No.0607 2016年10月22日 
 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report-E.M.G-board+ RELAXA 530の威力を確認!!

Vol.24「予想以上に今まで使っていたコンポの実力は高かったのである!!」

埼玉県上尾市 T T様より

この訪問記ではお世話になりました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_visi0029.html

前回の投稿は⇒H.A.L.'s Monitor Report-E.M.G-boardの威力を確認!!
Vol.14「バズーカ砲的破壊力で一気に音質向上を達成するオーディオボードである!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0591.html

「新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved!!」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0662.html

実に歴史がありますね〜。ありがとうございました。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0571.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0650.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0646.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0645.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0644.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0560.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0619.html

■E.M.G-board 二枚重ねとRELAXA 530試聴レポート

       ◆埼玉県上尾市 T T 様システム構成 ◆

今までは普通に壁コンセント(PAD製CRYO-L2と交換済)から電源をとっていたが、
ブレーカーから専用電線を引っ張り専用タップに接続し、オーディオ専用屋内配線とし
子ブレーカーより家庭用屋内配線とは独立させた。

ブレーカー
・CROSS POINT XP-BR Flare (税別¥190,000.)
http://crosspoint-design.jp/products/power_supply.html
    ↓
屋内オーディオ専用配線
・電源ケーブルはサエクのAC-7000(税別¥11,000./m)
http://www.saec-com.co.jp/product/power/ac7000.html
    ↓
オリジナルオーディオ用専用電源タップ:(W)255x(H)90x(D)X120mm
電源BOXは12.5mm厚のアルミ合金製アルマイト仕上げ、組み立てネジは非磁性体の
ステンレス、6個口のコンセントはJODELICA、内部配線はサエク AC-7000(税別
¥11,000/m)としている。
他にも音が良くなる仕掛けはしてあるが、一般にはお薦めできないので伏せておきます。
http://www.cs-field.co.jp/brand/jodelica/products/tss.html
この電源タップにはAitecのΛ5.35を2台挿し込んでいる。
http://www.aitec-ltd.co.jp/535.html
    ↓
TRANSPARENT PLMM+PI8 × 2台

電源をアナログ系とデジタル系に分けるためTRANSPARENT PI8は2台導入している。
経験上アナログ系とデジタル系の機器を1つの電源タップからとるとどうしても
デジタルの影響でアナログ系の音が濁る。

なのでP-01&G-0sはデジタル系、C-10&B-10&D-01× 2台はアナログ系と振り分けて
いる。D-01の内部はD/Aなのでデジタルとアナログ混在しているが、実際の聴感上で
アナログ系のPI8から取った方がよかった。PI8の電源ケーブルはPLMMに変更している。

TRANSPARENT PLMM (PowerLink MM)   税込み定価¥226,800.→税込み¥170,000.
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/
         +
TRANSPARENT PI8   (PowerIsorator 8)    税別定価¥490,000.
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/power-conditioner/power-conditioner/

………………………………………………………………………………
ESOTERIC G-0s(税別¥1,200,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g0_g0s/index.html
        and
Acoustic Revive グラウンディング・コンディショナー RGC-24(税別48,000.)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31I6ZTeqTnL.jpg
        and
E.M.G-board × 2 (税別¥160,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/emg/
        and
ESOTERIC 7N-DA6100 BNC(Wordsync用) (税別¥240,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/mexcel/index.html

        □Power equipments□

電源ケーブルは自作ケーブル
これは実際試聴して市販ケーブルにも勝るとも劣らないものです。
電源のノイズは大部分をTRANSPARENT PLMM+PI8に任せ、空中から飛び込む電磁波は
導電性のカーボンチューブで軽減させている。そしてとっておきはファインメットコア。
・プラグはFURUTECH FI-50M(R)(税別¥27,000.)とFI-50(R)(税別¥27,000.)
http://www.furutech.com/ja/2013/01/26/912/
http://www.furutech.com/ja/2013/01/26/928/
・電源ケーブルはサエクのAC-7000(税別¥11,000./m)
http://www.saec-com.co.jp/product/power/ac7000.html
・被覆(外装用スリーブ)には電磁波対策としてカーボンチューブ
http://oyaide.com/catalog/products/p-3667.html
・各心線はファインメットコアに通している
http://www.hitachi-metals.co.jp/product/finemet/index.htm

このファインメットコアは一部自作オーディオマニアでは有名で、最近では
アコースティック・リバイヴのケーブルにほとんど採用されているほどである。
ファインメットコアは経験上電源関係にはいいが、シグナル関係は使いすぎると
中高音域にクセが出てしまう事に注意したい。
    ↓
TRANSPARENT  PLMM+PI8:デジタル関連用
http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/

