発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
No.253 「これはいける!! 注目のESOTERIC X-01/UX-1の第二印象!?」
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先日はESOTERIC X-01/UX-1のレポートの最後で次のように締めくくっていた…。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/250.html -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 「最初はいいぞ!! と思って聴いていましたが、弦楽器の質感がちょっと 変化してしまって、聴き進むにつれて前の方がいいと思いましたね」 と、私は低域方向への“エネルギー感の増量”というリクエストに対して オーケストラの核となる弦楽器の質感を尊重したいという意見を述べた。 そして、私の求めた方向の変化もESOTERICとしては選択肢のひとつであり 既に吟味していたという事実を証明され、私は前言撤回をしたのだった。 「川又さん、言いたいことはわかりました。これから量産に入る前に 生産段階で調整可能なポイントですから、完成を楽しみにしていて ください!!」 と、大間知社長の自信たっぷりの発言に私もほっとしたものだった。更に、 今日以上になって完成されるのであれば、あとは何も言うことがない。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 11/14のこと、これから大阪に向かうという新幹線の社内から大間知社長 じきじきの電話が入った。 「川又さん、先日のご指摘を受けて再度開発で音質を練り直したX-01を 明日の午後に持ち込みますから、土曜日という忙しい日に申し訳ない のですが再度聴いて頂けますか? 」 そこまで言われては後には引けない!! 「もちろん、いいですよ!!」と ふたつ返事で了承して、翌日の搬入を待った。すると、予定はしていな かったのだが同様に音質を改善したというUX-1もいっしょに搬入されて きたではないか!! しかも、来週から生産に入るというギリギリの局面 で最後まで音質を追求する姿勢に私も更に気合を入れなければという ことで、二回目の試聴では思うところがあり前回とは違うシステムに セッティングを大幅に変更することにした。 -*-*-*-*-今回のリファレンスシステム-*-*-*-*- ESOTERIC G-0s(AC DOMINUS) → ESOTERIC P-0s+VUK-P0(AC/DC DOMINUS & RK-P0 & MEI Z-BOARD & PAD T.I.P)→PAD DIGITAL DOMINUS AES/EBU×2 (176.4KHz伝送)→ESOTERIC D-70+VUK-D70(AC DOMINUS) or X-01/UX-1 (AC DOMINUS)→PAD BALANCE DOMINUS →JEFF ROWLAND COHERENCE2(AC/DC DOMINUS & PAD T.I.P)→PAD BALANCE DOMINUS→HALCRO dm68(AC DOMINUS)→ ROCKPORT TECHNOLOGIES ANTARES http://www.cs-field.co.jp/antares.htm 11/15の午後に持ち込まれたX-01/UX-1をセッティングする傍ら、私は 180キロもあるANTARESを一人で床を滑らせながら汗だくでポジション を再設定していると、何と大阪から戻る社中から再度大間知社長より 電話が入る。「4時には伺えるので私も同席して音を確認したい!!」 とのこと。まあ〜、この情熱たるや頭が下がる思いだが、セッティング も急がなければならず、やっと終わったと思ったらアポなとのお客様が 違うシステムを聴かせて欲しいと…、あ〜、再度セッティングやり直し(^^ゞ ということで、結局私が席について試聴を開始したのは大間知社長が 来られた4時過ぎからであった。う〜ん、時間も惜しい。どんどん 聴かなくては…。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 最初の選曲は前回の記憶を取り戻すために、ここから始めた。 A&M UIGA-7001 STING 「SACRED LOVE」(14) MOON OVER BOURBON STREET http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/sting/index.html 今回は最初からP-0s+VUK-P0→D-70+VUK-D70との比較ということではなく、 X-01/UX-1の相違点に注目して最初にUX-1、次にX-01という順番で比較する。 まずはUX-1…。 「お〜、前回よりもエコー感の拡散が気持ちいい!! 音像もしっかりして いるし、DV-50との世代交代…、いや価格が違うので“進化”という べきだろうか。