作品 Works 〜HISTORY〜
愛知県在住 : M様 |
44回目は、愛知県在住のM様宅へ 再度
「ちょっとおじゃまします。」
このコーナー16回目の時は2006年12月に納品させていただいた時の様子でしたが、 あれから丸6年あっという間だったように感じます。 当時のシステムは DVD/CD/SACD PLAYER ：GOLDMUND EIDOS19特注品 PRE AMPLIFIER ：GOLDMUND MIMESIS30ME POWER AMPLIFIER：GOLDMUND TELOS400 SPEAKER：WILSON AUDIO SYSTEM8 掲載はしておりませんでしたが、6年いろいろありました。  上記6年前の写真です。 ■2006年12月 AV PROJECT スタート ■2007年5月 ルームチューニングとしてQRD DIGIWAVEを導入 ■2009年9月 GOLDMUND MIMESIS20MEの導入 今まではMIMESIS30MEからはパワーアンプ内蔵のDACを使用したデジタル伝送でしたが、20MEの導入でパワーアンプへはアナログ接続になりました。 「サウンドステージは前後左右上下に広がり、音の緻密さは格段に向上。 ボーカルは口の動きどころか、舌の動きまで見えるようです。」 とコメントを頂戴いたしました。 ■2010年7月 アナログの世界へ 7月7日 七夕の日にリンジャパン山口代表とLP12システムの納品。レコードは所有しており、今回復活という形になりましたが、 その時の感想が 「こんなにいい音がするなら、もっと早く再開すれば良かった。」 とコメントを頂戴いたしました。 ■2011年1月 日東紡音響そしてDSの導入 この時は日東紡音響山下さんととリンジャパン山口さんとお伺いして、ネットワーク構築、 そして日東紡のANKHを2セット導入させていただきました。 納品は1月19日で、その時は測定もしっかり行いましたね。 「アンク、すごいです。はまりそうです。」 「DSの音も、これまで経験したことのないもので驚いています。」 とコメントを頂戴いたしました。 在庫がなくてしばらくMAJIK DSを使ってもらっており、それからAKURATE DSの新品入れ替えを行っておりますので、余計AKURATEのクオリティの良さが引き立ったので はないかと思います。 ■2011年6月 日東紡音響 コーナーANKH1800mmの導入 基本的な納品は1800mmのコーナーANKHでした。 その時にスクリーンの横にも設置するといった実験も行いました。 横長400mmタイプのANKHでしたが、一発で気にいってもらってそのまま置いて帰りました。 「このたび、コーナーやSP背面のANKHが加わっただけでも、ホールやライブハウス で聞いているような音像となりました。山下さんのお答えを、日々実感しております。」 とコメントを頂戴いたしました。 この時にKLIMAX DSも試聴。 この日は日東紡の山下さんとリンジャパンの山口さんで近くの温泉旅館に一泊しま した。 ■2011年10月 あの時の音が忘れられず！！ 2011年8月末に「あの音が忘れられず」ということでKLIMAX DSのご注文を頂きました。 納品は10月19日でしたが、東名の集中工事で到着が21時過ぎてしまい、滞在時間が1時間なかった記憶があります。 自宅到着は朝の4時でした・・・ ■2012年10月 やはりGOLDMUND！！ 2006年に導入した時にはDVDでしたが、ブルーレイをご覧になりたいということでGO LDMUNDのブルーレイプレーヤー「EIDOS36U」を9月にご注文いただき、10月納品に納 品させていただきました。ゴールドムンドジャパンになってから日本第一号になる と思います。 音は非常に良く、EIDOS19とはまた違う世界を味わうことが出来ました。 トラブルもあったのですが・・・。（機器本体ではありませんが） ■2012年12月 ANKHの特殊デモンストレーション 日東紡音響山下さんからコーナーANKHは高さがあればあるほど効果が絶大というこ とで、私もその効果を体験したく、M様宅にお持ちいたしました。 その時には、スクリーンの前にもANKHを設置する実験も行いました。 映像を映す場合は移動しなくてはいけないということもありますが、その音を聞くとやはり・・・ この時はデモの為、お持ちしたANKHはすべて引き上げを行いましたが、 M様の「持って帰るの？」の言葉が耳に残っております。 ■2013年1月 ANKH納品 1月9日に無事ANKHの納品が完了しました。 今回は今年1月の納品風景をレポートします。  作業前 到着後まずはコーナーANKH増設作業。 日東紡の山下さんが転倒防止用の金具を取付中  電気ドリルを使用しましたが、穴あけはBOSCH。インパクトはマキタ。 M様にマキタは愛知県の会社ということを教えていただきました。  さてANKHコーナー、ANKHを設置後、試聴を行いましたが、非常に良い音質に変化し ましたが、このルームチューニングであればもっと違うセッティングの方が良いと いうことで、いつものマスキングテープを目印に細かく追い込んでいきました。  セッティングのポイントは3つ。 スピーカーの前後（背面との距離）、スピーカー間の距離（壁からの距離）、スピーカーの振り角度。 WILSON AUDIOは背面バスレフということ、前後で低域の量感が変わります。 ANKH導入することで低域もしっかり出てきたということもあり、少し前に出しまし た。それからスピーカーの角度で奥行き感、定位感を決め、最終的にスピーカー間の距離を調整しました。 苦労したのは、イルンゴオーディオのボードの下のカーペットの移動でしたが、 最終的には2mmぐらいの誤差で、スピーカーはミリセッティングまで追い込むことが出 来ました。 お客様と日東紡の山下さんと私と3人で意見を出し合いながらでしたが、最終的なセ ッティング位置は3人一致で決まりました。 この作業が本当に面白いですね。 良い音を出すためには、根気が必要ですが、この完成した音を聞くと追い込んでよ かったと本当に思います。 最後に映像フォーメーションに変更  フロントのANKHを部屋のサイドに移動。 映像を見ながらのクラシックも最高でした。 M様、本当に有難うございました。 今回懐かしさと喜びでM様のオーディオ年表まで紹介させていただきました。 M様のシステムも7年目がスタートしましたが、あっという間に時が流れたように感 じます。 いつも近くであればと思っておりますが、お伺いするのがいつも楽しみです。 何か一緒に作り上げてきた感じがします。 最初はステラヴォックスと当時の大場商事。2期目に入り、リンジャパン、日東紡音響エンジニアリング。 6年前にセッティング後に撮影した写真も大事にとっております。 お伺いするたびに良いソフトの紹介もいただき、それが私のリファレンスディスク になっているのも多くあります。 どうしても時間の制約で、滞在時間が3時間程度になってしまい、後ろ髪ひかれる思 いで東京に帰ることもしばしばですが、今度はまたゆっくり一泊でお邪魔したいと 思っております。 WILSON AUDIOとGOLDMUNDが奏でるフレッシュで透明感のあるサウンド中に、ANKHが手助けしてくれ、臨場感と低域の厚みが加わったシステム。 お忙しいと思いますが、この素晴らしいシステムで音楽を十二分に楽しんでください。  M様ご使用機器を再度ご紹介いたします。 |
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