No.0186 - 2003/7/3

東京都文京区在住　K・H 様より

モニター製品　ISTARU　 XLR

我が家のシステム
KRELL KAV 300iL ( AC TANTUS)
KRELL KAV 280cd ( AC TANTUS)
B&W N 804 with BRASS Shell
MIZUNOSEI XLR
MAXIMAS Biwire スピーカーケーブル
CRYO-L2

今回のMONITORに関しては、仕事の都合上あまり時間がとれなかったこと、CD
プレーヤーのリピート機能の調子が悪く、PADシステムエンハンサーで十分に
バーンインできていない可能性があるということを始めにお断りしておきます。

いままでいくつかの比較試聴（SHEERやBRASS Shellから種々のケーブル類まで）
でその大きな差異を感じてきたものでした。

しかし、今回のMIZUNOSEIからの変更では劇的に変化がみられるものではありませ
んでした。ほとんど変化を感じられなかったものもありました。

しかし、いくつかのCDでは差が出ましたのでご報告します。
キース・ジャレット『ケルンコンサート』：空間が前後左右上下へと広がりを見
せる。音場は広がるが逆に音のフォーカスが合ってくる。拡大されるとフォーカ
スが甘くなりそーな気がするのだが逆でしたピアノのペダルを離す音がよりはっ
きりしてくる。

アン・サリー『蘇州夜曲』ではヴォーカルの位置が高くなり口元が小さくなりま
した。小曽根真『We are all alone』、マンハッタントランスファー『A
NIGHTINGALE
SANG　IN BERKELEY SQUARE』では違いが分からず。コストをかけるだけの価値が
あるか悩むところである。

というようなレポートを書いてからかなりの時間が経過しました。

ケーブルをお返しするまでは ISTARUで聴いていたわけですが、MIZUNOSEIに
もどってからどうも空間が狭い。特に上から押しつぶされたようになってし
まった気がします。

ISTARU効果なのでしょうか？

ちなみに MIZUNOSEI XLR　1.0m を下取りに出して ISTARU XLR1.0mをモニタ
ー価格でとなるとどのような見積もりになるのでしょうか？

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K・H 様　お見積りのご依頼ありがとうございました。プラズマ仕様のケーブル
は以前にも増してバーンインに時間がかかりますから、最後の最後になって
空間表現の違いに気が付かれたことは何よりであったと思います。さて、これ
でPADのワンランク・アップとなりそうですね。ありがとうございました。