《HAL's Hearing Report》
No.0084 - 2002/2/3 仙台市 K・T様より ダイナ5555 HAL マエストロ 川又様 こんにちは、仙台のK・Tです。 昨日は素敵な演奏、ありがとうございました。珍しく完全プライベートでの訪 問でした(笑)。 バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場、ワーグナー「ニーベルングの指環」全 4作を観るための上京です。楽劇の合間にHALの演奏会にでかけました。 そう、正にHALで音楽を聴くということは、マエストロ・カワマタの演奏会 に参加する、という一面を持っているのです。 マエストロのお眼鏡にかなった機器を、完璧なセッティング、ルーム・チュー ンで次から次へとあらゆるジャンルの音楽を奏でていく。 良質な演奏を聴いた後の、すがすがしさを味合わせてくれます。 こうしたある意味、受け身的態度でも十二分に楽しませてくれます。私はいつ もこのような楽しみ方ばっかりで、マエストロの本職(?!)には貢献してい ませんが(笑)。こんな私にもマエストロは、一切の妥協なしに最高の演奏を 提供してくれます。 マエストロの本領は、聞き手が能動的になったとき発揮されます。 聞き手が、ここがこうで、あそこがそう、という問いかけに的確に答えてくれ るのです。 あらやるタイプの人の要求に高度な満足感を与えながら応えてしまう。 マエストロに、スタンディングオベーションと共にブラヴォーを贈りたいです。 HALでの音楽体験は、再生か生か、という問いを無意味にしてしまいます。 良いものは良いと。 P.S.アンモナイトのプレート、美しかったです。HALにふさわしい一品で、 一見の価値があります。ご自分の目でぜひお確かめを。 また、マエストロの演奏を聴かせてもらいにいきます。 |