http://www.electori.co.jp/FirstWatt/SIT-1.pdf
上記を見てワクワクするのは私だけでは無いと思います。あのネルソンパスが "Kitchen-table"
ハンドメイドという事ですが、Pass Labsとは別に生産台数は期待できないが高価な
素子を使ってのシングルエンド、ゼロフィードバックのアンプを作りたかったので
しょう。作った甲斐が有り凄いアンプと言える部類に入ったと思います。
Threshold SL10 格好の良いプリアンプです。
Threshold Stasis 1 1台¥1,790,000(1982)
その当時もデザイン良し、音も良しで一世を風靡したThesholdでしたが、4000Custom
は時に上方向へ伸びるLEDレベルメーターが釘付けでした事を覚えて居ります。
以後、新たな会社(Pass Labs.)を設立して現在ですが一貫して方向はぶれて無いが
今回の手作りのアンプは電源スイッチを入れたとたんにギョッと思う。実際私がそう
でしたので如何か質感は申し分なく後は、パワー感ですから能率が悪いスピーカーは
難しいとは思います。
JBL DD66000はOKでした。B&W 800SDも私的にはOKです。
だってそんな爆音を出さなければ問題無いです。
併せて今回発売になったモデルでステレオアンプのSIT-2がございますが最初私が聴い
たのはSIT-2でした。(SIT-1の入荷が遅れていたので)SIT-2で聴いてぶっ飛びました
から設置する場所の余裕のある方はSIT-1を進めます。
(発熱は有りますのでラックの選択は慎重に)
節電の話が出ているのに消費電力200Wですから(そんなでも無いですか?)常時食っ
ちゃうんですね!ちなみにあのGlass Master SD-2.0は400W?位かと記憶しております。
多飯を食うのは音が良いですね!という事ですか?
SIT-1 Arion LINE1 Glass Master SD2.0
合わせるプリアンプですが以前から温めていたArion Line 1プリアンプを使いたかった
のです。試作機が入荷したタイミングではSIT-2との組み合わせが出来良い事ばかり
記憶に残り何度も感心したものです。
そんな訳で今回のArion Line1の出来の良さも有りより注目されるのではと思います。
流れはあのコニサーですので聴けばわかるはず。多くを見直しており特にボリューム
などは以前よりも圧倒的に扱いやすくなっております。
勿論今回は、小音量にも問題無く対応が出来るものになっているところが良い。
さあこの音で価格は 税込定価¥1,575,000です。
http://www.scantech.co.jp/arion_line1.html
今後、各方面で話題になるのではと思います。特にこのペアは興味深いです。
出力;10Wのパワーとは思えない凄みさえ感じられるこのパワーアンプは一体これから
どんなスピーカーまでも馴らしこめるのかが今から本当に楽しみです。しかしそれは
合わせるプリアンプの仕事量も関係してくると言う事も忘れ無く。
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