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MEG 801K
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やっぱりすごいね、ムジークの音は。 No.71でMusikelectronic Geithain 新製品ME801Kをフロアーで聴いてみます、と書きましたが、その結果です。まずは見た目の変更がわかる箇所としてはユニット構成、すでにこのユニットが使用されているスピーカーもありますが25mmツイーターを縦方向に3基搭載したユニットでこれに160mmスコーカーと400mmウーファーの3way構成、ムジーク特有の同軸ユニットとなります。今回からDクラスアンプとなり、低域用に1000W、中域用に500W、高域用に500Wのアクティブタイプ。もともとオリジナルはRL901、これがコンシューマーモデルとなりME901KAに、そして今回の新製品となる901のブラッシュアップモデルがME801Kとなります。何はともあれまずは音出しということで、得意に鳴りそうなSADEあたりからチョイスしてたんまり入った低域の表現力を確かめてみたいなと再生を。かけてみたのは生音と打ち込みを重ねたバスドラムの音なのですが、いや、思わずそれぞれ楽器が目の前にあるような錯覚になり見とれてしまいました、また大袈裟なことを、と思われるでしょうが実はこれは今回に限った事ではないので私も然程驚いていないのです。というのもME901KA、遡ってRL901を始めて聴いたときからこの衝撃は味わっていたもので、心構えは出来ているのです。とは言え、一曲目のこの曲のイントロから気づけばアウトロまで、微動だにせず聴き惚れてしまっていたので心構えもどこへやら、音が止まってようやく溜め息まじりに自然とスピーカーに近づいてグルグル見回していました。ユニットのお陰なのかシンバルやハイハットの音は厳しく出るも嫌になる様子は一切なく、目の前に順に音を置いていくようにしっかりとリズムを刻んでいきます。かけ始めはそれぞれの楽器や声のディティールの細かい表現力の高さに目を奪われてしまいますが、ハッと我にかえり気持ちを少し手前に引けば音楽そのものの表現力の正確さと豊かさに、今度は心奪われる。そして、スタジオ、ミニライブ、コンサートホール、様々な環境、雰囲気、距離感、そしてそこに立つ演奏者、楽器、エンジニアの意図までも見事に聴き手の目の前に、しかも見事な定位をさせて聴かせてくれます。まさに、これだけのサイズをしてスピーカーの存在を忘れてしまうほど。 このスピーカーの魅力はスピーカーのサイズにとらわれずボリュームの大小に関係なく見事なバランスで聴かせてくれるところです、むしろボリュームを絞った状態でのバランスの良さにこのスピーカーの才を感じる事でしょう。このスピーカーのキャッチフレーズのように使ってしまう言葉ですが、いつ聴いてもこのスピーカーに似た音を出すものはありません。 Musikelectronic Geithain ME801K 税込定価¥4,410,000(ペア) 周波数特性:25〜22,000Hz(±5dB) 入力レベル:0〜+6dB クロスオーバー:550Hz/2.2kHz 最大出力:122dB SPL(ピーク時) 内蔵パワーアンプ:LF1000w/MF500w/HF500w 寸法:H550/W500/D425 質量:48kg |
2012年10月28日(日)
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