《HAL's Hearing Report》


No.0092 - 2002/6/22

埼玉県川口市 K・A様より SAP RELAXA2PLUSお買い上げレポート

使用システムは

SPEAKER         CELETION  SL-600
INTEGRATED AMPLIFIER   J.R.D.G. CONCENTRA
CD PLAYER        DENON   DCD-S1
Phono Amp        Maranz           PH-1

以上を以前にやはりAOPで購入したZOETHCUSに乗せています。
CDはトップローディングのためラックの上段への設置が必須。

アンプも電源をいれたままにするためには、発熱を考慮すると
上段が必須。その結果、聞く機会が少ないアナログの設置を試行
錯誤していたのですが今回RELAXA2を利用することといたしました。

AD Player        NOTTINGHAM      INTERSPACE
Cartridge        Ikeda           9S

カタログ値21kgのINTERSPACEをのせ、浮遊状態を確認しました。

試聴してみると、音の鮮度が上昇したような印象です。
音場が広がっているし、エネルギー感も上がってはいますが、
それ以上に一つ一つの楽器の音がフレッシュになったことを
強く感じます。

バルトーク弦楽四重奏第3番(東京クァルテット)では、なかなか
うまくでないビオラの音色が少しそれらしく鳴りはじめました。

NEFERTITI(Miles Davis)では、ロン・カーターのベースがやや
置くに引っ込んだ様な気がしたものの、そのかわりに、トニー・
ウィリアムズの才能と元気が溢れ出してきました。

マイルスとショーターの音の溶け合い方も妖しい魅力のようなものが
増加し、まだまだ調整でよくなりそうな期待をもたせてくれます。

SUPER GUITAR TRIO LIVE 一曲目のイントロに入る瞬間のテンショ
ンの高まりが印象的。ギターのリアリティが格段に向上しました。

アナログシステム自体が、セッティングに限らず満足な調整ができて
いないのですが、とりあえずRELAXA に置いただけで1歩前進しました。

しかしながら、潜在能力は15歩ぐらい先まで行ったのではないかと
期待させるものがあります。これから、じっくりと楽しむことが出来そうです。

川又様、ならびにユキム様、
ありがとうございました。




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