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H.A.L.担当 川又利明

No.1131 2014年8月12日
 「なに!!Self-biasd Electrostatic Loudspeaker-Super Tweeterとな!?」


お時間のある方は大いなるイントロダクションとして下記を再読して下さい。

2014年4月20日
No.1106「H.A.L.'s One point impression!!-Wilson Benesch the A.C.T. C60」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1106.html

お時間のない方は下記の抜粋をご覧下さい。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

さて、murataスーパートゥイーターとはどんな存在なのでしょうか?
私の解説を述べる前に今となっては貴重な資料となってしまったファイルを
ぜひご一読頂ければと思います。

もう13年以上前になりますが「日本オーディオ協会」の機関紙「JAS journal」
に株式会社村田製作所 技術開発本部 中村 武 開発室長 が寄稿した文献です。
http://www.dynamicaudio.jp/file/20140406-ES103.pdf

結局は商品化されませんでしたが、ちょうど13年前の4月に撮影していた
こんな貴重な写真があります。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/pho/010421/es103n.jpg

当時からmurataスーパートゥイーターに関してはこんな取り組みもしていました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/142.html

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

しかし、私が推薦していたmurata球形スピーカーは惜しくも事業撤退してしまい、
現在では入試困難となってしまいました。しかし、そこに登場したのがこれ!!

■ENIGMA ACOUSTICSセルフ・バイアス式静電型スーパー・ツイーターSopranino!!
http://www.noahcorporation.com/enigma/201408enigma_release.pdf

さあ、上記リンクの記事でスペックをご覧になった皆様の疑問点を私が予測
すると、ここでしょうか!? 周波数特性 8kHz - 40kHz(± 3dB)という数値。

スーパートゥイーターなのにmurataのように100KHzまで伸びていない高域特性
じゃスーパートゥイーターとは言えないのではないか?

いやいや〜、違うのです!! 100KHzの超高域を実際に測定するには環境測定
装置も特別製のものを使用して、やっと波形観測が出来るというものなのです。

そうです!! もっとも大切なのは高域波形の過渡特性の正確さなのです。
ですから私はこのENIGMA ACOUSTICS・Sopraninoに大きな期待を寄せるのです!

これは限定生産ではありませんから、当フロアーでも試聴したいと思っています。
今後の続報にどうぞご期待下さい!!


担当:川又利明
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