2019年3月26日 No.0707 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-Enjoy H.A.L.2019 |
2019年3月17日 No.1534 新企画⇒Enjoy H.A.L.2019 Vol.3 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1534.html 上記新企画にご参加頂いた皆様にお礼申し上げます。早速のご感想に感謝です! 今回お楽しみ頂いたのは下記のシステム構成による演奏でした。さて、ご感想は!? H.A.L.'s Sound Recipe / HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso-inspection system Vol.2 https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/H.A.L.'s_Sound_Recipe-HIRO_AcousticC4CS_NewGrandioso-Vol.2.pdf -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.8「記憶としてストックされていくリファレンスとしての音!!」 東京都北区 T.O 様より 本日は素晴らしいシステムをおきかせいただきありがとうございました。 「Prisoner of love」や「告白」は自分でも機会があれば再生しておりましすので、 7Fでしか聴けない音というのはすぐに納得できました!! ライヴハウスのバスドラムの音は、うちや他所でもオーディオ装置ではなかなか 再現できないのですが、実際のアタック感に明瞭さを加えた低音だと思います。 ベースの音もライブハウスではギターのリフ等に埋もれて行方不明になっている ことが多いですが、角が丸くなくボディの詰まったマッシヴな表現。 それでいてPAではとうてい不可能な解像度も全帯域で実現しているのですから、 音だけで言えば実演を超えた世界に到達しようとしているのではないでしょうか。 「不安の時代」などのアコースティック音源でも、デジタル・ディレイとは異なった ピアノの自然な残響の質感や、オケの厚い響きに埋もれがちなコンバスのパッセージを きっちり表現していたと思います。 弦も鮮やかではあるがきつくなく、特定のピークを感じることはありませんでした。 こうした表現ができるのはスピーカーユニットの立ち上がり立ち下がりがたいへん高速で、 筐体が鳴らないこと、それにGrandiosoの制動力のおかげではないかと想像します。 塀のように前方に立ちはだかるエンクロージャは、音場の広がりに対しても妨げに なるのではないかと危惧していましたが、それは杞憂でした。 これは手持ちの音源でもシンバルの打点が左右の部屋の角あたりに定位することで 確認できました。 オーディオマニアでビョークを高く評価している人がいることは存じておりますが、 自分はうるさく感じることが多く苦手です。 しかし、アップコンバートの是非はともかく、先代機に比べ内部5.6MHzアップ コンバートのかかるP1x/D1xの方が聴きやすくなったというのは確かでした。 それは狭い音場内に固まっていたパートを横に音場を広げて再配置したおかげだと思います。 今回の会は音楽を楽しむというのが主題だったかと思いましたが、選曲やお話も 興味深く楽しむことができました。 特にオーディオ試聴会にありがちなクラシックとジャズだけの選曲にとどまらないのが 良かったと思います。 HIRO Acousticのスピーカー1本でさえ買うのがなかなか困難だと思いますが、今日の 会で記憶としてストックされていくリファレンスとしての音を増やすことができました。 おかげさまで、日々楽しく音楽を聴いている中で忘れかけていた、オーディオ的 課題を思い起こしたような気がいたします。次の機会にまたよろしくお願いいたします。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より T.O 様ありがとうございました。最後の「リファレンスとしての音を増やすことができた」 という一言で私の目的は達せられたものと思いました。正にその通りなのです! Enjoy H.A.L.というテーマのごとく皆様に楽しんで頂くということが主題です。 しかし、どのような音で演奏したら普段聴いている曲でも楽しんで頂けるのか、 という着目点に沿っての私の選曲と解説であったわけです。 T.O 様は本企画公開時には非会員でしたが、応募当日にハルズサークルにご入会 頂きましたので、上記の投稿は配信にてご覧頂ける事でしょう。 このようにH.A.L.で体験した音によって皆様の感性が磨かれていくことこそ、 私の使命であると考えています。 さて、次回のEnjoy H.A.L.はいつやるのか!? それには…、ある企みがありまして続報にご期待頂ければと思います! |
担当:川又利明 |
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