これだけ聴いているとまったく不満ないですね!!」 次にX-01だ…。 「ありゃ〜、ギターのカッティングの厚みというかハーモニーの階調が 更に詳細に区分けされた解像度だ。それにヴォーカルの低い周波数で のヴァイブレーションがことさらリアルになってる。やっぱり濃厚だ」 さて、スタジオ録音で音像の表現にチェックポイントを置いた曲から 雄大なスケール感をチェックする意味で、また前回の試聴では低域の あり方でP-0s+VUK-P0→D-70+VUK-D70と比較しての表現で要望を出して いたのもこの選曲を聴いてのものだった。 リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》バラキレフ: イスラメイ(東洋風幻想曲)、ボロディン:交響詩《中央アジアの草原にて》 キーロフ歌劇場管弦楽団、指揮:ワレリー・ゲルギエフ SACD:UCGP-7007 http://www.universal-music.co.jp/classics/gergiev/discography.htm この4.第4曲:バグダッドの祭り−海−青銅の騎士の立つ岩での難破−終曲 の冒頭から4分程度を比較する。 UX-1では…!? 「おー!! この余韻感は素晴らしい!! 前回よりも空間の捉え方が広いぞ!!」 さて、X-01では…!? 「あっ、エコーが短いぞ!! 確かにバスの重みは感じられるのだが、これが 低域の改善ということなのだろうか? 」 そこで大間知社長から一言。 「川又さん、X-01へのG-0sの出力は皆176.4キロHzですか? 」 この時も限られた時間だったので、G-0sは176.4キロHzのに固定して三者に マスタークロックを供給しているようにセッティングされたはずだったのだ が、ふと見ると…、何とX-01には88.2キロHzが行っているではないか!! 「いや〜、失礼しました。もう一度176.4キロで聴きましょう。」 そして、G-0sの設定をポンと変えて再度シェエラザードをかけると…。 「うわ〜、こんなにエコーがあったんですね!! しかし、マスタークロック の影響がこんなにも如実に表れるなんて思ってもいませんでした!!」 冒頭のフォルテからヴァイオリンのソロに至るまで、今までとは打って変 わって残響の滞空時間が長くたなびき、それに楽音の濃厚さが加わるので さっきの印象は瞬く間に忘れ去られてしまった。これは凄い!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- さて、前回の試聴で私が問題提起をしたポイントをもう一度おさらいすると。 単純な発想ですが、X-01の8DACとクロック精度に比較してD-70+VUK-D70は 4DACでありクロック精度もちょっと劣る。(これは訂正する必要ありで、私が 記憶していたのはVUK-D70なしのものでした。VUK-D70ではクロック精度は 同等になっています)それなのになぜここまで音楽を聴かせるのか!! 低域方向へ向かうに連れて厚みと重厚さを増し、余韻感のあり方も鮮明で 印象的だ。X-01は8DACという贅沢な設計をしながらも、なぜこの音が出せ ないのかと…。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- これは先ず、最小編成のスティング、フルオーケストラという音源の数が 大きく異なる二つの曲でまず「低域方向へ向かうに連れて厚みと重厚さ」 という宿題が完璧に行われたことに直ちに実感することが出来た。しかし、 私は二回目の試聴で敢えてスピーカーを換えたということには別の含みが あった。X-01の8DACというアプローチが具体的な音質でどのように貢献し ているのか、これを確認したくなった。と、言うのは、この8DACというの はSACDのみに関わらず通常のCDの再生にも当然関わってくるキーポイント になってくるわけで、新メカニズムのパフォーマンスは前回のP-0sとの 比較で納得しているものの、一体型プレーヤーとしての可能性を更に更新 するものとして期待できるからである。さて、そのチェックではこれを かけてみることにした。 OCTAVIA OVXA-00008 「THE DIALOGUE」(1) WITH BASS http://www.octavia.co.jp/ ここではX-01 vs UX-1という図式ではなく、前述のようにX-01とP-0s+ VUK-P0→D-70+VUK-D70とを比較するということがポイントである。 先にP-0sシステムで強力なドラムを相当なハイパワーで聴いてみた。 この時のパワーは一般家庭では考えられないものだろう。連続音では 人間の聴覚は音圧を大きく感じてしまうが、ドラムのように瞬間的に 消滅するがアタックでは相当な音圧を持っているものはさほど音量感 としては感じられないからだ。そして、このような演奏のテストでは NautilusよりもANTARESの方がハイパワードライブが出来てテンション の引き締めが素晴らしいのである。そのためのスピーカーの変更である。 さあ、最初のP-0sシステムでは…。 