No.0630 - 2012/4/20

Vol.2「Λ3.16 The premiumを体験して感じた事!!」

宮崎県北諸県郡　K.S 様より

前回の投稿をご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0519.html

過去の歴史が感じられる投稿もご紹介します。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0474.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0425.html
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/hf_moni0424.html

これまで音を楽しむのではなく音を究める姿勢でここ数年、禁欲的な音楽生活
を送ってきた私ですが、また、ハイエンドを 目指し、相当の「生活費」を
オーディオ機器及びソフト購入に当ててきましたが、還暦から三年も経過した
この頃、ようやくもう、この辺でいいのではないか、音を楽しむ生活に浸る
喜び、文字通りの音楽人生三昧を送ろう、そしてハード及びソフトもここまでで、
あとは今あるものを楽しめば、これ以上の人生はないのではないかと…、
正直考えるようになっていました。

レコードもCDも各1000枚を超えてしまい、生きてるうちにじっくり聴けるか
どうかわからないと思うと人生に焦りさえ感じるようになっていました。

そんな時、Λ3.16Premiumに遭遇してしまったのです!!

原理や素材がよくわからないものの、いろんな説明及び現物写真を見て音場整備
には少し効果があるかもしれないなと思い、モニター応募して一ヶ月、ようやく
手元に届きました。運良く(！)

展示用に入手された新品が未開封のまま届いたのです。
……前置きが長くなりました。

感想-まずCD。

ズスケのバッハ無伴奏パルティータ、この演奏は余りに流麗な弦の響きに魅了
され何度も聴いてきたものですが、3.16を設置して以降、音が変わりました!!

音が変わったという表現は誤解を招きますが、それまでバイオリンの弦が束ね
たままのひと固まりであったのが、まさに弦の束が何百本、何千本かの集まり
であったことがわかったのです。

本体の桁を行き来する弦が音階の変化に従い数本、数十本の弦だけがまるで
目に見えるように震えたり深く沈んだりする様が確かに感じ取れるのです。

ただ流麗な音ではなく、あまりにも生っぽい音なのです!!

この点で、よく表現に用いられる松ヤニが飛び散るようなと言いますが、この
CDでは、この表現よりも至近距離でズスケの演奏、いやバイオリンの弦を見て
いるって感じでした。

ちなみに松ヤニが飛び散る演奏も実は、このあと経験しています。
それを先に言うとLPですがといっても10インチレコードですがマイケル・ラビン
(レヴィン)のツィゴイネルワイゼン(コロンビア初期盤)を聴いた時です。

このレコード演奏はこの曲の演奏として、最高のものだと思いますがまさに
ラビンが演奏する目の前の席に陣取り松ヤニが飛び散るのを見ながらその緩急
自在のあまりにも切ない音の揺らめきに感情を深く揺さぶられる感じです。

3.16なしでも、これまですごい演奏だと感激していましたが設置後は…、言葉がありません。

なお、これまでの説明は音の解像度抜群ということで表現できるかもしれませ
んが、設置により効果はこの程度にとどまりません、とにかく静寂感が相当の
高くなりました。

レコードのチリチリ音があってもまったく気になりません。

そして、これはどのソフトでも同じように言えるのですがS/N比がかなり向上
するだけでなく、音場の前後の広がり、つまり立体的な感覚がすごいのです。

まるで演奏会場にきているみたいな錯覚に陥りました。

LPですがチモフェーエワの弾くハイドンのピアノコンチェルトですがオーケス
トラの中の定位置に彼女が座ってピアノを弾く姿が浮かび上がります。

そして彼女の指使い、鍵盤を押す指の動きまで見えてくるようです。

S/N比の向上と解像度の向上も手伝ってバイオリンでもピアノでも音の実在感
があり一音一音がくっきりしており、またその流れが極めて美しく自然なのです。

さらに言えば音と音の間を感じることができ、また最終音のフェードアウトが
長く聞こえます。いつまでも音を引っ張っていき、何時の間にか消え入るのです。

言い忘れるところでしたが音の陰影も深いものがあります。
特にそのことを感きたのはLPですがフェインベルクのバッハの平均律です。

彼の演奏はただでさえ、すごいのにこの曲のポリフォニーが深い音の陰影に
より独特の世界に引き込んでくれますが、設置後はそのことが強調されまるで
自分がこの現代の、自分のオーディオルームにいるのではなく、中世にタイム
スリップしているかのような錯覚さえ覚えるのです。

クラシックの器楽曲に感想が偏りましたが、ジャズヴォーカルも好きで、今回
はステーシーケントとルーシーアンポークを聴きました。

前者はCDとLP、後者はLPだけですが、共通して言えることは設置前と比較し
声が前に出てきたこと、英語の発音が明瞭になって唇の動きはより視覚的に
はっきりしてきたことさらに全体として空気感が豊かになったというか雰囲気
が出るのです。

それは言い換えると乾いたスタジオでの録音から梅雨時の緑の木陰での歌声を
聞かせてもらっているようなしっとり感を感じるのです。

あまりにも主観的すぎる感想(感想は本来そんなものだとも思いますが)だと
お叱りを受けそうですが、以上が手短ですが感想、いや感動の経験を自分なり
に表現したつもりです。

ちなみに自宅で夜聞いてたあと、朝、自分の仕事場に3.16を持参して事務所の
私室でも、聞いてきましたが、同様の感覚でした。

そして興味深いことにその道中の車内のトランクにアルミボックスにいれた
ままの3.16が効果を発揮しているんだと思いますがカーオーディオの音までも
変化しました。

運良く、早々に購入できたことに川又さんには心から感謝しています。
これからは極端にいえば24時間、そばにおいて音楽生活を楽しみたいと思います。

ついでに申し上げますが、実は体の健康にも良い影響を及ぼしているようです。
これ以上述べるのは控えさせていただきますが、家の空気が変わります。

いろんな意味で付加価値の高い商品だと感じました。
代価は結論として高くないと今は確信しています。

本当にありがとうございました。
自分にとっては大きな嬉しい出会いでした。

これからも、こんな出会いがあれば人生益々充実したものになるとも確信しています。

　　　　　　　　　  　　-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

川又より

K.S 様こちらこそありがとうございました。私が一番嬉しかったのはK.S 様が
これまでにオーディオに投下してきた資金がΛ3.16 The premiumの導入によって
本当の意味で報われたということ。

そして、何よりも「これからも、こんな出会いがあれば人生益々充実したもの
になるとも確信しています。」というお言葉でした。

まさにそうですね。音楽と人生…!! 

「還暦から三年も経過したこの頃、ようやくもう、この辺でいいのではないか、
　音を楽しむ生活に浸る喜び、文字通りの音楽人生三昧を送ろう、そして
　ハード及びソフトもここまでで、あとは今あるものを楽しめば、これ以上の
　人生はないのではないかと…、正直考えるようになっていました。」

という実感のこもったお言葉を発せられたK.S 様に、再度の喜びを提供できた
ということは推薦させて頂いた甲斐があったというものでございます。

皆様の人生と音楽の関わり合いに、もう一つの輝きを与える事は、これまでに
購入された製品達の本来の魅力を浮き彫りに出来る事だと思います。

お試しになる価値がまたまた証明された投稿でした。ありがとうございました。
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先ずはご入会下さい。