発行元 株式会社ダイナミックオーディオ
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H.A.L.担当 川又利明


No.315 「H.A.L.'s Monitorに新企画  H.A.L.からの挑戦状!!」
「世界で唯一!!H.A.L.のネーミングになる
 オリジナルケーブルの提案」
皆様、最新号の随筆の第四部 第五章で下記のように述べています。 *これはまだ一般公開はしておりません。 「長きに渡り世界的なハイエンドモデルの多数を実際に扱ってきた経験による  記憶とデータの集積は私の財産でもある。そして、過去の記憶のファイルと  の比較照合において高いレベルのコンポーネントを駆使したことで、私が判  定するコンポーネントの位置付けに説得力が生まれる。」 これは日頃から音質を追求している私の自負でもあり、H.A.L.という高いハード ルを持つシステムと環境が生み出した再生芸術のひとつの頂点かもしれない。 さて、そのような背景を元に私は各社のケーブルに関しても確実、かつ高い レベルでの検証を行ってきたものである。そして、過去のDOMINUS、そして ESOTERIC“MEXCEL Cable”とも比較して違うベクトルを有する素晴らしい ケーブルとして評価したのがSTEALTHである。既に下記のブリーフニュースで も私のインプレッションを述べているので再読して頂ければ何よりである。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/290.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/278.html             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- このブリーフニュースNo.278で下記のように同社のフラッグシップモデルで あるIndraをこのように解説している。 「Indraに関しては上記のブリーフニュースで詳細を述べているが、最大の  特徴はアモルファス状態で直径0.025mmの素線を9本をコアに仕込んでいる  のがIndraであり、特徴は「Qファクター」と呼ばれる要素である。  同要素はケーブルの信号号伝送の際に生じるリンギングを防止する効果が  ある。リンギングとは急峻な変化をする信号が、回路網を通過した際に生  じる波形を言い「ディストリビューテッド・リッツ」という無共振多層構  造を採用している。今回はバランスケーブルでは二倍の18本が使用されて  いる。  私は以前の試聴評価の好印象に加えて更なる可能性を追求するということ  でSTEALTHから提案があったのだが、直径0.025mmの素線の本数を増加させ  ることによって更に低域の再現性を向上できるので、これをオリジナル商  品としてミスター・カワマタに提供しようということだったのである。  そして、届けられたのが0.025mmの素線を12本組、バランスケーブルなので  一つのケーブルには24本を組み込んだ、このSpecial VersionのIndraであ  り、DYNAMICAUDIO5555 HI-END AUDIO LABORATORY とレタリングされてき  たのである。これはうれしい!! 更にノーマルIndraに比べて多量のシール  ドにはテフロンが施されておりプラグはチタニウム製で非常に堅牢である。」             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- この実物をやっと画像にすることが出来たので、下記をご覧頂きたい。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/op-pho/indra_hal.html まず一番上の写真だが、上述しているようにDYNAMICAUDIO5555 HI-END AUDIO LABORATORY としっかりと製品本体にレタリングされているのがお解かり頂け るだろう。製造元での取り組みが中途半端ではないいうことをご理解頂ければ 何よりである。ほんの少しだけ手を変え品を変え、また外観のみを変えてとい うレベルのオリジナル商品ではない。このH.A.L.の存在感をSTEALTH社が認めて くれたからこその確固たる証明である。 二番目の写真はシリアルナンバーのレタリングであるが、これも外装のメッシュ の内側に印刷されている。同じ外観のものを大量に作り、後からステッカーを 貼ったというものではなく、一本一本が完全な手作りであるという明確なナン バリングの仕方であり、高価なケーブルの価値観を支える一端となっている。 以上の二つの写真では上のステレオペア二本、シリアルナンバー1490904が Special Indraのバランスケーブルである。その下の二本シリアルが1380904が RCAアンバランスタイプのIndraである。             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 上から三番目と四番目の写真の解説が入れ違っていたので、お詫びの上訂正 させて頂く。三番目のXLRプラグのクローズアップはチタニウム製のキャノン プラグの高級感と仕上げを見て頂きたかったものである。 このプラグの外殻はしっかりとした肉厚感と一個ずつ削り出した質感が素晴ら しく、内側プラグインサートは部分は"Furutech FP-600 Rh"で出来ており、 ロジウムメッキ処理、絶縁体;P.V.D.F テフロン、音質をさらに向上させる FURUTECHα(Alpha)Process処理、超伝導素材の採用などと凝りに凝っている。 