2019年3月21日 No.0705 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso |
ESOTERIC Grandioso P1X & D1Xが満を持してH.A.L.に登場!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1531.html H.A.L.'s One point impression!!-HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS Vol.2 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1530.html ■H.A.L.'s Hearing Report-HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso No.698以降にて続々と追加掲載進行中です! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear.html Dynamicaudio Spring Festival 2019やEnjoy H.A.L.2019のイベント試聴会にて 体験して頂くケースもあり、既に上記のように多数の試聴インプレッションを 頂戴してきました。 H.A.L.'s Sound Recipe / HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso-inspection system Vol.2 https://www.dynamicaudio.jp/5555-7F/H.A.L.'s_Sound_Recipe-HIRO_AcousticC4CS_NewGrandioso-Vol.2.pdf そのシステム構成もVol.2となったころ、センターポジションで音質優先という こだわりの試聴のため来店されたベテラン会員より大変ありがたく嬉しいご感想を 頂きましたので早速ご紹介させて頂きます。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- Vol.7「しかし、これは心地良い響きではなく通常の鑑賞には向かないのです!!」 東京都杉並区 M M 様より 前回の投稿をご紹介します。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0613.html 私が推薦してきた多数の新製品にも敏感に反応して頂き感想を頂いてきました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0671.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0667.html 下記に素晴らしいオーディオルームの画像あり。 ご愛用のスピーカーがきれいに写っている画像はこちらです。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20140603-mmsama.01.jpg その他の画像も下記にてご覧下さい。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0658.html 以前の投稿をご紹介します。歴史がありますね〜ありがとうございました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0607.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0603.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0586.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0583.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0542.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0528.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0521.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0514.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0477.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0458.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0432.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0425.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0311.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0295.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_hear0286.html 川又さま 一昨日はありがとうございました。 HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandioso の音は、 ちょっと別次元に行っちゃいましたね!! 再現力が格段に向上していますから、スタジオ録音のボーカルや 器楽曲は言うまでもなく圧巻でした!! ピアノの最低音の鍵盤を鳴らした時の、楽器そのものが発している余韻など、 あまりにリアルで鳥肌が立ちました。 従来のGrandiosoと聴き比べをしてみても、大きな差を感じます。 ただ、これらの点、音の詳細が正確に聞こえてくるという点は、 すでに多くの方がレポートされていますので、ここでは割愛します。 一方で、ここまで再現力が素晴らしいと、(褒め言葉なのですが)オーケストラ曲を 聴く場合に限って悩ましいことが出てきました。 私は現在、週2回くらいのペースで様々なオーケストラの演奏会を聴きに行っています。 その際、例えばサントリーホールやオペラシティーで常に同じ席を買い続けることはせず、 色々な席で聴きながら「ここの席は直接音と間接音が7:3くらい」「ここだと9:1くらい」 「こちらでは舞台上手側の音が届きにくい」などなど聞こえ方の差異を確認しつつ、 曲目やオーケストラの特徴に合わせて最適なリスニングポイントを探っています。 その結果言えることは、オーケストラ曲の場合、ある一定量以上の間接音がないと、 各奏者の出す音が混じり合って一体感ある音楽に聴こえる心地良い状態にならないのです。 自分自身が演奏者としてオーケストラの中にいる時は、もちろん直接音をお互いに 聞きあっていますし、一階の最前列などはそれに近い音が聞こえてきます。 しかし、これは心地良い響きではなく、通常の鑑賞には向かないのです。 さて、HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandiosoで困ったことというのは、 この観点で言うと、直接音の比率があまりに高い状態で聞こえてきてしまうという点です。 もちろん、CDにそう入っているからです。 オーケストラを録音する時には、ライブ録音の時でも、オーケストラの中に 数十本のマイクを立てて録音し、ミキシングします。 