………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

ESOTERIC 7N-DA6100 BNC(Wordsync用)×3 (税別¥720,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/mexcel/index.html

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
ESOTERIC P-01+VUK-P01(税別¥2,500,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p01/
        and
Acoustic Revive グラウンディング・コンディショナー RGC-24(税別48,000.)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31I6ZTeqTnL.jpg
        and
E.M.G-board × 2 (税別¥160,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/emg/
        and
SAP RELAXA 530(税別¥98,000.) 
http://www.yukimu.com/product/sap/board/relaxa530/relaxa530.html

        □Power equipments□
電源ケーブルは自作ケーブル→上記解説参照
        and
TRANSPARENT  PLMM+PI8:デジタル関連用
http://www.axiss.co.jp/ftran.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

ESOTERIC 7N-DA6300 XLR 1.0m×2 (税別¥560,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/mexcel/index.html

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
ESOTERIC D-01+VUK-D01(税別¥2,500,000.)
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/d01/
        and
Acoustic Revive グラウンディング・コンディショナー RGC-24(税別48,000.)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31I6ZTeqTnL.jpg
        and
E.M.G-board × 2 (税別¥160,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/emg/
        □Power equipments□
自作電源ケーブル→上記解説参照
        and
TRANSPARENT  PLMM+PI8:アナログ関連用
http://www.axiss.co.jp/ftran.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

PAD TANTUS XLR 1.5m×2

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
LUXMAN C-10(税別¥1,300,000.)
http://www.luxman.co.jp/cgi-bin/production/db.cgi?mode=view&no=332
        and
Acoustic Revive グラウンディング・コンディショナー RGC-24(税別48,000.)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31I6ZTeqTnL.jpg
        and
E.M.G-board × 2 (税別¥160,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/emg/
        □Power equipments□

自作電源ケーブル→上記解説参照
        and
TRANSPARENT  PLMM+PI8:アナログ関連用 
http://www.axiss.co.jp/ftran.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

PAD YEMANJA XLR 7.0m×2

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
LUXMAN B-10(税別¥1,300,000.)
http://www.luxman.co.jp/cgi-bin/production/db.cgi?mode=view&no=324
        and
Acoustic Revive グラウンディング・コンディショナー RGC-24(税別¥48,000.)
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31I6ZTeqTnL.jpg
        and
E.M.G-board × 2 (税別¥160,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/emg/
        and
H.A.L.'s original"Z-board"×2(税込み¥120,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html

        □Power equipments□
自作電源ケーブル→上記解説参照
    ↓
TRANSPARENT  PLMM+PI8:アナログ関連用
http://www.axiss.co.jp/ftran.html
………………………………………………………………………………
                ▽ ▽ ▽

PAD SHANGO Bi-Wi

                ▽ ▽ ▽
………………………………………………………………………………
B&W  Signature800(税別¥3,600,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto49-01.html
                 and
H.A.L.'s original“B-board”×2 (税込み¥256,000.)
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/B-bord.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/521.html
………………………………………………………………………………

まず、いっぺんに全てのコンポにE.M.G-board 2枚重ねとエソテリックCDトランス
ポーターP-01にはE.M.G-board 2枚重ね+RELAXA 530を導入。
ポンと置いた状態で電源を入れてみると静寂がそのままである。

私のシステムは上記のように20年位前リリースされたラックスマンのセパレート
アンプC-10&B-10を未だ現役で鳴らしている。

音質を優先したが為に電源を入れただけで「ジー」という残留ノイズがスピーカーか
ら聴こえてくる。E.M.G-board 2枚重ねが効いているのか、その音がほとんどしない。

今は亡き長岡鉄男氏の方舟に伺った時にC-10が無造作に棚に横置きにされていた。
「C-10は使わないのですか?」と氏に尋ねたところ当時のリファレンススピーカー
にしていた自作のモアイを指して「モアイは(超)高効率スピーカーだから電源を
入れるだけで、盛大に残留ノイズが鳴り、音楽を聴く以前の問題なんだよ」
「メーカーは頼みもしないのに使ってくれと勝手にコンポを置いていくから困るね。
たまる一方だよ」という様な旨を江戸弁でおっしゃっていたのを思い出す。

話を戻して、現在でも平均的な能率と思われるB&W Signature800でも残留ノイズは
気になる程度なので、パワーアンプ側のB-10の入力でアッテネーターのボリュームを
1〜2目盛回している。これがE.M.G-board 2枚重ねにした事により「残留ノイズは?」
という位静かになったのはうれしい副産物。実はこの事が後になって問題になるとは、
この時には夢にも思わなかった。
 
