No.0609 2017年5月9日 新着投稿⇒H.A.L.'s Monitor Report-Transparent OPUS Power Cordの真実!! |
Vol.5「よく聴けば違いが解るレベルではなく一目瞭然の差を感じました!!」 東京都大田区 K.T 様より ダイナミックオーディオ5555店長 川又さま お世話になります。 トランスペアレントのパワーコード試聴の手配ありがとうございました。 単刀直入にお願い致しますが、結果的にOPC2を二本発注したいと思います。 思い起こせば3月、試聴会で伺った際に(OPUSは)一度聴いてみれば解ると 仰られた事が頭から離れず…。 ちょうど10年ぶりくらいにGWがカレンダー通りに休めそうなので、欲張って OPUSとXLPCを両方たっぷり比較!しようとの腹づもりお願いしましたが、 でも結局ほとんどOPUSばかり聴いていました。 川又さんがレビューで述べられている通り、情報量、前後左右の定位、低域の レンジ、パワー感どれも素晴らしく、DEVIALETの電源コードを愛用のものと 交換した瞬間、"よく聴けば違いが解る"レベルではなく、一目瞭然の差を感じました!! ただ、本当に真価を発揮したのは数日経過してからでした。 先ずスピーカーから発せられるすべての音色がより細かく多彩になり、 次いでそれぞれの音の質感が繊細に表現されるようになっていきました。 厚みを増しながら太い輪郭とベタに塗りつぶされたような音ではなく、すべて 微細な濃淡のテクスチャーの変化で表現されているようで、耳で聴いていながら 色彩の豊かなイメージイメージを目にしたときのような興奮を覚えます。 また、画像だとどんなに細かく鮮やかでも変化しませんが、音だけに、 その発生から消滅まで細かく脈動しながら変化する様が非常に美しく聴こえ出しました。 定位やレンジの改善だけだと、音源のクオリティーにも左右されてしまうところ ですが、この改善は、"残念な録音だけど"手放せないものにも等しく恩恵があり、 "聴ける"音源を増やす効果もありました。 DEVIALETは秋に1000Proにアップグレードして格段によくなっていましたが、 その伸び代は想定内でした。 ところがOPUSにした途端、以前聴かせて頂いたOctaveのJunileeやVITUSの セパレートのセットで聴いたS7のように(ウーファー含め)が鳴り出したのです。 この組み合わせに限ってかもしれませんが、ここまで伸びるとは、全く想定外です。 結論として(高いけど)安いと考えるに至りました。 DEVIALETとOPUSの組み合わせは非常に効果的なようです。 ここからは余談ですが、当初はジャンルによっては音色や、テクスチャーに 違和感を感じたり、パーカッションやリズムのパートに著しい強調を感じて 縦割りで曲がバラバラになったように聴こえるような、かなり否定的な印象も 持ち、DEVIALETのような特殊な仕組みの機器とは相性が悪いのかとも考えました。 blogの個人的な評価を参考にすると、クラシックやアコースティックはいいけど、 ジャンルによっては単調だったり、うるさくてvolumeを上げられないという記載が あるので、これのことかと思いましたが、短時間で切り上げるには惜しい美点も 感じられたことと、川又さんに自信たっぷりに勧められたもので、この程度の ものはなかったという経験から馴染むまでそのまま聞いていたのが奏功しました。 どうやらDEVIALET1000ProとMAGICO S7、CARDAS clear beyondの場合は (ソース機器がSCD-DR1でもPC-USBでも)4日程度経って落ち着くようです。 耳が馴らされたのかと(疑い深く)いったん外して半日おいてから聴き直すと なぜかほとんど初日と同じ印象に戻ってまた改善していきます。 特異な例かもしれませんが、このパワーコードは少し時間をかけて試聴しないと、 過小評価してしまうことがあるのかもしれません。 XLPCはちょっと聴きなってしまいましたが、こちらは非常に端整で、品位の高い 整った印象を強く持ちました。 もったいないので、victorのプロジェクターにも使ってみたのですが、 DEVIALET1000ProとOPC2とMAGICO S7と4kプロジェクターで見るUltraHD blu-rayの シン・ゴジラすごいですよ。では、納品を楽しみに待っています!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- K.T 様ありがとうございました。私の推薦の一言から自宅試聴に踏み切って頂き、 そして推薦する根拠を認めて頂き、ご注文頂きました事に本当に感謝しております。 電源によって皆様の愛用されるコンポーネントの潜在能力が引き出されるとは、 まさに今回のようなケースかと思います。K.T 様とのお付き合いも本当に長きに 渡るものですが、当フロアーでの経験則をコンポーネントの選択に活かして頂き、 選んだコンポーネントに対して自宅試聴にて価値観を高める手段を確認して 頂けたことが本企画を実施して良かったとつくづく思われるところです。 「結論として(高いけど)安いと考えるに至りました。」 頂きましたこの一言が象徴していると思います。そして、K.T 様にも皆様にも… 次はOPIという存在もあるという事で先々のお楽しみとしてご検討頂ければと思います!! 本当にありがとうございました。 そして、会員限定のハルズモニターはご入会後にご利用頂けますので 皆様の新規入会をお待ちしております。 |
担当:川又利明 |
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