、フェーズアライメントを 厳密に設計するとこうなるのですかね〜。という発見(^^ゞ http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white01.jpg ■長辺が52センチというZ-Boardにスパイクがジャストに乗りました。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white08.jpg ■しかし、このスピーカーは美しいです!!芸術作品ですね〜 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white09.jpg ■さて、外観から解かる特徴というば先ずは逆ドーム型のウーファーでしょう。 写真では分かりにくいのですが振動板が盛り上がっているのです。しかも、 その表面を近くで見て私は驚いてしまいました。何とハニカムなのです!! http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white02.jpg ■驚くのはこれからです!!そのウーファーに更に接近してみると何と!! 振動板の裏側にこのような空間が見えるではないですか。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white03.jpg Driver Complementは下記のようになっています。 1" Cell-Ceramic tweeter 5” Cell-Ceramic midrange 3 x 7.5" Cell-Ceramic woofer このウーファーはアルミハニカム構造のコアを両面からセラミックでサンドイッチ した新世代のTHIEL&PARTNER(ACCUTON)ユニットなのです!! ■さて、後方に回って見るとlumen whiteが当初から採用しているボディーラインで 美しいカーブを描くエンクロージャーの絞り込みがあり、バスレフポートとは 機能的に異なる開口部が同社の特徴です。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white04.jpg ■それをクローズアップしたのがこの写真です。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white06.jpg ■フラッシュ撮影すると、このように中身が見えます。ほぼ空洞… http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white07.jpg ■その下にあるのが入力端子です。ここにも秘密がありました!! http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-lumen_white05.jpg バイワイヤー・バイアンプ対応の上下の入力端子の中間に、写真では見えませんが 小さなトグルスイッチがあります。上下に切り替えるスイッチにはこんな表示。 「TUBU / SS 」というのは真空管とソリッドステートのことで、使用するアンプ のインピーダンス特性に合わせてネットワークの定数を切り替えるという他社 にはない設計がなされているのです!! crossover: proprietary, purist, minimal phase design with best resource allocation custom tailoring of both drivers and x-over to the target performance envelope. switchable impedance correction for tube- and solid state amplification. 何々…、そんな凝ったことやってるのか〜、そのネットワークは!! その証拠写真を入手しましたので初公開しましょう!! http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-IMG_0223.JPG http://www.dynamicaudio.jp/file/20150909-IMG_0222.JPG 何とまあ、ごっついウーファー用コイルではありませんか。 white light anniversaryのネットワークの特徴を簡単でいいので、教えて 欲しいとアクシスに要請すると、なんと即答で下記の回答がありました!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- "white light anniversary"に搭載されたクロスオーバーネットワークは、 lumen whiteの伝統的設計手法とパーツ選別によって組み立てられています。 純粋に自然な繋がりを得るための正確な位相をもたらすそれぞれの帯域の減衰 特性を、3ウェイ5スピーカーユニットのシステムとしては極めて点数の少ない パーツ構成で実現。 L/C/Rすべての構成パーツはカスタム設計による音質に定評のムンドルフ製を採用。 特に、中高域ネットワークの主要なL(インダクター)には超幅広の銅箔を巻き 重ねた特製品を、また、ウーファー用のローパス回路には極太銅線による巨大な 空芯コイルを使用するなど、徹底的に音質に拘っています。 また、使用するアンプが真空管であるかソリッドステートであるかによって インピーダンス補正を可能とする切り替えスイッチをリアパネルに装備しています。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- まあ、じっくりと試聴すれば私からの質問項目も色々と増えてくるだろうと 思いますが、13年前に聴いたlumen whiteの記憶からもバーンインが必要な スピーカーだと解かっていますので、エンハンサーCD-ROMをリピートさせて 熟成を促して明後日から本格的に試聴することにしましょう!! とは言うものの、全く音を出さなかったわけではありません(^^ゞ 同じセラミックドライバーを使いながらもHIRO Acousticとは正反対の低域を 放射するwhite light anniversary、その第一印象はただ美しい…でした。 さあ、この続きはどうなる事やら!? |
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