「お〜、人工的なエコーを付加していない打撃音の素晴らしさ、緊張感 が見事に再現されているぞ!! それにしてもANTARESの低域は素晴らし い!! 打音というよりも破砕音に近いインパクトが爽快に叩き出される」 この演奏を聴いてP-0sの素晴らしさを誰しも実感するほどだろう。この 切れ味とスピード感にかなうわけはないさ…、と高をくくっていた私だが X-01に早速ディスクを移し変えて同じトラックをスタートした瞬間!? 「え〜、X-01の方がいい!! 打撃音に肉厚感もあるし、こちらに向かって 飛んでくるエネルギーが三割り増しだ!! これはP-0s+VUK-P0→D-70+ VUK-D70よりもこちらの方がいいぞ!! 」 あ〜、なんということか!? 遂にP-0sが敗れてしまったのだろうか!? いや、待てよ〜、そんなことはあるまい…。とあることに思いつく。 この「THE DIALOGUE」はハイブリッド・ディスクだから、X-01では SACDレイヤーを読んでいて、P-0sでは当然CDレイヤーを読み込んで いるわけだ。確か、ハイブリッド・ディスクではディスクからの 反射効率も違うはずだ。 確認してみると通常のCDでの反射率は>70に対して、ハイブリッド のCDレイヤーは何と>15〜30だという。それではちょっとP-0sが かわいそうだ。それでは、ということで同じCDでインパクトある ドラムの録音はないかと考えると、そうだこれだ。 dmp Joe MorelloのGoing PlacesからAutumn Leavesを選ぶ。 http://www.dmprecords.com/CD-497.htm この曲はAvantgardeのTRIO+6BASSHORNの試聴でも大いに存在感を 示してくれたドラムとウッドベースのデュオによる演奏だが、これで 再度両者を比較してみることにする。 最初にX-01でCDレイヤーよる音質を確認する。 「う〜ん、いいね〜。ANTARESのウーファーがきりっとして引き締まり ブラッシングのニュアンスが更に細かい。安心して聴けるね。」 そして、名誉挽回とばかりにP-0sシステムで同様にCDレイヤーを かけてみると…。 「お〜、さすがだね〜。先ほどの逆転劇はここでは感じられない。 やはり、ハイブリッドのデメリットがここのシステムだとまともに 聴こえてしまうということだ。ふ〜、一安心。しかし、X-01による SACDレイヤーの音はP-0sシステムを凌駕することが確認できて やっと私もこれからはSACDに注目していけそうだ!!」 ふと、考えてみると、これはP-0sシステムと称しているが、あくまでも D-70+VUK-D70との共同作業による音質であるということを考えると、 SACDであればG-0sをつないだX-01によって、ESOTERICは更に高い ハードルをクリアーしたと言うことになる。やっと新世代の音質が この試聴室でも取り入れるにふさわしいレベルになってきたという ことか…。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 思わぬハイブリッド・ディスクの落とし穴による誤解をするところで あったが、であれば…、更に通常のCDで比較試聴なくてはと次の選曲。 今は廃盤になっていると思うのだが、アンネ・ソフィー・オッターが ムジカ・アンティクワ・ケルンのオリジナル楽器によって歌い上げて いる「マリアン・カンタータ&アリア」(POCA-1077)の12トラック目 「合唱付きアリア:悩み多きこの世と、苦しみにあえぐ人の子」をかけ てみる。これも上記同様にAvantgardeのセッティングでは大変美しい オリジナル楽器のヴァイオリンがどのように再現されるかで的確に システムの性格を表現してくれる演奏なのである。 今度は先攻はP-0システムから始めた。 「いやー、聴きなれたというか、解像度がどうこうという理屈よりも ヴァイオリンの質感が見事なエコーを空間に溶かし込んでいく様は 惚れ惚れするようだ。D-70+VUK-D70の実力も見直したね〜」 と、先ほどの鮮烈な打撃音とはまったく好対照な楽曲の調べにしばし ANTARESの中高域の質感の素晴らしさに聞き惚れてしまった。さて、 それではX-01で聴いてみよう!! 「えーーー!!! これはまずい…。」 普通のCDだからピックアップでの条件は同じはずであるが、なんとも ヴァイオリンの潤いと後方への余韻感の残り方が美しい。そしてオッ ターのメゾ・ソプラノがどうしてこんなにフォーカスがジャストであ りながら、存在に気が付かないガラスに吹き付けられた水滴のように 空間に浮かぶのだろうか…。 「よし、確認だ!!」 続けて、通常CDでの弦楽器の質感で更に検証を続ける。この曲はもう 何度聴いたかわからないほどに使用しているお馴染みのものだ。 私の定番であるテストCDの一枚 YO-YO MA の「Simply Baroque/シン プリー・バロック」SRCR-2360 その10トラック目のボッケリーニ: チェロ協奏曲ト長調の導入部が上述と同じようにオリジナル楽器の ヴァイオリンの質感が問われるものである。 