No.0637 2022年4月6日 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report - Y'Acoustic System Ta.Qu.To-Isolator |
満を持して2022年4月1日webデビューした画期的インシュレーターとはこれ! 新企画⇒New Original product release-Y'Acoustic System Ta.Qu.To-Isolator https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1699.html ハルズサークル会員にて先行発売したところ早速のレポートを頂きました! ■H.A.L.'s Monitor Report-Y'Acoustic System Ta.Qu.To-Isolator Vol.1「こちらのアイソレーター確定です。もう外せません!」 神奈川県鎌倉市 K.Y 様より 我家のシステム https://www.dynamicaudio.jp/s/20220221160629.jpg スピーカー Wilson audio SASHA スーパーツイーター KITHIT HIT-ST10 パワーアンプ Jeff rowland Model 625 プリアンプ Jeff rowland CORUS DAC Chord DAVE CDトランスポート Chord BLU mk2 HUB テレガートナー M12 SWITCH IE GOLD オーディオサーバー オリオスペック Canarino fils9 ソフト TIDAL+ROON+ HQplayer NAS DELA N1Z/2 その他 HAL'sサークルレビューを何時もはただただ羨望と共に拝読させて頂き、たまに手の届く お得情報がある時だけ利用させて頂く様な会員と言うには誠お恥ずかしい立場乍ら、 気付けば時間だけは随分と経ち、そのお得情報にて入手させて頂いたアクセサリーの 幾つかは幾多の遍歴を掻い潜り、今尚重要な脇役として我が家のシステムを支えてくれています。 古いトコではPADのTIP。いまだに手放せないオーディオボードの名作。 そして、トラぺブームの後のエソテリック7N-PC9100(本数こそ減りましたがいまも DAVEとBLU mk2で現役)や、QRD BADは7階試聴室のお下りであります 、、、。 吉崎さんの事も勿論拝読させて頂いておりましたが、矢張り遠く羨望の存在でした、、 今回のインシュレーターならぬアイソレーターは漸く手の届く範疇、且つ、試して みたい箇所が見つかった次第と、遅ればせ乍ら連絡をした何処、有難くモニター役に 滑り込ませて頂きました。(奇しくもTIPもアイソレーターと謳っておりました) 今回、このアイソレーターを試したかったのはchord DAVE。 お約束の様にBLU mk2と組み合わせての使用。 順当に行けば両方共に純正ラックの組み合わせとなるのですが、置き場所の問題で上段は 利用したものの、値段と効果の程に若干懐疑的だった自分は下段設置のDAVEはラックを 使用せず、これもかなりハマったΛ8.24(proでは無い方)の3点支持で使用しておりました。 オーディオ好きは常に何処か弄れるトコは無いかと探してしまう性を持つ者、、 何処も彼処もと気に入っていたΛ8.24にも慣れてくると、また変化が欲しくなり 最近はプリ、パワーはΛ8.24を外してダイレクトにTIPにセット。 以前物足りなく感じた音を今はスッキリした音と感じる、、困ったものです。 そんな中DAVEの足元を替えるとどうなる事かと想像し、久々好奇心がムクムク、、。 早速ラック下有効寸法を測ると若干高さが足りない、、汗 で苦肉の策で複数ベンチ入りしてるΛ8.24をレッグ下に挟むと高さクリア! 今後嵩上げパーツはこれで良いのか?の詰めは課題としながら、早速川又さんに メールした次第。 何時もながらな超迅速なご対応で週末のメールにも関わらず日曜午前中には商品到着! 毎度頭が下がる思いで、さあ、セッティングです ■1日目 川又さんの記事を手本に本体内側寄せで均等位置を探してセット。 ところが手前1つがどうしても紙1枚分浮いてしまい4つ均等に荷重されない、、 普段なら3点支持に切り替えるのですが、4つセットの商品レポート、、、 川又さんにその旨連絡すると、吉崎さん、川又さんより、迅速なご返信。 「3点支持で試して頂き、聴いて無い時にもう一つも差込み、機器の荷重で沈み込んで来て、 4つ共に荷重される様なら4点支持も試してみては」との有難いアドバイス。 このやり取り後、ふと隣のアナログプレーヤーを見て、はたと気付きます。 アナログプレーヤーにはアコリバのマグネットインシュレーターを利用しているのですが、 4点均等にフローティングする箇所をエライ苦労して探し(3点では安定が悪かったので)、 かなり変則的な位置で4点支持をしています。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20220221160646.jpg DAVEの躯体内も均等に分散荷重されてるはずも無く、まして軽く小さな躯体裏には 中々ゴツいケーブル類が接続されてる訳で、機器下の重量バランスは均等であろう 筈はありません。 それに気付き、均等配置は諦め、ちょっとずつ4つを動かし、動かし、漸く4つに 荷重が掛かる位置が見つかりました、、 (ピン見たいな物を差し込んでどの位荷重されてるか分かる計測器とか有れば良いのにと マジ思いました)軽い機器でここまで梃子摺るとは、、。漸くセッティング完了。 