E.M.G-boardを全てのコンポに導入したいという思いは、川又さんより1枚だけ
お借りした時から思っていた。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0591.html

しかし7台同時購入となるとなかなかの出費である。どうしたものかと日々悶々と
しているうちに突然のE.M.G-board生産中止の報。
あるのは在庫品のみ、増産の予定は無いとの事。

「これは今しかない」と後先考えずに即7枚を発注。
ほどなくしてYour-price auctionにE.M.G-boardが大量に出品された時には衝動買い
で7枚追加で発注していました。

RELAXA 530はCDトランスポーター用としてリリースされた時から導入を決めており、
今回RELAXA 530の上にE.M.G-board 2枚重ねとエソテリック P-01を載せても余裕で
あった。

事前に反発力を重いのを見越して調整すれば、マグネットの反発のギャップも十分
たもたれており、便利だったのは水平器がボード(天板)に内臓されている事。
自前の水平器は必要無くなった。

現在のセッティングでまず聴いたCDは話題の宇多田ヒカルの「ファントーム」
自作インシュレーター(月刊stereoの江川氏が考案したもの)のブチルゴムの
落ち着きに2〜3日かかるので、一発目はルーズに流して聴いていたのだが一気に
1枚アルバムを聴き通してしまった。

彼女の音質的にも妥協しない姿勢はファーストアルバムからである。
システムは見違えるほど音質が向上している事が痛いほど分かる。

この時点では「現在のコンポの最大限のポテンシャルが引き出され、今までで
最高の音で鳴ってくれている」と半ば有頂天であった。

人間、上がれば下がるのが常。日をおいてじっくりと聴いてみる事にした。
幸いというか経験上手持ちのコンポは目覚めが早い。30分もすれば、寝坊助な
立ち上がりが遅い音→少しはしゃいだ音→安定した音になる。

聴いてみたのはこの前リリースされた渡辺美里の30周年アニバーサリー・リマス
タリング・アルバム「eyes -30th Anniversary Edition-」。

一曲目を聴く、「…ひどい」と頭をかかえる。リマスタリング盤でもある程度
オリジナル盤からの音質向上の予想はつくものである。

そのまま二曲目を聴いていくと尻上がりに音像・響きがよくなる。
「コンポが十分に温まって無いからか?」と一曲目に戻すとやっぱり狭い範囲で
縮まった音しかしない。

自分なりにかなり追い込んだセッティングをしているのでいくらかセンシティブな
面があるのは仕方ないが、それを考慮しても音が悪すぎる。

もっといい音で鳴るはずであると経験的に感じている。
「迷ったら元来た道に戻る」山登りの鉄則である。
一度頭をまっさらにしてセッティングを見つめ直す。

「う〜ん、これは関係無いかも」と思いながらB-10の裏に回り一目盛音声シグナルを
絞ったアッテネーターを元に戻して、その分音量が増したプリアンプのボリュームを
下げた。

「ビンゴである」。美里の声に輝きが増し、音場が左右にいっぱいに広がり、
スピーカーがまるで別物のように鳴り出した。災い転じて吉となす。

音声信号にたった一本の抵抗素子が悪影響を与えていたとは思わなかった。
今までは残留ノイズ対策のためB-10の入力手前でノイズを減らすものとして良かれと
思って使っていた苦肉の策(と妥協)で、音質的にもそれまでは聴感上特に問題ない
ものであった。

E.M.G-board 2枚重ねとRELAXA 530で各コンポのポテンシャルが上がり、搬送される
音楽信号の純度が上がった結果、アッテネーターの抵抗1つが大ブレーキになって
しまった形と推測する。

という事でラックスマンC-10の唯一の弱点であり逃れられなかった残留ノイズは対策を
施さなくてもE.M.G-board 2枚重ねで実際認識できないレベルまで下がっていた。

何時もそうだが、新しいコンポーネントやアクセサリーを導入するとおのずとシステム
全体の見直しまたは再セッティングにせまられる。

これが本来の形である事を念頭に置き、改めて宇多田ヒカルの「ファントーム」を
聴いてみる。
冒頭からダイナミックレンジの広さに圧倒され、先日のイージーリスニング的に
聴こえていた音は何だったのかと思い返す。

豹変するとはまさにこの事である。高音域も低音域も伸びる。
特に低域はリスニングチェアに座っている足の裏に振動として床から伝わってくる。

私は大音量派なのでマンションの1階角部屋である利点を生かしご近所からクレームが
こないくらいにボリュームを上げて聴いている。

床に伝わる振動はコンポに悪影響を及ぼしているのは明白である。
ここでRELAXA 530の威力が発揮される。空中を伝搬する音波(音圧)は仕方ないが、
床の振動からラックへそしてコンポに伝わる機械的振動は磁力で浮遊する事により
物理的に縁が切れている。

