《HAL's Monitor Report》
No.004 - 2000/07/09
熊本在住 Takehiko 様 モニター対象製品 JEFF ROWLAND MODEL8TiHC 愛用システムの紹介
CDプレーヤー:DENON DCD−αS1 それは突然のことでした。 上記のシステムでおわかりのように、DVDオーディオを意識した構成を整えようと 思い、往年の名器M−07に未練はあるものの、なにかいいアンプはないかと、思い切って サウンドパークダイナの川又さんにお電話で伺いをした時のことでした。 ひょんなことで、私の口から出た愚痴の言葉。
私:「いいですよねー東京の近郊の方は、自宅のシステムで高価なアンプの試聴 川又さん:「貸しましょうか?」 私 :「へ?・・・」 川又さん:「送りましょうか、8TiHCの試聴機。」 私 :「はぁーーーーー??!!」 川又さん:「お望みのアンプ送りますよ。」 私 :「だっ、だって私、・・・熊本ですよー。」 そう、私は九州の熊本なのです。しかし、川又さんからH.A.L.'sCircleというも のがありシステム登録すれば地方でも試聴機を借りることができるなど、丁寧に説明していた だき、このような、夢のような話が冗談ではないと理解しました。 川又さん:「こちらから元払いで送りますので、返送料だけご負担をお願いいたします。」 私 :「ええ、もちろんそれだけでいいんですかー?」 川又さん:「あと、試聴の感想文をお願いいたします。」 私 :「げげっ!作文・・。」 小学校の作文で生みの苦しみを味わった思い出が走馬灯のように、頭の中を巡った が、なにせ8TiHCが借りれるのだ、本当に夢のような話ではないか。こんなチャ ンスは二度とないだろう。もう、穴掘りでも、うさぎ跳びでもなんでもしますよ。 私 :「お願いします、丁重に扱いますので貸してください。」 地方のオーディオ愛好家には朗報であります。このようないきさつで今回、モニ ターさせていただくことになったのですが、数百万もする貴重な品物を絶対的な信用のもと でお借りすることは私たち側も肝に銘じておかなければならないと思います。
さて、前置きがかなり長かったですが、このアンプの評価は皆さん雑誌などでご存知だと思います。 まさにそのとうりであります。
H.A.Lにアクセスされるような方は「そんな分かりきった事を」と思われるかもし
れませんが、初めてこのクラスのアンプを自宅で聞いた感動を素直に述べてみました。 もし、機会があれば8TiHCを試聴されることをお勧めします。(聴かなければよかったになるかも。) 最後に、乱雑な文章のお詫びと、このような機会を与えて下さいました川又さんにお礼を申し上げます。 |