《HAL's Monitor Report》
No.0080 - 2002/2/16 東京都文京区 J・H 様 より モニター対象商品 GOLDEN SOUND-ACOUSTIC DISC http://www.inter-spc.co.jp/gs.html http://www.dhcones.com/home.html 今回ダイナの川又様とインタースペース西村様のご好意でアコースティックディ スクを試聴しました。 以下がその感想です。面白かった。 1. 音 試聴は、音の広がりと音質、分離、余韻などを見るため、交響曲・協奏曲・室内 楽と広くクラシック音楽を十数枚聴きました。 設置した直後からとても奇妙な感じに包まれました。部屋が広くなり、見通しが 大幅に良くなったのです。特に、天井が高くなったように感じます。こんな小さ な物体がこれほどの変化をもたらすとは驚きです。 音の消え方がなぜか生々しく聴こえます。気のせいか、音の勢いもエネルギッ シュというのではないのですが、尖る所は尖り、柔らかい所は柔らかく聴こえま す。さらに聴き込んで行くと、音色は何も変わっていない。と、でもこれは仕方 ないですね。このディスクは部屋の音響を変えるだけで、音そのものを変えるの ではないですから。でも、音そのものまで変化したのではないかと思わせる程の 変化でした。 ふーむ、こんな物がこれ程の変化をもたらすとは、どう考えたら良いんだ! 2. 設置 設置はとても簡単です。型紙のようなものが付属しているので、これを使って張 るだけです。張り替えたいときや、失敗したときのために、スペアのスティック パッド(?)が付属しているのは親切だなぁとおもいました。 3. 居住性 居住性というのは大げさですが、直径2cmx高さ2cmほどのアルミのディスクが部 屋の天井四隅に張り付いた姿は、なんとも気になりました。人によっては気にな らない人、この方がかっこいいと思う人もいるでしょう。慣れの問題かなと思 い、丸3日の間、我慢しましたが、慣れませんでした。この音を手放すのは思い 切り未練がありますが、大いに悩んだ挙句、取り外しを決意しました。はずした 後は、音が少し団子になったような気がします。ぐすん。 4. 試聴機器 CDP: Meridian 588-24 Amp: Goldmund SRI Cables: Transparent Ultra, MIT, ACDesign Zero, Camerot |