https://www.dynamicaudio.jp/s/20220221160637.jpg 最初の音出しです、、 課題曲はe-onkyoでDSD128にて配信されているRob Piltch & David Piltchの 「Take One」7曲目「Newsoundland 」 楽曲も好きですが冒頭のベースソロの沈み込み、弦を弾く音、続くギターの音の 粒立ちが機材変化に敏感に反応してくれるので重宝しています。 音出し一発目で、ベースの音の沈み込みが一段深くなっているのが分かります! とは言えその分若干ボワついた様な、音像は全体的に大きくなりましたが少しボヤけた印象。 3時間程外出した後、再度試聴開始。 音像の大きさはそのままに、最初のボワ付きが薄れ、ベースは沈み込みながら ブルっんと言う弦を弾く音がクリアになって来ました。 音も全体的にモヤが晴れてきた様にクリアになっています。 高域の伸びや変化はそれ程感じられず。 メロディ・ガルドーの「Sunset in The Blue」SHM-CD盤1曲目「If You Love Me」で ストリングスの綺麗さとボーカルの浮遊感を確認。ストリングスも音像の広がりは 感じられるも、一音一音が分離してない。ボーカルの浮遊感は向上し倍音が増した印象。 ■3日目 深夜に帰宅し小さな音で課題曲を少しだけ再生。 一聴して、ボリュームが上がっているのが分かる。 深夜なので慌ててボリューム下げるも、今迄、下げると聴こえなくなっていた ギターが粒立ちよく聴こえる。弦を弾くベース音も以前よりはっきり聴こえる。 音量を下げても、楽器毎の音がちゃんと聴こえて来たのは初めて。 確実な変化(成長?)に嬉しくなるも、次の試聴は週末迄ぐっと我慢。 ■7日目 漸くの週末、アイソレータは4つともしっかり荷重を受け止め、何れも動きません。 (4点が同じ荷重を受け止めてるかを調べる術が無いのは少し気になるトコではありますが) DSD128配信の「Take One」を1曲目から流します。 ちょっと笑ってしまうぐらい低音のボリュームが増しています。 同時に高域も伸び、セッティング当初のボヤけた印象は霧が晴れたようにクリアに なっていて、音楽全体のボリュームが部屋の中で大きくなりました。 この小さなアイソレーター4つの影響力はちょっとびっくりです。 デジタル系で最近導入したFiber Box2並の変化幅(変化の方向性では無く、 変化の度合いと言う意味で)位変わりました。 そして、今度は1週間経ってある程度馴染んだかと思われるアイソレーターを外してみます。 ここ以外にもそこそこの対策をして来たつもりですが、矢張り低域の広がりや、音全体の 押し出し、広がりが減衰している事が分かります。 以前使用していたΛ8.24を戻した音も改めて聴いてみました。 アイソレーターより音が大人しく、少し引っ込んだ感じがします。 比較とは怖いもので、此間まで気に入っていたアイテムがベンチ入りしていきます。 今回のアイソレーターは、初日、先ずモゴっと低音が深くなり、その後時間をかけて その霧が晴れ、1週間経ち低域から高域迄全体的に以前より音域がメリハリを付けて 伸び広がった印象。 此れが川又さん推奨のproバージョンで且つアップグレードパーツも取り込んだ Λ8.24だったら、ここ迄の差を感じなかったかもしれませんが、For degitalとの 差は大きかった、、、。 今後、アイソレーターを入れる箇所を増やすかは要検討ですがDAVEの足元は こちらのアイソレーター確定です。もう外せません(笑) 川又さん1セットこのまま購入させて下さい! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より K.Y 様 ありがとうございました。Chord DAVEというコンパクトサイズのDACへの セッティングにて4点支持を実現するための調整では大変お手数をおかけ致しました。 しかし、その成果がきちんと音質となって表れた事、そしてK.Y 様に高く評価して 頂けました事に安堵し大変嬉しくありがたくレポートを拝読させて頂きました。 使用前・使用後の短時間での比較、そして三日目、一週間後と時間をかけての 比較試聴をお勧めしましたが、その変化が確実に表れたようですね。 そして、面白いことに数時間単位という事であっても、制振ダンパーの沈み込み 効果によって密着性が高まるにつれての音質変化が起こるものです。 私はGrandioso P1XとC1Xにて試聴してきましたが、皆様がDACやデジタルソース コンポーネントにセットされた場合の音質変化は半分は予想出来るものであり、 半分は予想以上の高評価となるケースがあるようです。 最初は1セット、次に追加で1セット、更に2セット追加で現状では4セットを使用 して頂いているという会員も表れており、実体験によってTa.Qu.To-Isolatorの パフォーマンスが認められていく過程が実にありがたく嬉しいものとなっています。 これからTa.Qu.To-Isolatorのユーザーが増えていきます事を期待しつつ、第一号の インプレッションを頂きましたK.Y 様に改めてお礼申し上げます。 ちなみに現在のTa.Qu.To-Isolatorの出荷実績は既に18セットです! 次は皆様の番です。是非この機会にハルズサークルにご入会下さい! https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/circle.html |
担当:川又利明 |
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556 kawamata@dynamicaudio.jp お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください! |