2018年1月28日 No.0682 新着投稿⇒H.A.L.'s Hearing Report - HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS |
Vol.3「今回もまた筆舌に尽くし難い体感をさせて頂く事となりました!!」 ■本試聴レポートは次の私からのお誘いのメールから始まったものでした。 HIRO Acousticを鳴らすリファレンスとしているESOTERICのGrandiosoシリーズに 私は敬意を表して同社の開発、企画、営業の各部門責任者を招待したのでした。 ESOTERICの皆様へ いつもお世話になります。 さて、先ずは添付写真をご覧下さい。 あくなき追求と研究を続けるHIRO Acousticが求めている理想の音を具体化し、 更なる可能性を追求するために写真のような発展形の仮称モデル名 C4CSと いうことで昨日当フロアーにて組み立てしたものでございます。 私の今までのオーディオ歴の中で最高の音質と評価しました。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1448.html このスピーカーはあくまでも研究開発用として組み立てたものであり、 一定期間ここに置いて試聴し再度分解してしまうものです。 http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/H.A.L.'s_Sound_Recipe-HIRO_Acoustic_C4CS.pdf そして、上記の組み合わせのシステム構成にて御社Grandiosoフルシステムにて 実演しているものであり、開発の皆様が作り上げた御社のコンポーネントが ここまで素晴らしい音を奏でるという実例のひとつかと思います。 私が評価する世界的に見ても最高峰と考える音を知って頂ければ今後の開発にも 励みになるかと思います。是非ご検討の程何卒よろしくお願い致します。 ■上記のメールに対して直ちに返信を頂き1月中旬にご来店頂き試聴して頂きました。 次の投稿に関しては同社の主要人物ということのみで匿名として掲載致しました。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又店長 様 お世話になります。 先日はご試聴へのお誘い、誠にありがとうございました。 7Fフロアの特等席にお招き頂く際には毎回そうなのですが、今回もまた筆舌に 尽くし難い体感をさせて頂く事となりました。 まるでニュートリノが面でやって来てふっと私の身体を通り抜けたかのような 太鼓の響き、ヴァイオリンの弓毛が一瞬私の髪の一部を撫でたかのように天井まで 吸い込まれるような弦の音色、いずれにせよ私の貧弱な文章表現力ではどうに もならない程の進化と言うか跳躍と言うか... これは常にあくまでもポジティブに、アクティブに、可能性への継続的追及と 挑戦をやまない、素晴らしき境地への追い込み、立ち止まる事をしない川又店長と 言う音の巨匠の姿勢がなせる業だからこそ毎回の訪問時には前回のステージから 飛躍的に進化したステージが展開するある時は作曲家、ある時は指揮者、ある時は エンジニア、ある時は... そうした立ち位置や見方を常に研究しながら、CD、SACD、あるいはハイレゾと 言ったフォーマットをも超えて音楽を謳わせる! お正月の箱根駅伝の往路第5区。箱根の峠には魔物が棲むとも言われていますが、 「山の神がほほ笑む」と言う言葉もあります。 まさに、この7F試聴室に入る際に、音楽再生に対して真摯に向き合う覚悟の ある者にのみ微笑む「音の神」とでも言いましょうか、7F試聴室に入った時と 出て来た時とで心理状態が一変しせてしまう... 興味本位や観光気分で「7Fの峠」に臨む者にとっては「音の神」は魔物で しかないのかも知れません。 まさに音の巨匠、川又店長のこのような真摯たる姿勢は、ある意味自分のビジネス スタンスをも問われそうなほど頭が下がるものであります。 今後ともひとつお手柔らかにお願い申し上げます。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 川又より ESOTERIC担当者様ありがとうございました。先日はお忙しい中でご足労頂きまして、 更に貴重な時間を割いて頂きました事にお礼申し上げます。 HIRO Acousticのスピーカーをいかに鳴らすか、その音質は私のセンスにおいて コーディネートした結果であり、私の責任でもあります。その意味では、私が ここで皆様にお聴かせする音は私の感性によるものなのですが、何といっても HIRO Acousticという存在、廣中さんの情熱と探求心がなければ実現しなかった 音であることが最大のポイントでしょう。 2017年12月12日 HIRO Acoustic Laboratory 代表 廣中義樹 氏 「1台も売れなくてもよい」という覚悟 http://www.hiro-ac.jp/introduction.html 上記にもあるように営業本意、経営重視という存在のスピーカーではないのです。 ひたすら自分の理想を求めた廣中さんの成果であることを再度申し上げておきます。 そして、そこにESOTERICという存在が相まみえることで今回の音を実現できたことは、 私にとっての僥倖でありESOTERICの成果であると称賛を惜しみません。 日本人が作り出した世界に通用するハイエンドオーディオシステムの誕生に心から おめでとうございます! と祝辞を述べさせて頂き、ESOTERICの皆様からのご感想に これにて一区切りを付けさせて頂くことにします。ありがとうございました。 前回も述べましたが、設計者が自分の試聴環境とシステム構成で聴いてきた音よりも 素晴らしい音を出したい! エレクトロニクス・コンポーネントとスピーカー両者の設計者が、自分たちが作った ものに、これ程の可能性があったのか! ということを具現化することが私の仕事なのです! しかも、私の職歴を通じて更なる高みを目指して行く向上心と好奇心を音に変えて! ESOTERICという世界的知名度の日本が誇るオーディオブランドの作品と、同じ日本人が 作り出したスピーカーの組み合わせで世界的視野で見て最高峰の音を実現しました! 私の独断と偏見による一個人のおごりかどうか、付加価値を更に高めていくH.A.L.は 正に世界に挑戦できる音を目指して行きます!! |
担当:川又利明 |
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556 kawamata@dynamicaudio.jp お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください! |