発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
H.A.L.'s One point impression!!-Vitus Audioの心技を解き明かす!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1241.html 上記にて紹介しているVitus Audioのフラッグシップの更なる進化系とは何か? それは前例のないIntegrated Amplifierとして登場してきました!! ■Vitus Audio新製品 SIA-025 の公式ファイルは下記にてご覧下さい。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20151020-SIA-025.pdf http://www.dynamicaudio.jp/file/20151020-VITUS_AUDIO.pdf この新製品を明日から期間限定の展示を行うことになりました。 http://www.cs-field.co.jp/brand/vitus/products/sia-025.html 上記のようにお知らせしていましたが、遂に11月17日やって来ました。 配送のドライバーさんが「これ随分重たいですね〜」と言って運んできましたが、 私もセッティングするために持ち上げたら確かに重たい。何と42Kgもあります。 清潔感あるシンプルなデザインは以前と変わらずです。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20151117-SIA-025.02.jpg 私のリファレンスであるHIRO Acousticを背景にベストポジションにセット!! http://www.dynamicaudio.jp/file/20151117-SIA-025.01.jpg 妥協なくソースコンポーネントもセレクトしたシステム構成は下記。 ◇ H.A.L.'s Sound Recipe / Vitus Audio SIA-025-inspection system ◇ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC G-01(税別¥1,350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g01/index.html and TRANSPARENT OPC2+PI8 (税別¥1,240,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/power-code/power-cord-2/#cnt-power-cord vs TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ESOTERIC 7N-DA6100II BNC(Wordsync用)×3 (税別¥750,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7nda6300_6100_2/index.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC Grandioso P1 (税別¥2,500,000.)本体 ★E.M.G-board二枚使用 http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p1d1/index.html and TRANSPARENT OPC2+PI8 (税別¥1,240,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/power-code/power-cord-2/#cnt-power-cord vs TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ★Grandioso P1+D1の接続は付属:HDMI Cable http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1083.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC Grandioso D1(税別¥2,500,000.) ★E.M.G-board 二枚使用 http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p1d1/index.html and TRANSPARENT OPC2(×2)+PI8 (税別¥1,990,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/power-code/power-cord-2/#cnt-power-cord vs TRANSPARENT PLMM2X(×2)+PI8 (税別¥1,050,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ZenSati Seraphim / Interconnect cable RCA 1.0m(1Pair 税別¥1,529,000.) http://www.zensati.com/ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/960.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… Vitus Audio SIA-025 (税別¥4,500,000.) Andromeda AC Cable付属 http://www.cs-field.co.jp/brand/vitus/products/sia-025.html and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ZenSati Seraphim/Speaker cable 3.0m/Bi-Wier(税別¥9,408,000.) http://www.zensati.com/ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/960.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved (1Pair ¥14,250,000.) http://www.hiro-ac.jp/ and H.A.L.'s B-Board×2 (1枚/税別・配送費込み¥122,000.) http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html 「特報!!HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedとはこれだ!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1199.html ここに紹介した下記の二枚の写真でImprovedモデルとスピーカー本体とネット ワークボックスをセットしたのがB-Board http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved01.