2018年2月11日 No.0685 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report - HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS |
Vol.6「我々が施工したお部屋で鳴らしたらどんな音がするだろうか!!」 H.A.L.'s Special Release - HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1449.html HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CSの予価が決定しました!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1451.html HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CSの展示期間は2月14日まで!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1455.html ■本試聴レポートは次の私からのお誘いのメールから始まったものでした。 https://www.dynamicaudio.jp/5555/7/rd/rd.html その対象は上記のように日本音響エンジニアリング株式会社の皆さんであり、 同社とのコラボレーションで ハイエンドオーディオルームの制作を手掛けて いるわけですが、その空間で演奏する最高峰の音ということでHIRO Acousticの トップモデルでの音質を設計者の皆さんに体験して頂くことが将来的に有意義で あると考えたからです!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 日本音響エンジニアリングの皆様へ いつもお世話になります。 先ずは下記をご覧下さい。 これと同じ情報を送ったところ、私のVIPが次々に来店されて試聴しています。 添付写真のHIRO Acousticのスピーカーは総重量は300キロを超え、価格は4800万円 前後を想定しているものですが、御社の皆さんも後学のために聴いてみたいという ことでしたら試聴の時間を作っても良いと思っています。 ゆくゆくは当フロアーの音響環境のアップグレードをしたいものですが、 そのリファレンスとなるグレードの音を体験しておかれるのも良いと思いました。 御社が作ったオーディオルームでこそ鳴らしたいスピーカーでもあります。 ご検討よろしくお願い致します。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 株式会社ダイナミックオーディオ 川又店長 この度はHIRO Acoustic MODEL-C4CS を試聴させて頂きて誠にありがとうございます。 本スピーカーは私に先駆けて弊社の他の者が試聴させて頂いたのですが、とにかく 今まで聴いたことのない音がする!! と興奮気味に話しており慌てて試聴のお願いをした次第でございます。 HIRO Acousticのスピーカーは、我々が手掛けさせていただいたお部屋にダブルウーハー タイプが導入されている事例があり、その凄さ我々もよくよく体感しているものでした。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1401.html その音を知っている者が絶対に聴いた方がいいという音は、いったいどんなもの なのだろうと前の日は思いめぐらせていましたが、結果はまさに“衝撃”という 思いが頭の中を走り抜けました。 特にパーカッションや大口径の太鼓の立上りの感じや、皮が空気を震わすニュアンスや 音が減衰していく様は今まで経験したことのある音とは全く異なり、まさにF1カーが 目の前を通り過ぎてくような感覚でした。 試聴後に社内の人間にどんな音だったのかを説明するための言葉を探しましたが、 とても全てをうまく表現できるものではありませんでした。 我々は音を良く聴かせる空間を作るにはどうしたらよいだろうか? ということを常々考え、それと同時にこのスピーカーをどう鳴らせばいいのだろうか? をイメージしております。 今日聴かせていただいたHIRO Acoustic MODEL-C4CSを、我々が施工したお部屋で 鳴らしたらどんな音がするだろうか!! なんて夢を描きながら本文章を書かせて頂いております。 もし今後そのような素敵な機会に巡り合うことが出来るか分かりませんが、 その時には最高なものが作れるよう我々一同日々精進して参りたいと思います。 今回はただ試聴させて頂いただけでなく、我々の勉強にということで細かなご説明や、 各ユニットの重要性を確認するための実験までして頂きながら進行していただき、 誠にありがとうございます。 特に今回は弊社の若手も試聴に参加させて頂いたのですが、普段ハイエンドの世界に 触れたことのない者へのとても大きな刺激となり大変貴重な体験をさせて頂きました。 お忙しい中我々のために貴重なお時間を割いて頂き誠にありがとうございました。 末筆ながら、今後ともご指導ご鞭撻のほど重ねてお願い申し上げます。 