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No.0585 - 2010/9/24 神奈川県川崎市 K.K 様より 以前にも下記に登場して頂きました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0577.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0464.html 店長 川又様 いつもお世話になっております。 9月16日に東京フィルのコンサートへ行ってきました。 そこでHB-1との出会いがありましたため、川又さんにお知らせしたくメールを 書きました。 http://www.tpo.or.jp/concert/detail-1357.html コンサート会場に着きステージを見ますと、ステージの左右にHB-1が置いて あるではありませんか!! 記憶を辿ると、東京フィルにHB-1を購入頂いたエピソードのメルマガを思い出 しましたが、そんなことはすっかり忘れていたため、ステージにあるHB-1を 発見した際は大変驚きました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/707.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/720.html HB-1の登場は、2曲目でした。 中央にギター奏者のステージが用意され、そのステージの左右にはHB-1。 カラーはメイプルです。ステージの色と同系色で、またサイズも小振りですの で、後ろの席の人はスピーカーの存在に気づかれなかったかもしれません。 ホールはオペラシティです。 http://www.operacity.jp/concert/facilities/ch.php ギター奏者は荘村清志氏。ロドリーゴの「ある紳士のための幻想曲」を演奏 (ちなみにアンコールはアルハンブラでした)。 ピアノやバイオリンならオケとの調和が図れるますが、ギターでは音量不足。 それを補強するためにHB-1を導入されたのですね。 スピーカーを通した音という感じが全くなく、オケとの調和が図れ、素晴らし いギター協奏曲でした。6列目と結構前の方でしたが、ギターの生音とHB-1 からの音が分離せず、違和感なく聴くことができました。 私の駄耳でも、自然な感じが伝わってきました。 そしてその次の日に、川又さんからのメルマガに次の記載がありました。 「自分は不自然にお腹にドスドス響いてくるように作られた低音は好きでは ないんだ。それで、クテマではコンサートホールで聴くような自然な低音 デザインを心がけた。それにしても最近多くないか? ドスンドスン痺れるように誇張した低音。それがいい音のバロメータだと 思われてもねぇ〜困るよ」 最近コンサートへ行くと、スピーカー更新を考えていることもあり、 「実際のコンサートでは低音はどう聞こえるか」ということを気にして聴いていま す。 そして16日に思ったことが、メルマガに書いてあり驚いた次第です。 ティンパニーのマレットにはフェルトなどが巻かれています。 ちなみに古楽ではフェルトなどを巻いていなかったそうです。 現代では比較的ソフトに聞こえるように変化(進化?)しています。 実際に聴いて、ソフトな低音がリアルと理解するようになった次第です。 そうです、確かに自然な低音が必要なのです。 気がつけばHB-1からKtemaに話しが変わっていますが、今の心境をお伝えした くメールをしてしましました。 1,600人くらい収容できるホールですが、HB-1に気づいて、試聴会の如く聴いて いたのはきっと私だけでしょう(笑) ギター奏者の荘村氏より、HB-1を見ている時間が長かったかもしれません。 HB-1とオケとのコンチェルトを期せずして聴くことができました。 以上"驚き"をお伝えしたくメールをしてしましました。 これからもよろしくお願いします。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より K.K 様ありがとうございました。貴重な体験をされたわけですね〜。そして、 スピーカーで聴く低音とコンサートでの低音との比較考察は誰しも思い当る 事だと思いますが、実際にはオーディオシステムで聴く音はコンサートでの 音質とは根本的に違うという事実もご理解頂ければと思います。 録音という作業とミックスダウン、そしてマスタリングという経過を経て レコーディングサイドの感性にて作られた商品としての演出が多分に含まれる のがCDなどですから、いわゆるお化粧が施された音質という事になります。 私は生演奏、ライブの価値観は演奏者と時空間を共有しているいう体験が全て だと考えています。コンサートホールでも席によって音質が違うのは当然の 事でしょうし、ライブが必ずオーディオシステムの音質を上回るという保証は ないものです。それは、音質の物理的な評価基準によって述べることが出来ます。 しかし、ライブの醍醐味は周波数特性やダイナミックレンジという性能表記に よって語られるものではありません。 正に生きているライブという体感そのものだと思うのです。 私はHB-1がオーケストラの楽器の一つとして溶け込んでいたというK.K 様の コメントが大変良く理解できます。だって、ここでも(再生音を出している のではなく)演奏しているからなのです!! そして、Ktemaも同様なのです!! 大小二つの響きを作るスピーカーとは楽器の演奏という行為に近い存在である ということを私は毎日実感しているものです!!この体験を皆様もどうぞ!! |