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved02.jpg ……………………………………………………………………………… Vitus Audioによって引き出されたHIRO Acousticの新たな一面と魅力とは!? http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1241.html 「SM-102では定格出力100Wを発生する際の消費電力はA級動作時で425W、 AB級動作時で25Wとなっていました。」 上記でも述べていましたがVitus Audioの大きな特徴として固定バイアスで 純A級動作というこだわりがありますが、Integrated Amplifierでも同様です。 このSIA-025の定格出力は二種類あります。25W/ch 純A級動作での消費電力は 175W、そして、AB級動作で100Wを出力しますが、その時の消費電力は100Wです。 フロントパネルの左側三個のスイッチでメニューに入り、A級とAB級の動作 モードを切り替えられますが、何とリモコンでやれば一発選択ということが 後になってから解かりました。これは便利です。初日からA級としておき一晩 エンハンサーCD-ROMをリピートさせてから本日の試聴となった。 先ず最初に定格出力がたったの? 25Wしかないということに目先の興味関心が あり、大音量で試してみたかったのがこの曲です。 ■THE WEEKEND / EARNED IT(TRADUCIDA EN ESPANOL) http://www.universal-music.co.jp/p/UICU-1262 同じスタジオ録音でもダイナミックな低域とテンションの高い演奏と多数の 伴奏楽器が織り成すヴォーカル曲として。それが信じられない結果に!! SIA-025のボリュームは絞り込むと-99.0dBとなりますが、私の試聴て何と!! -3.0dBというかなりなところまで上げてスタート。その瞬間です!! 「何だ!!大迫力で展開する低域の重厚感と音場感、これで25Wか!?」 今までHIRO Acousticを鳴らした経験では瞬間最大1,310Wという場面がありました。 http://www.dynamicaudio.jp/file/20150415-chm1.06.jpg それに匹敵する音量でも全く動じることのないSIA-025の電源部の素晴らしさ、 パワーリニアリティーの素晴らしさに度肝を抜かれてしまったのです!! そして、良く観察するとSIA-025が発する低域には独特の余韻感というか、 引き締まったアタックの提示から、ほんのり立ちのぼる響きの拡張性があり、 それが実に気持ち良く演奏全体を包み込みスケール感が感じられるのです!! 定格出力以上を明らかに出力しながらもセンターに浮かぶヴォーカルの何とも クリアで鮮明な事か!!中空に散りばめられるピアノ、背景にたなびくような ストリングスの響き、バシッ!と低音の繰り返しの頭に炸裂するスネア、どれを 取ってみても200Wクラスのアンプと見紛うばかりの素晴らしい追随性です!! 大音量の雄大な低音の響きの中にくっきりと各パートと音像を一切の揺らぎ なく、克明に描写して行くSIA-025の基本性能に先ずは脱帽という一曲です!! ■UNCOMPRESSED WORLD VOL.1 http://accusticarts.de/audiophile/index_en.html http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1_booklet.pdf TRACK NO. 3 TWO TREES 最初はサックスとピアノのデュオというシンプルな演奏で空間表現と楽器の 質感にフォーカスしての選曲です。瞬間的に叩き出す楽音での素晴らしさは 最初の一曲で圧倒される思いでしたが、微小信号による残響成分がどのように 空間を構成するか、これも大切なポイントです。しかし… センター左側に登場するサックスのウェットなリードの質感を右だけと言わず 左右両翼に豊満な拡散領域を示す音場感の素晴らしさ!!これには唸ります!! センター右側に表れるピアノの打鍵一つずつの粒立ちが実に鮮明であり、その 一音ずつが空中を漂う余韻感に見事に連結するのだから素晴らしい空間表現が HIRO Acousticの周囲に満ち溢れる充実感。 コロコロと転がるように歯切れいいピアノと、サックスのロングトーンが息吹 を空中に吹き上げて行く響きの連鎖、両者の美しさは誰が聴いても認めるだろう!! ■87年録音の小澤征爾/ボストン交響楽団マーラー交響曲第一番「巨人」第二楽章 パルシブな楽音の立ち上がりと連続する楽音による空間提示の両者で秀でて いるものは、オーケストラでも素晴らしいという予測が既に出来上がっている。 定番のマーラーで冒頭の弦楽器群の合奏が始まった時、弦楽五部の各パートに おける瑞々しい響きの階層がHIRO Acousticの周辺から湧き起るという妙技!! 先ずは弦楽器の質感にしっかりと潤い成分を含んでいるというSIA-025が、 間違いなくHans Ole Vitusの作品である事を証明し、更に管楽器のパートが ステージの奥行き感を見せながらピンと背筋を伸ばした奏者のイメージのごとく 立ち位置を鮮明に描きながら響きの発祥点として解像度の素晴らしさを誇る!! 予想以上の素晴らしいオーケストラを定番の選曲で確認したら聴きたくなった のがこれ。曲はお馴染のボレロですが、ちょっと古い録音でも名演奏のこれ。 指揮: ブーレーズ(ピエール)演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 http://artist.cdjournal.com/d/-/4107111048 先ずは試聴室の空調を止めて暗騒音を極力なくしてからスタートすると…。 お馴染のスネアーのリズムが静寂の中に小さく弱く叩き始める冒頭。 寄り添うようにピッチカートの弦がソロで弾く音が単独でも残響を残す。 管楽器が聴き慣れた主題を交互に歌い上げる繰り返しが続くと、次第に小太鼓 の音量が上がって来ることに注目しつつ、打楽器が発する瞬間的な打音にも 響きの広がりが心地良く感じられ、木管楽器の穏やかなソロパートでワイン ヤードタイプのホール独特の上空に漂う響きの解放感に魅せられる事しばし…。 中盤から弦楽五部の各パートがピッチカートでの合奏を始める頃には、やがて やってくるエンディングの興奮を待ち構えるようにオーケストラの響きに生々しい うねりが生じるようにタクトを振る指揮者の姿がイメージされる驚き!! 14分間に渡る長大なクレッシェンドが聴き手の興奮を高める中で、私は冷静に HIRO Acousticが展開するオーケストラのドキュメンタリーを観察していた。 SIA-025は25Wでこれだけの迫力を叩き出すから素晴らしいのではない。 音量感に依存しない解像度の素晴らしさと共存した響きの美しさこそ本望だ。 叩く弾くの楽音と流麗な通奏楽音の絶妙な同居空間が私の眼前に広がる快感は 今までHIRO Acousticで聴いてきたアンプと同レベルであることが実感された! 純A級で固定バイアスのSIA-025が私の目前で、ヒートシンクの上に放熱による 見えない対流を起こしているということを、再生音で自己主張するものだから 私の心中にも感動の対流が湧きおこりボレロのクライマックスで言葉を失った!! このアンプ…、まだまだ良くなりそうな気がします。これはいけます!! 純白のHIRO Acousticをたった一台で鳴らし切る純白のアンプ!! ただ者ではありません!! |
担当:川又利明 |
TEL 03-3253-5555 FAX 03-3253-5556 kawamata@dynamicaudio.jp お店の場所はココです。お気軽に遊びに来てください!! |