静岡県浜松市 :S様別荘 |
51回目は、静岡県浜松市S様別荘へ
「ちょっとおじゃまします。」 S様と出会いは2011年初夏。 当時当フロアでも人気のスピーカーの一つだったLINDEMANNのスピーカー BOOGIEをご試聴したいというお問い合わせからでした。 愛知県在住でメインのオーディオシステムは静岡県浜松市の別荘ということでそこでのスピーカーが欲しいということでした。 遠方からご来店いただき、そしてご試聴という流れで、このLINDEMANN BOOGIEをご購入いただきました。 これがS様との初めての出会いとなります。 その後は以前より所有しておりましたLINN AKURATE DSからKLIMAX DSのニューヴァージョンへの買い替えをしていただいたのが翌年の2012年春。 その時のS様のシステムはOCTAVEのプリアンプHP500SEとパワーアンプRE290というOCTAVEの組み合わせでした。さらにアナログプレーヤーはHOLBORNとTHALESという組み 合わせでした。 その後にPC AUDIOを中心としたサブシステムということでDACプリのAurorasound CADA USB タイプとパワーアンプHEGEL H20。 そしてLINDEMANNよりも前に使用されたていたAUDIO MACHINA CRMで豪華なサブシステムを構築いただきました。 こちらも2012年の春でした。 S様はPCをトランスポートとしたシステムへのこだわりもあり、その後オーディオPCとしてエミライ扱いのACROAMAの購入。またANTELOPE TRINITY+10Mを追加してさら にグレードを上げていかれました。 それからケーブル、インシュレーター、ラック等のグレードアップ。特に2012年秋にはスピーカーケーブルとしてヨルマデザインのORIGOをご注文いただいております。 それからサブシステムのアンプがEINSTEINのTHE ABSOLUTE TUNEに変更になっております。 その年の冬にオーディオルームのリフォームという話があり、 それに伴いスピーカーの買い替えをご検討いただいておりました。 お選びになったスピーカーがSonus faber ELIPSA。S様はどこかでご試聴され印象が非常に良く、店頭でご試聴したいということでご来店いただいたのが、2013年の2月 15日。 その時にはAUDIO MACHINA CRMとLINDEMANNのBOOGIEを並べてご使用いただいており、気分で2セット使い分けておりました。 試聴等、設置等の判断の結果、リフォーム完了後に納品ということでELIPSAへの買い替えをご決断いただきました。 先にサブシステムのAUDIO MACHINA CRMを送っていただき、その後下見もかねてLINDEMANNを引き取りにお伺いしたのが、その年の7月となります。 この日が初めてのご訪問となります。 実はこの間もいろいろお話が進み、OCTAVEのパワーアンプもリフォーム完了後に納品ということでRE290からMRE220にグレードアップもご決断いただきました。 リフォームも終わり、納品にお伺いしたのが、9月8日。 その時はSonus faber代理店のノアの担当さん、そしてOCTAVEの代理店フューレンコーディネートの担当さんと3人で出かけ、セッティングさせていただきました。 その納品が昨日のことのように思い出されます。 納品後焼津へ移動し、お客様と納品の打ち上げを行い、そのまま一泊をしました。 その翌日には贅沢にもお客様の知り合いのヨットに乗せていただき駿河湾クルージングを楽しみました。こんな経験はなかなかできないですね。 話は変わりまして、S様はお仕事でドイツに行かれるということで、出張が決まった時点でOCTAVE訪問のご相談を受けました。 代理店経由でOCTAVE社長ホフマン氏にアポをとっていただき、S様のドイツ出張の際の訪問が実現しました。 それは納品の数日後です。 その時のS様のコメント Octave Audioへの訪問、思い出に残る大変楽しい経験に成りました。 車をやめて、列車で移動したのですが、駅からの送迎もしていただき、2時間半ほどの訪問をしました。従業員14名の工房は、工業団地に位置しているのにも拘わ らず、森林に囲まれた静かな環境で、想像通りの佇まいでした。 Hofmann氏の音楽に向き合う姿勢に、意を同じくすること大でした。過度な機器に頼るのではなく、基本に忠実に、アーティストのメッセージを簡潔に再現すること、 それらを日常生活に組み込むこと等、大変好感が持てるものでした。Testing room兼、試聴室での彼の機材取り扱い仕草へもその姿勢が感じられ、楽しく拝見しまし た。 特に、220+Jubelee Pre+phonoで聞いたLPは、精緻さの中に自然なサウンドを醸し出すもので、大変印象的でした。 以上S様コメント 今年ホフマン氏を交えた試聴会も開催しましたが、直接お話しすることでよりOCTAVEへの愛情がわいてきましたね。 私も常日頃こういう経験をしたいなと思っておりますが・・・ さてその後もS様の情熱は陰りも見せず、その年の年末にオリオスペック社のRitmoとMSB ANALOG DAC。 H.A.L.3で開催しておりますPC AUDIO、ネットワークオーディオのイベントも遠方でありながらご参加いただけ、本当にうれしい限りで、 またその熱心さには本当に頭が下がります。 2015年春、ドイツホフマン氏のデモンストレーションの感動を手に入れるために2014年春にHP500SEから念願のOCTAVE フラッグシップモデルJUBILEE PREへの買い替え をご決断いただきました。今までお使いのHP500SEはフォノ入力がありましたが、JUBILEE PREには装備されておりませんので、PHONO MODULEも同時にご購入いただきま した。その納品にお伺いしたのが、9月12日。やはりフラッグシップのJubileeは一味も二味も違いましたね。 その年の秋にはPC AUDIOの追求は一旦終え、更なるアナログの世界に飛び込んでいただきました。あの高級アームAcoustical Systems Axiom tone arm Rhodiumと Dr.Feickert BLACK BIRDの組み合わせでカートリッジはJan Allaerts MC2 Finish。 こちらも納品にお伺いさせていただきましたが、このセットはやはり凄いの一言で、また違うアナログの世界を届けてくれました。 ちょっと手違いがありご迷惑をおかけしてしまったのですが・・・ 今年の2015年に入ってからもCHORDの新型のフォノケーブル、今月6月に入ってからは中村製作所のトランスの導入とまだまだ追い込んでいただいております。 S様とは4年ほどのお付き合いですが、H.A.L.3のイベントにも良く顔を出してくれます。本当にありがたく感じております。 トラブルがありお伺いすることもございますが、最近では浜松が遠いと感じなくなってきました。 アクセサリーは別として、S様の機器選びは基本お店に来ていただき、比較試聴を含む試聴の上でご判断いただいております。 それにお応えできるのは私は納品させていただくことだと思っております。 S様 いつも本当にありがとうございます。 私も含めて、代理店、メーカーさんの分までこの場をお借りして感謝申し上げます。 気を使っていただき宅急便で良いとおっしゃってくれることも多々あり、その度に申し訳ないと思ったりもします。 出来る範囲とはなってしまうと思いますが、何かございましたらお伺いさせていただきますので、ご遠慮なくお申し出いただければ幸いです。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 追伸 あのヨットから見た三保の松原、そして駿河湾のクルージングは今でも良い思いでです。 本当にありがとうございました。 2015年6月 島 S様ご使用機器をご紹介いたします。 |
(QUAD USB内蔵) | |
(トランスタイプ) |
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