日本音響エンジニアリング株式会社 企画室 K.N ------------------------------------------------------------------------ 今回初めてダイナミックオーディオさんを訪問させて頂きました。 HIRO ACOUSTICの音を聴くことだけでなく、ハイエンドオーディオの音を聴くこと 自体初めてでした。 プレイヤー、アンプ、スピーカーに加えて電源など細部に至るまで、このように 整えられた環境で音を聴くことができ、とても貴重な体験をさせて頂きました。 最初に音が出た時にはその迫力と空気感に驚きました。 音楽を聴いて楽しむということだけでなく、ひとつひとつ発せられる音を聴くと いうことを試聴を通して教えて頂いたように感じています。 川又さんのお話にもあったように、いつか私にも音が見えるかのように音を聴き、 感じることができるようになりたいと思いました。 お忙しいところこのような機会を設けていただき本当にありがとうございました。 日本音響エンジニアリング株式会社 音空間事業本部 T.S -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より 日本音響エンジニアリング株式会社の皆様ありがとうございました。先日はお忙しい中で ご足労頂きまして、更に貴重な時間を割いて頂きました事にお礼申し上げます。 「音が見えるかのように音を聴き、感じることができる」というお言葉を頂いたのは 同社に入社したばかりのT.S様という若い女性担当者からのものでした。 公のwebサイトで公開されているので特に問題はないかと思いますが、私はT.S 様の 出身大学に興味が湧いてお尋ねすると下記の九州大学とお答え頂きました。 http://www.ad.design.kyushu-u.ac.jp/ 卒業生の進路にも日本音響エンジニアリング株式会社があります。 http://www.ad.design.kyushu-u.ac.jp/graduate/index.html 私はT.S 様に音速は? 波長の算出法は? 音波の回折や反射などの音響後学の基本的なことや、 スピーカーの動作原理などお尋ねすると全て即答されました。当然のことですが。 電子回路、デジタル関係などのエレクトロニクス分野ではオーディオ業界でも 専門的かつ優秀な人々が多数いるわけですが、このようなオーディオという趣味に 近い音響工学的な知識を持たれている方は大変貴重な存在です。 電子関係の設計者に突然音響のことを尋ねると答えに詰まっておられたような こともありましたが、電気的・電子的知識と音響工学的なことはちょっと分野が 違うものでしょう。 そういう意味では日本音響エンジニアリング株式会社としては貴重な人材を獲得したと 私は思いますし、基礎が分かっている方なので私も説明がしやすかったものです。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto06.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto07.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto08.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/oto/oto40.html 「私は音が見える」という喩えをしましたが、懐かしい25年前に印刷物として 配布していた上記の随筆などは「音が見える化」のスタートラインでした。 スピーカーという道具に色々なテストを行ったり、使いこなしの面で興味本位での 実験でセッティングや環境を変えたりとか、職人的修行時代を送ってきた今の私は 「音が見える」という喩えのように現場でのノウハウを持ち得ていると自負しています。 つまりは、スピーカーが発した音波がリスナーの耳に届くまでの空間で何が起こるか、 という現象の把握と経験則が音の職人たる人材の技量とセンスになるわけです。 HIRO Acousticの開発者は廣中さんですが、その開発された新技術やノウハウによって 音質的な選択肢を試聴して決定させて頂いたのは私です。 つまりは、廣中さんは素晴らしい食材(道具)を作り出してくれましたが、それを 調理し人間の耳で美味しいと感じられるように方向性を決定してきました。 その意味では、このMODEL-C4CSという存在は、過去のHIRO Acoustic製の3ウエイ 各々のスピーカーコンポーネントに対して、何も足さず何も引いていません。 正に、そのままの各コンポーネントを追加し組み合わせただけなのです! しかし、それは一足す一が二ではありませんでした! 三なのか五なのかは聴かれた人にお任せします! ただ、そこに「音の職人」的なセンスが発揮されていたことはご理解頂ければと思います。 そして、このスピーカーによって私はハイエンドスピーカーにおける定義づけを し直すことになりました。音質を表する基準が更に厳しくなったと言えるでしょう。 それを踏まえて史上最高という音質に更なる自信を高めていくことが出来たのは、 上記のように音に対するプロフェッショナルからのお言葉であったのです! ありがとうございました。 |
担当:川又利明 |
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