http://www.sonymusic.co.jp/Music/Classical/Artist/YoYoMa/SRCR-2360/index.html 今度もP-0システムから。 「いいね〜、176.4KHzで受けるD-70+VUK-D70がG-0sのサポートを受ける と本当にエコー感が最後の一滴まで搾り出せるからうれしいね〜」 頭の中にメロディーがすっかり刷り込まれている演奏を安心して聴き そして、X-01にディスクを入れ替えた。さあ…どうか!? 「えーーー!!! ほぐれてるぞ、これは!!」 幾重にも重なり合いながら演奏されるオリジナル楽器の弦楽のレイヤー を慎重にピンセットを使って一層一層めくり上げていくように、個々の パートが分離していながら余韻感を十分に含ませている。これが私の 頭に浮かんだ“ほぐれている…”というイメージなのである。 とにかくANTARESの周辺に余韻を拡散し、それが何の抵抗感もなく空間に 広がり、そして溶け込んでいく過程が不思議に安らぎを感じさせるのだ。 これをすぐさまUX-1で聴いたが、通常のCDにおいての再生でもやはり X-01におけるアドヴァンテージは大きかった。同じ弦楽器が淡白に あっさりと表現されるのはUX-1の個性として大いに受け入れられる のだが、その粒子の細やかさはやはりX-01に軍配が上がってしまう。 D-70+VUK-D70に勝る設計のポイントとしてX-01の8DACは、CDであろう がSACDであろうが、楽音の核というか芯の部分として最も色が濃い部分と その周辺を彩る余韻感とのグラデーションの段階を数倍にして表現して しまうようなのである。思わず、P-0sとX-01の8DACを組み合わせて みたくなるような衝動に駆られる。いいです!! X-01は間違いなく 急速な進化、成長を遂げていることが実感されたのである。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 興奮冷めやらぬ翌日だが、その日にはこのような試聴予約が入っていた。 > 今週末16日(日)の午後3:30から。 > > 試聴希望システムは、 > スピーカー Accoustic Arts CONCERTO MK2 > スピーカー B&W S800 > スピーカー Wilson Audio SYSTEM-7 > トランスポート ESOTERIC P-70 > DAC ESOTERIC D-70+VUK-D70 > コントロールアンプ Accoustic Arts PREAMP1 MK2 > パワーアンプ Ayre V-5x 私もお馴染みの方を同伴され、閉店間際までの約四時間、重量級の スピーカーを手作業で置き換えてじっくりと試聴して頂いたのだが、 この日の夜に引き上げる予定のX-01がまだここにあったのだった。 この試聴予約のお客様の本命はスピーカーの選択なのであるが、同伴の O様はCDプレーヤーに興味を持っておられ、「川又さん、例のX-01はどう ですか? いつになったら聴けますか? 」と質問されてしまった。 もちろん、ご本人はここにあることはご存じないのだから…。 と、その時に偶然にもティアックの担当者がX-01を引き上げに来てし まったのだが、30分だけということで待たせておいて、最もホットな X-01を四時間P-70&D-70を聴いてきたばかりの、このお二方に試聴して 頂いたのだった!! O様はいそいそと自分のCDをバッグから取り出すと 真剣そのもので次々に聴き始めた。すると…、満面に笑みをたたえて。 「全然違う!! いいですね〜!! でも、やっぱりG-0sをつけないと だめですかね〜」 では、とばかりに時間がないので私が選曲したもので最初にG-0sを 外して演奏し、次にG-0sからの176.4KHzのクロックを再度入力した。 「いや〜、これですよこれ!!」 私はこれまでにもP-70&D-70を多数販売してきたので、それとの対比で P-70&D-70を踏み台にしたような表現はしたくないものだ。しかし、 四時間もの間P-70&D-70を試聴したばかりの、この時のO様の表情と コメントを忘れることは出来ない。 D-70+VUK-D70とクロック精度は同じ、そしてX-01も同様にG-0sからの マスタークロックを受け入れ、D-70の4DACに対するX-01の8DACという 更なるアドヴァンテージを考慮し、そして今回のX-01/UX-1に搭載 された新メカニズムの貢献度。 それらを私はこの場で語ろうとは思わない。しかし、ここでの実際の 演奏を皆様に体験して頂くことで真実をお伝えしていきたいという のみなのである。 ただし、これだけは言える。 マラソン試聴会で初の演奏を体験し、それから二度にわたるここでの 検証において、X-01/UX-1は、特にX-01は一体型のCDプレーヤーとして そしてSACDプレーヤーとして前例のない領域のクォリティーに達した ということを私の分析力と耳で、そして感性で確認したことを報告する ものである。 SACDを使用してという条件付きで、やっとP-0sを超える存在が見え始めた という可能性を最後にコメントさせて頂く。 |
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