NAGRAがアナログ再生機をスタートさせた。
昨年2021年にナグラ(NAGRA)は、創立70周年を迎え ナグラはターンテーブル
にトーンアームを登載した初のレコードプレーヤーシステムを発表されました。
70台限定生産の1台が入荷した。
白く清潔感のある少し大きめの箱が4つ。ベースシャーシーから設置が始まる。
電源部と操作部分は見慣れたNAGRAの顔ですが全体の重量を支えるベースと
フローティング構造など考えるとどうしてもこの大きさになってしまう。
モータードライブシステムの構造的な美しさと職人の巧、まるで時計ムーブ
メントの装飾模様?機械式時計を眺めているような感覚!これも拘りの一つ。
トーンアームについてはパイプ中間層には振動を無くす為の木材とカーボン
ファイバーを2重にして剛性と防振性の向上をはかる。
ベアリングはシンプルにシリコンダンピング。テーパー形状の受けが特徴的
で所謂ワンポイントと考えてもよい。
アームパイプの軸となるピボット部の真上方向に出力ケーブルが直に出ている
その先端にはLEMO端子が装着されプレーヤー本体の背面にXLR端子とRCA端子の
出力2系統備わる1系統にLEMO端子入力が1つ備わり差し替えで出力選択する。
早速 My Sonic Eminent GLを装着し暫くランニング。価格の割に素性が良い
モデルで分解能、低域の力感など期待できる製品です。此処で聴くNAGRAは
とても立体的で奥行き広がり高さなど見事なほどにこれ以上の注文は有るもの
なのか凄いものを聴いているのです。
一聴して安定感が伝わる事とおもいます。
暫くこの環境が続きますのでどうぞ、機会が有りましたら一聴されたし。
Anniversary Reference Turntable 税込定価 ¥22,990,000
主な拘り項目
*180°対向配置2モータードライブシステム
*速度安定性
*オープンリール式ベルトシステム
*航空宇宙材料のプラッター
*22ミリ厚メタクリレート製プラッター 時計を思い出すようなキャリバー
*精密力学ベアリング
*純銅のウエイト
*シャーシとサブシャーシ
*時計職人調整精密トーンアーム
等など 詳しくは下記でご覧いただけます。
http://www.taiyoinc.jp/products/nagra/reference_anniversary_turntable/index.html
総重量80Kg
|