《HAL's Hearing Report》
No.0116 - 2002/11/27 仙台市在住 M・W 様より 東京に学会出張で昨日のよる帰ってきたのに今日はまた当直です、なかなか ゆっくりaudioできない辛い日々が続いています。 学会&ホテルがお茶の水だったので空き時間に久しぶりに川又さんのところ にうかがうことができました。 直前にメールしてたのと途中まで他にお客さんいなかったので、久しぶりに ゆっくり聴かせてもらうことができました。デジタル系はいつもの組み合わせ (バージョンアップしたP0が気になりますが)マランツのプリとストラーダ 8台とノーチラスという組み合わせでした。 RR http://www.ReferenceRecordings.com/new.HTML のREVERIES/ Eiji Oue/ Minnesota Orchestraとノジマのピアノソロなどの最近お気に入りのソフト を持っていき試聴させていただきました。 まずはオケ(REVERIESのなかのファーレのパヴァーヌなど)を聴くと、サウン ドステージの広さと奥行きはさすがにすごいものがあります、弦の響きや 個々の楽器が全部見えるような解像度もさすがです。 ただマランツのプリ2台(コンプリートバイアンプ?)だったせいか左右の セパレーションがよいのはわかるのですが...何となくサウンドステージの 真ん中がうすい感じがしました。 もちろん真ん中にあるべき楽器はちゃんと真ん中に定位するのですが、個人 的には(ジェフのオーナーの私としては)コヒレンスとかのふわっと広がる 音場感の方が違和感なく聴けるかも。 HALで(ノーチラスで)ピアノソロを聴くのは多分初めてなのですが、ノジマ のリストは良かったです。ハンブルグスタインウェイ(ニューヨークスタイ ンウェイとはやっぱり違うんですよ、どう違うのか説明するのは難しいので すが)目の前約3mぐらいのところにあって斜め35〜40°ぐらいに設置されて、 いてノジマのタッチだけじゃなくて弾くときの筋肉の動き、鍵盤、ハンマー、 弦、フレーム、反射板.....すべてがそこにあるかのようでした。 ストラーダ(音が濃厚でこれはいいアンプですね)との相性がよかったのか もしれません。 Channel classics http://www.channelclassics.com/のPieter Wispelweyは なぜか全然良くなかった。ソフトのせいでしょうか?ウチで聴くとなかなか いいのですが。 HALのノーチラスをはじめとする素晴らしいシステムをそのまま自宅に導入 することは経済的にもなかなか大変ですが、HALや仙台近郊のaudiofileの お宅の素晴らしいシステムを拝聴すると自分のシステムの音だけを聴いて いたのでは気づかなかった、自宅のシステムの音を良くするノウハウやヒン トをいっぱい発見できてとても勉強になりますね。 これからもよろしくお願いします。 |