各楽器にすごく近いところにマイクがセットされるのです。 この原音が、HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandiosoだと極めて忠実に 再現されてしまう。自分がオーケストラの中にいるように感じる音や、最前列で 聴いているように感じる音ばかりに思ってしまうのです。 ************************* Esoteric PS-1500 MEXCEL P-board Esoteric 7N-PC9100M Esoteric G-0d ルビジウムVUK E.M.G-Board TRANSPARENT PLMM2X Esoteric P-01 VUK E.M.G-Board Esoteric 7N-PC7500 TRANSPARENT PI8 TRANSPARENT PLMM2X DEVIALET 1000pro dual-mono E.M.G-Board TRANSPARENT PLMM2X VIVID audio GIYA G3 Z-board 電源ケーブル以外のケーブルは全てZenSati #3 ************************* 私は上記システムで聴いていますが、HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandiosoと 比べると解像度が低く不鮮明な部分が、ホールで聴く間接音のような役割を果たして いたのだと気付かされました。 もし、客席の真ん中あたりに吊るしたマイクのみで、つまりホールの残響も適切に 入った状態の録音があれば、HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandiosoで 再生すると至高の音がするのではないかと思いました。 録音の状態やエンジニアの力量・思想も丸裸にしてしまうシステムですね。 「オーケストラの奏者はお互いの音を溶け合わせて一つの新たな音色を作ろうとしているのに、 オーディオの世界では音を正確に分離するために機能を追求している」 という古くから言われてきた言葉に対して、確かにそれはそうと思いつつも、 オーディオの進化に疑問を感じたことはありませんでした。 しかし、HIRO Acoustic C4CS & ESOTERIC New Grandiosoを聴いて、初めて この問題を現実のものとして体感しました。 オーディオの進化に問題はないので、CD製作者の方が、この進化をも織り込んで 丁寧に製造して欲しいと思ったのです。 その意味で、別次元に行っちゃっいましたね!! すみません。 今までにない衝撃を受けたので、まとまりのない文章になってしまいました。 頭の中で、まだ十分に消化できていないのです。 また、少し興奮が覚めたら再度試聴させて頂ければ幸いです。 引き続きよろしくお願い致します。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より M M 様ありがとうございました。オーケストラ楽員としての活動もされ、生演奏にも 精通する見識をお持ちのM M 様に高く評価して頂き私も大変嬉しく思います。 まさしくメードインジャパンのハイエンドオーディオシステムとして、なすべきことを やり遂げたというHIRO AcousticとESOTERICの成果を正しく評価して頂けたと感謝致します。 「音楽を裸にするスピーカー登場!!その名はHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1160.html 私はHIRO Acousticが登場した五年前から「音楽を裸にするスピーカー」と言い続けて 来ましたが、これは言い換えれば「録音を裸にするスピーカー」ということなのです。 確かにM M 様がおっしゃるようにオーケストラの録音では多数のマイクを使用し、 収録後にスタジオで編集しミキシングしてバランスを取り、マスタリングで 音質的な調整やリバーブを施すという作業に長時間かけてから音楽作品となります。 つまり、オーケストラの録音はジャズやポップスのように、スタジオで音楽全体を 再構成するという作業が当たり前に行われていることを多くの人は知らないないと いう可能性もあります。 だから、あの録音のホールはこんな響きとか、このオケの弦はこうだとか、あの 指揮者はもっと管を強く響かせるとか、出来上がったCDの音から様々なことを イメージするのですが、実はスタジオでの音作りでそうなっているのであり、 演奏したホールの特徴や楽音の質感などもスタジオで作られているのです。 ですから、クラシック音楽のCDはライブ演奏のままに録音したという解釈は本当は 正しくないものであり、ホールの残響などは後からお化粧して追加しているのです。 「録音を裸にするスピーカー」HIRO Acousticと記録された情報の全てを引き出す ESOTERICというコンビネーションでは、録音の品質というものが明確に再現されます。 というよりも、スタジオで使用しているモニタースピーカーでは聴くことの出来ない 解像度と忠実さがあるので、CDの製作者たちがスタジオで耳にする音質とは別次元の 音質と情報量を当たり前のように表現してしまうのです。 つまりは多数のマイクで拾った楽音のバランスをいかに取るか、余韻感を構成する 響きの要素を多数のチャンネル数のあるマイクのどれをミックスして作るのか、 そしてオーケストラ全体にどの程度のリバーブを追加するのか、という各項目の 仕事の品質が露わになってしまうのです。 それは不幸なことか幸福なことなのか解釈によって個人差があるでしょうが、 仕事がら音楽鑑賞用スピーカーとシステム構成にてトップクラスの製品群により 再生音を評価し研究してきた私にとって、それら個々の音質に大きな違いを感じ 何を信じて音を楽しむかという判断をしている仕事にHIRO AcousticとESOTERICは 大変好都合な音質だということです。 この両者で聴く音楽作品は、演奏の良し悪しは解釈と評価が分かれることでしょうから、 主観的判断は聴き手の皆様にお任せするとして、音質そのものに関しては無色透明、 中立公平にしてアンプから出力されボイスコイルに伝送される音楽信号に対して 最高度の忠実さがあると私は断言できます! 音楽作品を制作する側の人々にとって、これほど手強い相手であり嫌な再生装置は 他にはないでしょう! M M 様にご指摘頂いたオーケストラ録音の再生に関しては私は全面肯定です。 であるからこそ、私の選曲は様々な録音パターンを取り上げ、ホール録音と スタジオ録音の両方で再生システムの品位と特徴をご理解頂けるようにと 心がけているものです。 さあ、これほどのオーディオシステムを無料で開放し聴いて頂くということに 経営的・営業的、そして商売としてどんな効果があり目的としているのか? それは簡単です! 耳で食べて美味しい音か不味い音なのかを皆様に解って欲しいからです! 音のグルメになって頂き、その感性で満足感を得られるようなオーディオライフを 皆様に送って頂ければという願いに他なりません! だから、こんな企画を実行しているわけです! 2019年3月17日 No.1534 新企画⇒Enjoy H.A.L.2019 Vol.3 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1534.html 日本人のオーディオレベルは世界的に見ても高い、いや! 高めていきたいのです! |
担当:川又利明 |
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