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H.A.L.担当 川又利明
    
2018年1月21日 No.1449
 H.A.L.'s Special Release - HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS

■序章 「HIRO Acoustic奇跡への胎動」

先ずは下記をご覧下さい。

2017年12月12日 HIRO Acoustic Laboratory 代表 廣中義樹 氏
「1台も売れなくてもよい」という覚悟
http://www.hiro-ac.jp/introduction.html

そして、同社のコンセプトモデルHIRO-SYSTEMを下記にてご覧下さい。
http://www.hiro-ac.jp/production.html

このような理想を掲げるHIRO Acousticの廣中さんご本人は、究極のHIRO-SYSTEMが
頭の中にはあるものの、今まで実態を体験し確認することは出来ませんでした。

それはHIRO Acousticのスピーカーは完全なる受注生産であり、かつメーカーとして
経営的に多大な開発費をかけるわけにもいかず、手持ちの資材としてHIRO-SYSTEMを
構成するコンポーネントを完全に自社のみで用意することが困難であったからです。

そして、2017年12月のこと、廣中さんの元にあるMODEL-CCCSと当フロアーにある
展示品とを合体させれば念願のHIRO-SYSTEMを実験できるのではという試みが
スタートしました。

廣中さんの手元にあるMODEL-CCCSのウーファー部を四段スタックさせれば片側の
HIRO-SYSTEMが組みあがるのですが、それを測定したところ設計時の予測通りの
素晴らしい特性を確認することができ、その確信の上で当フロアーでMODEL-C4CSの
実験的試聴を行うという試みを1月13日に実行に移しました。

先ずは実際に組み上げた左右のMODEL-C4CSの画像をご覧下さい。
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.06.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.07.jpg

初期モデルMODEL-CCSのウーファー部エンクロージャーのサイズは専用フットを
含まないボックスのみであれば幅240mm、高さ900mm、奥行き450mmというもの。

これを横に寝かせて四段スタックし実験用台座を画像のように用意してセットアップ。
この時の横幅900mm、高さ1,430mm、奥行き450mm、ただし入力端子の突起部は含まずと
いうサイズとなります。四段のウーファー部だけの高さは1,150mmとなります。

スピーカーの主軸、正面から見た場合は次のようになります。
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.04.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.05.jpg

この写真では見られませんが、ウーファー・エンクロージャーの左右の端には
厚み10mm、幅90mm、長さ1,140mmのステンレス製のぶ厚い板が二枚取り付けられていて、
28本のボルトで強固に固定されています。これはあくまでも実験用の固定方法です。

左右チャンネルをセットして他のスピーカーたちとのサイズ感は次の画像にて。
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.02.jpg
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.03.jpg

真ん中に配置されているFOCAL Maestro Utopia Evoの高さが1,470mmなので、それと
ほぼ同じ高さということになります。

私が行ったセッティング概要は次の写真にてイメージして頂ければと思います。
http://www.dynamicaudio.jp/file/2018.01.14.01.jpg

左右MODEL-C4CSのトゥイーター間隔は2.8メートル、エンクロージャーの最端部の
左右間隔で約4.5メートルということになり、これらは全て分解して移動と搬入が
出来るので実にハンドリングしやすいスピーカーと言えます。

そして、スピーカー前面とリスニングポイントの距離は約3.6メートルという設定。
このトライアングルによって試聴しますが、一般家庭でも十分に導入可能な規模と
いうことになろうかと思います。

最後に重量なのですが、ここで廣中さんが想定する製品化した場合の外観をCGにて
ご覧頂くことが必要かと思います。

■HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS イメージ.1
http://www.dynamicaudio.jp/file/20180116-c4c2102.jpg

実験用に上記の重厚なステンレス製バーでの固定を行いましたが、実際には固定用
ボルトが見えないようにぶ厚いアルミ材で側面をカバーする構想になっていますので、
最終的にはスピーカーの左右両面にサイドパネルが取り付けられることになります。
それを想定した画像を次にご覧下さい。

■HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CS イメージ.2
http://www.dynamicaudio.jp/file/20180117-C4CSTA.jpg

このように床面に接するところまでサイドパネルでカバーされ、更に下記ページの
ようなFOOT SPIKE & STABILIZERにて床面に設置されることになります。
http://www.hiro-ac.jp/fot2014.html

これら各パーツを集積した総重量は現在は未定ですが、推測として一台当たり
約350キロ程度になろうかと思われます。

MODEL-C4CSのテクノロジーとスペックは下記と同様ですが、ウーファーは4基と
なりますが気になる能率は89dB(2.83V/1.0m)と同じです。
http://www.hiro-ac.jp/technology.html
http://www.hiro-ac.jp/specp.html

以上の概要ですが、商品化にあたり厳密なコスト計算は今後の研究開発の結果にて
変化することが想像されるので、私が独断で期待するプライスとしてペア4,800万円
以下という目安にてお披露目させて頂きました。

これからの試聴を基にした研究開発の結果にて具体的な価格が決定する予定です。
そして、既にMODEL-CCSまたはMODEL-CCCSを所有しているオーナーに対しては
アップグレードを可能として、各々のケースにてバージョンアップ価格も設定
される予定となっています。

「私が知り得る中で過去最高と太鼓判を押すほどのスピーカーとは!?」
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1448.html
と私は予告しましたが、以上がそのMODEL-C4CSの概要となります。

将来的にHIRO Acousticの導入を予定している皆様、あるいは全国各地のVIPの皆様に
私の推薦と共にMODEL-C4CSの初期情報をお知らせしたところ、2018年1月は連日の
ように試聴予約が入ってしまいました。

私が1978年にダイナミックオーディオに入社して今年で40年、H.A.L.を設立して
26年という歴史の中において、私がこれまでに鳴らしてきた実に多くのスピーカーの中でも、
HIRO Acoustic Laboratory MODEL-C4CSが理想の音でありハイエンドオーディオの
最高峰と言えるパフォーマンスを有しているという評価を下しました!!

最後に、今回実現したMODEL-C4CSの実体験に関しては、廣中さんの今後の研究開発の
ために必要なものであり、また同時に当フロアーでも他のスピーカーの実演に必要な
スペースもなくなってしまうために期間限定となります。

目下のところ今月末までは展示致しますが、来月以降に関しては未定となっており、
次回は今後の開発が進み完成度が高まってからの展示ということで時期は未定です。

既に試聴されて皆様からは(ありふれた表現なので使いたくないのですが)名実ともに
絶賛の評価を頂いております。

実際に試聴されて皆様のご感想は機会があれば紹介させて頂くとして、私が今まで
聴いてきたすべての音楽そのものの分析と記憶が聴けば聴くほど覆されていくのです!!

これからしばらくは、この私が過去最高と感動した再生音楽のあり様を語っていき
たいと考えていますので続報にどうぞご期待下さい!! 真の写実音楽が誕生したのです!!

川又利明
担当:川又利明
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556
kawamata@dynamicaudio.jp

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