H.A.L.'s Hearing Report-The Sonus faber!!


No.0599 - 2011/2/23

仙台市 K.T 様より

この素晴らしいスピーカーの登場は静かに、そして着実に日本のオーディオ
シーンに波紋を投げかけ始めています!!先ずは↓これでしょう!!
 
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/772.html
 
そして、体験したハルズサークル会員からも続々と!!
 
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Vol.7「The Sonusfaber主演によるH.A.L.コン!!」
 
前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0595.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0593.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0592.html
 
以前の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0551.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0516.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0507.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0501.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0495.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0488.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0469.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0457.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0455.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0450.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0444.html
 
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HAL 川又様
 
お世話になっております。仙台のK.Tです。
 
先日は、(って結構日数が経ってしまいましたが(^^;)素敵なコンサート
ありがとうございました。
 
今年、最初のコンサートはHALコンでした。
オール・ワーグナー・プログラム。
特等席に着いて、開演。
 
まずは、ティーレマン指揮バイロイトライブの『ニーベルングの指環』
「神々の黄昏」から、"ジークフリートの葬送行進曲"、とラスト、
"ブリュンヒルデの自己犠牲"を。
 
The Sonus Faber + full soulution のぺアは何度聴いても素晴らしい!
 
あのバイロイト劇場の雰囲気をほぼ原寸大に再現してくれる。
HALが遥かバイロイトの地へ瞬間移動したかのような臨場感を味わえる。
そこへ持ってきて、ティーレマンの濃い音楽が、これでもかという勢いで
迫ってくるのだから堪らない。
 
もう、ただただ音楽に身を委ね、目には見えない舞台に思いを馳せる。余計な
演出に惑わされることなく、ひたすら音楽のみに集中できるこの環境は感涙もの。
 
次は大好きなヴァルトラウト・マイヤーがイゾルデを歌う、バレンボイム
指揮、ベルリンフィルによる「トリスタンとイゾルデ」から"愛の死"。
 
マイヤーが自分のためだけに歌ってくれているかのような錯覚に陥る。
なんて贅沢な瞬間!
 
同じ時代に生きていることを感謝している歌手で、実演でも色々聴いているけど、
ベストな歌の一つがここHALで体験できている。
生の迫力が、ここでも原寸大で味わえる。
 
今度は、ティーレマン指揮バイロイトライブの「ワルキューレ」を。
 
『ニーベルングの指環』約15時間におよぶ大作の中にライトモティーフと
呼ばれる旋律があまた存在する。
その中で、たった2箇所にしか現れない、美しい旋律がある。
それが、愛と救済のテーマ、と呼ばれるもの。
 
先ほど聴いた「神々の黄昏」のラスト部分が1箇所。もう1箇所がこの
「ワルキューレ」の第3幕に出現する。
ということで、有名な第3幕冒頭の"ワルキューレの騎行"から聴き始める。
 
荒々しい音楽が鳴り響き、けたたましい叫び声がHALを満たしていく。
そして、いよいよ、"愛と救済のテーマ"に。
う〜む、素晴らしい!
 
感涙に咽んでしまう。
ティーレマンも抜群のサポートでケレン味たっぷりに聴かせてくれる。
 
そして、最後。「ワルキューレ」から第1幕を。
 
この時点で既に1時間以上聴いている。が、時間を見てビックリ。
あれ、さっき聴き始めたと思ったのに。
かように楽しい時間というのは矢の如く駆け抜けていくのか。
 
前奏曲の嵐のシーンからすっかり惹き込まれる。
ジークムントとジークリンデの探りあいから、フンディングの登場で緊張感が
高まり、と眼前にドラマが展開していく。う〜む、気持ちいい!
 
そして、霊剣ノートゥングを手に入れ、ジークムントとジークリンデが二人
手を取り合って去るラストの美しさ!
原寸大以上のリアリティで持って迫り来る音の大洪水。
 
流れるメロディにたっぷり浸る至福の時間でした。
 
しかし、こんな凄いコンサートを体験しちゃうと、今後の実演はえらく
ハードル高くなっちゃったな。
 
ワーグナーをこんな選曲で聴けるってのも無理だろうし(^^;
なにより。感動レベルがHALコンを超えるのは大変かも〜(笑)
 
今回も素敵な時間をありがとうございました。
 
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川又より
 
K.T 様ありがとうございました。今回も熱烈な投稿を頂きありがとうございました。
そうですね〜、このスケール感はThe Sonus faberならではのものであり、
劇場のスクリーンで見る視野角の広さを耳で感じるようなものでしょう。
 
私も日々このThe Sonus faberを研究しておりますので、近い将来には私の
分析と評価を皆様にお知らせすることが出来ると思います。長年に渡る私の
体験の中でもベストをひとつ上げろと言われればThe Sonus faberを主演と
してのシステム構成で音楽のドラマを作り上げたいと思っています。
 
これからも皆様の体験をお勧めして参りますので、ぜひご来店下さい!!
ありがとうございました。<m(__)m>


HAL's Hearing Report