毎年、HALでは何かしら購入していますが、昨年はマンション購入という大きな買い
物をして、小さいながらも自宅にオーディオルームを持つ事ができました。

当時のシステムにはそれなりに満足していましたが、パワーアンプだけはラックス
マンのM-7を２台使いバイアンプにしておりグレードの低いものでした。

他店で中古でハイエンドパワーアンプB-10の出物があり購入。自宅で音出ししたと
ころB&W　マトリックス801では低音に違和感を感じ、スピーカーの買い替えが頭を
よぎり、HALのHPで在宅中古のB&W　Signature800が出ているのを思い出し、すぐに
川又さんにメールを送り確保していただき、またしても衝動買い。

Signature800はHALでいつも聴いていて、NEOと甲乙つけがたかった。

またインターコネクトケーブルはPADでまとめたが、まだスピーカーケーブルだけは
PADにしておらず、パワーアンプをスピーカーのそばに持って来てプリアンプとパ
ワーアンプ間に長いケーブルを使った方がいいのか、ラックにコンポーネントを全て
収めてパワーアンプからスピーカーケーブルを長く引き回した方がいいのか？

音的にどちらが有利かそこら辺を川又さんに相談してみました。

「まずはSignature800に入れ替えた時のシステムのグレードアップの違いを聴き込
んで下さい。そして次のステップとしてスピーカーケーブルのグレードアップして
その違いを感じて下さい。もちろんその時はケーブルをお貸しいたします」
と川又さんはおっしゃる。

普通のショップだったら売り上げのために、あれやこれやと売りつけるのが常であ
る。売り上げ至上主義からいえば対極の接客がHALではないだろうか。

HALでは本人が納得して将来的にも後悔しない買い物をして下さいと、現物を貸し出
して自分のフィールドで検証できるのである。お客様のコンポーネント・アクセサ
リー等の情報から総合的に判断し、グレードアップするタイミングのアドバイスや
相談ができる。しかも無料である。
私が川又さんに絶大な信頼をよせる理由はここにある。