今まで微振動を受けつつ必死に正確にCDのピットをトレースしようと、CDの読み
取りレンズを3次元的に色々な方向へ動かしていたアクチュエーターは大忙しだった
のだが、RELAXA 530の上に乗せたP-01の中では振動から解放され涼しい顔で細かな
修正なしにCDのピットをトレースしている事だろう。

このCDのピットをトレースする際にレンズを動かすためにアクチュエーターに不規則に
電圧が変動及び電流が流れる事は音質に悪影響を及ぼす弊害はバカにならず、
エソテリックでは専用のトランスを設けているほどである。

余談であるが私が初めて買ったCDは渡辺美里の「eyes」。
CDプレーヤーはマランツのCD64。
当時は1本ゴキュッパ(¥59,800)スピーカーが各社から競うようにリリースされ、
後にも先にもオーディオコンポが売れに売れた時代で、秋葉原電気街はオーディオの
聖地であった。

私も御多分に漏れず、アルバイトで稼いだ20万を握りしめて某店(今では中国の方が
観光バスで乗り付けている)でサンスイのアンプAU-D607、アナログプレーヤーは
テクニクスのSL-2、スピーカーはパイオニアのS-100、カセットデッキもパイオニア。
チューナーはトリオにして、ほどなくしてCDプレーヤーも追加された。

今ではパソコン関係で有名なNECであるが、当時はアンプやCDプレーヤーにおいて
名器と呼ばれる製品を作っていた。当時総額20万のコンポで悦に入っていた頃は
30年後にはこのようなハイエンドと呼ばれるコンポに足を踏み入れるとは思いもしな
かった。

次に斉藤由貴 yuki’s museumより「MAY」。この「MAY」はオリジナルアルバム、
yuki’s BEST、このyuki’s museumと色々なアルバムで収録されているが、
音質的にはHQCD盤のyuki’s museumが一番である。

冒頭の左右のスピーカーの間を移動しながら鈴の音が転がり、最後に右上で「チ〜ン」
とベルが鳴るのだが、マスタリングの違いかミックスダウンで調整されたのか
アルバムにより音量が違うのである。

この「チ〜ン」というベルの音が「そうそうこのような輝きを持って響いてくれる」と
頭の中(想像)で鳴っている音が思い通りに鳴ってくれている。

次にコブクロのBESTアルバムから「桜」。ダイナミックオーディオ5555ではタモリさん
と共にH.A.L.Iにも訪問されました。コブクロの楽曲もスタジオモニターのみならず、
自前のスピーカーから音を出してチェックしているそうです。

この「桜」だが二人のハーモニーというよりはマイクを通さず目の前で歌っているよう
に、細かなニュアンスまで手に取るように分かってしまう。

メインボーカルは大黒氏が取っているのだが、コーラスとしての小渕氏のうまさが容易
に聴き取れる。
実際にはバックミュージックと共にボーカルもいっしょくたにスピーカーから音と
して出ているのだが、解像度が格段にあがった気象衛星ひまわりのように、目を凝らして
見つめるような事をしなくても、情報量が上がりつつも高い分解性能のため聴き分ける
のに苦労は無い。

非常に手垢のついた言葉であるが「持っているCDを全て聴き直したい」衝動にかられている。
今まで平凡に聴こえていたCDが「もしかして名盤だった!?」と認識が180度変わるかも
しれない。

モニターレポートの時にも予想はしていたが、E.M.G-board 2枚重ね×7台と計14枚
導入すると超強力。各コンポーネントのポテンシャルを最大限に引き出してくれるので、
自分のシステムを「今まで過小評価していた」という思いより「一段も二段もグレード
アップした」喜びの思いの方が強い。予想以上に今まで使っていたコンポの実力は高
かったのである。

P-01を載せ替えてRELAXA 530単体の使用前・使用後の違いも聴き比べたいが、
P-01単体でも相当な重量であり、時間も無いので今回はE.M.G-board 2枚重ねと
RELAXA 530総合的なリポートになりました。

             -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

T T様ありがとうございました。熱烈なご支持を頂きました事厚くお礼申し上げます。
今までにオリジナル商品として多数を販売してきましたが、このように評価して
頂けたことにただただ感謝あるのみです。

皆様のオーディオシステムにある潜在能力をどこまで引き出せるか、そのお手伝いが
出来たという事で私もほっと安心致しました。どうぞ末永くご愛用頂ければ幸いです。
本当にありがとうございました。

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!


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