2024年11月23日 No.0735
 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-H.A.L.'s Listening Session

新企画⇒H.A.L.'s Listening Session-Vol.1
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/news/1782.html

上記新企画にご参加頂いた皆様にお礼申し上げます。早速のご感想に感謝です!

今回お楽しみ頂いたのは下記のシステム構成による演奏でした。さて、ご感想は!?

H.A.L.'s Sound Recipe / HIRO Acoustic MODEL-CCCS 10AE-inspection system
https://www.dynamicaudio.jp/s/20241027172509.pdf

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Vol.3「目標とすべき音との差が認識できるの楽しいことです!」

東京都杉並区 M M 様より

前回の投稿をご紹介します。ぜひご覧下さい!
https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/fan/hf_hear0705.html

川又さま

昨日はありがとうございました。
やはりHAL1での試聴会は楽しいです。

10年前にHIRO Acousticを始めて聞かせて頂いた時にも、その透明度の高い音に
大変驚きましたが、10年経って、またすごい進化を遂げていることにも驚きです。

三つの比較試聴はいずれも一音聞いた瞬間に違いがわかるほど鮮明でした。

まず最初のオリジナルワイヤーをTa.Qu.To-SPL for HIRO Acousticに切り替えた時は、
音の味付けが濃くなったように感じました。

大貫妙子の歌のバックに入っている拍子木のような音など、減衰の仕方が自然なのか
電子的なのかがわからなかったのですが、明らかに電子的な効果だとわかりました。

様々な音の特性が色濃く出てきて面白かったです。

トゥイーターの位置を前後に5mmずらした実験では、霧がかかって混沌としていた
音が一気に晴れたような透明感の違いがありました。

古楽器と声楽・合唱による比較的編成の大きいバロック音楽でしたので、音像が
スッキリ晴れた時の爽快感は快感でした。

わずか5mmで驚きの違いですね。

最後にジャンパーワイヤーを使わずにバイワイヤーにした時は、特に低音の制動が
良くなり、リズムに芯ができた感じで音楽の流れが締まりました。

また、持参したCDを聴かせて頂きありがとうございました。

我が家の環境では、とても同じ音は出せませんが、それでもいつも聴いている
CDをHAL1で聴かせていただくと、スピーカー位置など調整する時の指針になりますし、
目標とすべき音との差が認識できるのはそれはそれで楽しいことです。

またぜひ色々な企画をお願いします。

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川又より

M M 様ありがとうございました。オーケストラ楽員としての活動もされ、生演奏にも
精通する見識をお持ちのM M 様に高く評価して頂き私も大変嬉しく思います。

先ずは当フロアーでの試聴会が楽しいと仰って頂けたことに、本企画のテーマと
している感動体験という目標が達成できたのではないかと感謝しております。

上記のように三種類の実験的比較試聴をお一人ずつに披露したものですが、M M 様に
提示した実験ではケーブルも何も変更しないという難度の高い比較試聴だったのです。

私がやったのはトゥイーターエンクロージャーを5ミリ前後させるという事だけ!

専門的に言えばフェーズアライメントとタイムアライメントによる音質変化と
いう実験であり、下記サイトにて原理が説明されています。
http://www.hiro-ac.jp/timealignment.html
http://www.hiro-ac.jp/technology.html

私が推奨する5ミリ移動させたポジションの変化と音質にズバリM M 様は耳と感性で
反応され解答を導き出したというエピソードでした。

頂いた感想の行間を読むという事は、この変化に驚き喜ばれM M 様の表情を予測する
という私の企みが的中した笑顔があったという事なのです。

M M 様の耳と感性の鋭さに感謝致します。そして、他での試聴会とは違う感動体験を
提供できたことを嬉しく思っています。ありがとうございました。

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!


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