通常のIndraバランスケーブルと比較して頂きたいのが四番目の写真であり、 誤って記入したひとつ上の解説が述べているように、ケーブルの太さ自体に これだけの違いがある。しかし、実物はいたって柔軟性が高くしなやかに 曲がるので取り回しは楽である。             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 次に五番目の写真をご覧頂きたい。上の二本がノーマルのIndraアンバラ ンスケーブルであり、WBT-0110Ag RCAプラグを使用している。そして基本 的に太さが違っていることは直ちにお解かり頂けるだろう。 http://www.teac.co.jp/av/import/wbt/nextgen.html さあ、ここであっと驚くのがSpecial VersionのIndraである。何とプラグ レス構造なのである。上記には「0.025mmの素線を12本組、バランスケーブル なので、一つのケーブルには24本を組み込んだ」と述べているが、通常の Indraバランスケーブルには同様のアモルファス素線が18本組み込まれている。 さて、ノーマルのIndraアンバランスケーブルの場合はどうか? この場合に はアモルファスの素線が9本仕込まれているが、Special Versionでは12組が 組み込まれている。そして、その1本1本の絶縁がテフロンの多重巻きで処理 されているためにケーブル全体が太くなってしまうのである。 従って、既製品のプラグには収納しきれない状況になってしまい、STEALTHの セルゲイ氏がひねり出したアイデアがプラグレスという画期的な構造なので ある。それをクローズアップしたのが一番下の写真である。 RCAプラグのあるべきところに巻かれているコネクター外側のシェルはカーボ ンファイバーチタニウム製で、内側は絶縁体、PTFEテフロン、センターピンは シルバー、センターピンの周辺(グランドコンタクト)はシルバー・リボンと いう凝りに凝った構成となっている。ちなみにセンターピンは中空パイプと なっており、ESOTERIC“MEXCEL Cable”のそれと同じように表皮効果を避ける ためのデザインである。RCAプラグのカバーも共振するいうということで、 それを排除する設計が加えられたり、イルンゴ・オーディオなどでもWBT 専用のカバーなどもアクセサリーとして販売されているが、ほとんどテフロン のケーブルの断面をそのままに何というアイデアだろうか!! 実際に、このコネクターをRCAソケットに差し込んでみると、きっちりした 締め付け圧力が感じられ緩みもない。内部でマイナス側の接触でも純銀製の リボンが三箇所に配置され、その圧着感も信頼性が高く素晴らしい仕上がりだ。 ただし、このプラグレス構造の断面直径が16ミリあるので、あまり左右チャン ネルのRCAソケットが接近していると接続できないこともあるので要注意である。             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- これらのケーブルはこの試聴室で常備使用しており、ショートエッセイでは 語りきれないほどの素晴らしさを私は実感している。しかし、いかんせん1本 しかないという状況が続いていた。それを輸入元に無理を言ってハルズサー クルの皆様に自宅試聴して頂けるように、あと1セットを取り寄せることが 遂に出来たのである!! さあ、世界で私だけが販売するスーパーインターコネクトケーブル、Special VersionのIndraが皆様ご愛用のケーブルに挑戦させて下さい!! 前例のない情報量、広大な音場感、鮮明なフォーカスイメージ、明確な定位感、 しなやかであり強靭さを合わせ持つ楽音の再現性、すべての項目において皆様 が知らなかった世界を提供できる自信があります!! ちなみに価格は次のようになります。まずは通常のIndraのプライスです。 Indra Amorphous Alloy XLR(FURUTECH FP-600 Rh) 1m1ペア \975,000 Indra Amorphous Alloy RCA(WBT 0110Cu) 1m1ペア \748,000 次にDYNAMICAUDIO5555 HI-END AUDIO LABORATORY Special Versionでは…。 Indra Dynamic Audio 5555 HAL.XLR(Stealth Rh) 1m1ペア \1,268,000 Indra Dynamic Audio 5555 HAL.RCA(Stealth Ag) 1m1ペア \970,000             -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 皆様がご愛用のケーブルに関しては私は何も申し上げることはありませんが、 私の感性で評価したSpecial VersionのIndraで、ぜひ皆様のケーブルに挑戦 させて頂ければと思います。ぜひ比較してみてください。             今回のキーワードは       「ハルズサークル会員のみに公開しています 」 この機会にどうぞご入会下さい。

このページはダイナフォーファイブ(5555):川又が担当しています。
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