東京都在住 : K様 |
32回目は、東京都在住のK様宅へ
「ちょっとおじゃまします。」 K様とのお付き合いは、2003年にCSEの電源レギュレーターのご購入に始まり、それから2006年末、アンプにGOLDMUND、スピーカーにSonusfaberを導入頂くに至りました。 今回はアナログプレーヤーとCDトランスポートの調子が悪いということで、その修理に関してご連絡を頂き、修理完了後に修理品お届けを兼ねてサウンドチェックにお伺いし、 写真撮影をさせて頂きました。 室内はインテリアも雰囲気も実に洒落ていて、GOLDMUNDとESOTERICはラックに綺麗に収納され、Sonusfaber「Guarneri Memento」が一段と際立って、浮かび上がっております。 納品させて頂いてから、もう少しで3年が経過しようとしており、サウンドもこなれて来て部屋に馴染んでいるという事もあり、上品かつ朗々とした鳴り方です。 ここに掲載する記事に関しては、まずは納品時に写真を取らせて頂く事が多いのですが、今回のように、お客様で育て上げられたスピーカーを試聴させて頂くのも実に良いものですね。 さて、K様は別系統で素晴らしいシステムをお持ちです。 トーレンスのダブルアーム対応モデルのアナログプレーヤー「TD-226」。右側にはSME&Ortofon。左側にはトーレンスのアーム&カートリッジ。 EARのフォノイコライザーを通して、上杉の「UTY-12」、そして真空管のパワーアンプにスピーカーはヴィンテージ・スピーカーのTANNOY「VLZ」。 上品で洗練された“GOLDMUND & Sonusfaber システム”とある意味対極をなす、アナログらしい暖かみと良い意味で乾いたサウンドが、懐かしさを感じさせてくれました。 どちらも心に響く浸透力があり、こういう違った魅力のサウンドを持つ2セットを、一か所で楽しめるというのも、非常に贅沢だなと感じてしまいました。 現行品や新製品などはいつでも勉強できますが、古いものに関してはお客様宅で試聴させて頂きながら勉強することも多いです。 技術的にもクオリティ的にも製品の進化は確かに発展していて、どんどん良くなって来ているのですが、特に“往年の名機”と言われている物にはそういう事では量れない、何かがあるのだと思います。 それはクオリティの高さではなく、個性なのでしょうね。 K様この度は色々有難うございました。 こういう製品は私も滅多に聴く機会がございませんので、非常に勉強になりました。 トーレンスの「TD-521」はよく目にしますが、この「TD-221」は久々でしたので非常に有難く試聴させて頂きました。 K様ご使用の機器をご紹介致します。 |
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