《話題のESOTERIC MEXCEL ケーブルレポート新着!!》


No.0223 - 2004/6/10

千葉県市川市 E S 様より

モニター製品 7N-DA6000及び7N-A2500 1.0m RCA

1.構成
  システム構成は CDP→PRE→PW→SPで、ケーブルはAC,LINE(XLR),
  SP(BI-WIRE)全てPAD ISTARUです。
  CDP→PRE間にMEXCELを導入しました。

2.7N-DA6000の印象
  情報量が大変多く、音の鮮度が抜群、全域が筋肉質でスリム、高域
    はクールなしなやかさがあるという印象です。

  押尾コータローのHARD RAINはまさに「音がほとばしる」という言葉
  がピッタリで素晴らしい! 鳥肌が立つ感覚です。
  フィリッパジョルダーノのハバネラはボーカルとバックコーラスの
  位置が見えるようで、川又さんが「視認性」という表現を使われる
  理由がわかりました。我が家では初めての体験です。
  ポピュラー系の最新スタジオ録音に抜群の相性があると思いました。

  一方50年代JAZZのベースがスリムになってしまったり、弦楽器の高域
  がクールになるなどの傾向があり、演奏者の熱気が少し冷めてしまう
  ような感じもします。

3.7N-A2500の印象
  このケーブルは2芯同軸なのでバランス接続が可能ですが、DA6000と
  比較するためあえてRCAを試聴しました。

  情報量の多さは変わらず、全域筋肉質なのですがDA6000と比べると
  肉厚、高域はホットでしなやかという印象です。
  音の鮮度はDA6000よりやや落ちるような気がします。

  DA6000で感じたJAZZベースや弦楽器の高域の違和感がなくなり、演奏
  が俄然ホットになります。好みの問題ですがA2500の方が音色のバラ
  ンスが非常に良いと思います。

4.その他
  PADのケーブルのようにバーンインによって大きく音が変わる傾向で
  はないようですが、高域の質がだんだん良くなるので使い込むにつれ
  馴染んでくるように思います。

  またケーブル自体が硬く、特にDA6000は指ではじくと振動が伝わる
  ような気がするくらいなので、フローリングに直接這わせるのは危険
  かもしれません。
  
当然の事ですが、両者ともPAD ISTARUより数段優れており素晴らしいケー
ブルだと思います。
財布が苦しいですがA2500を購入することにしました。

          -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

E S 様いつものようにポイントを押さえたレポートありがとうございました。
7N-A2500はH.A.L.'s Know-howで述べているようにインピーダンス的にも
問題はなく、デジタル・アナログともに同じケーブルで統一したときの
パフォーマンスは単品使用とは一回り違うものなのでどうぞご期待下さい。
あっ、財布が厳しいのに余計な一言でした〜(^^ゞ 失礼しました〜(笑)



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