発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナミックオーディオ5555 TEL 03-3253-5555 / FAX 03-3253-5556 H.A.L.担当 川又利明 |
2015.08.12-No.3620-より引用 ■デンマークからやって来る期待の新進ブランドAavik Acousticsとはこれです!! http://www.aavik-acoustics.com/ 創立間もないAavik Acousticsの処女作は目を引くデザインのインテグレー テッドアンプU-300!!このデザインに一目惚れです!! 輸入元からはステレオサウンドが発売されるまで発表は控えてくれと言われた のですが、輸入商社を公表せず、日本語資料も校正前なので未公開とすると いうことでハルズサークルの皆様にのみお知らせ致しました!! 当然、2015 Tokyo international Audio Showで本邦初公開となるでしょう。 http://iasj.info/tokyo-international-audio-show/2015/ 日本価格は税別¥3,750,000.を予定しており、完全受注発注ということで国内 在庫は持たないという販売方針ということでした。 ユーザーマニュアルを見るだけで期待感が持てますね!! http://www.aavik-acoustics.com/index.php/download-user-s-guide あのDEVIALETが一時輸入停止になっていますので、私としては重量が16.5Kgと いう軽量コンパクトなインテグレーテッドアンプの登場に大きな期待をしています!! そして… -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 2015年8月17日、遂に輸入商社未公開というAavik Acoustics U-300がここに やってきました。実物を見ると写真とは違って高級感があります!! アルマイト仕上げのブラックの質感はこの写真が一番良く撮れているようです。 http://www.dynamicaudio.jp/file/AavikAcousticsU-300.01.jpg センターノブは写真では解かりませんが、実は中心がくぼんでいるのです。 http://www.dynamicaudio.jp/file/AavikAcousticsU-300.02.jpg 仕上げの質感がこの角度では上手く撮れませんでした。センターノブの上に スイッチが三つだけというシンプルさ。シンボルマークで電源オンオフと 左側のミュートは分かると思いますが、このミュートを長押しすると三段階の ゲイン切り替えが出来ます。右側の*に似ているスイッチを押してノブを回すと 入力切り替えが出来ます。良く考えられた操作性ですね。これで十分でしょう。 http://www.dynamicaudio.jp/file/AavikAcousticsU-300.03.jpg 初日の音質は評価しないという考えなのですが、当然第一声を出してみました。 ふ〜ん、特に感動しないな〜。特にオーケストラの質感は頂けません。そして、 内蔵DACの音質は現時点では推薦出来るレベルではないな〜、ということで 下記のようなシステム構成としてエンハンサーCD-ROMをリピートさせてバーン インをいつものように行う事にしました。さて、どうなる事やら…!? ◇ H.A.L.'s Sound Recipe / Aavik Acoustics-inspection system ◇ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC G-01(税別¥1,350,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/g01/index.html and TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ESOTERIC 7N-DA6100II BNC(Wordsync用)×3 (税別¥750,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7nda6300_6100_2/index.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC Grandioso P1 (税別¥2,500,000.)本体 ★E.M.G-board二枚使用 http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p1d1/index.html and TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ★Aavik Acoustics U-300直結のデジタル伝送ではGOLDMUND LINEAL DIを使用 ★Grandioso P1+D1の接続は付属:HDMI Cable http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1083.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… ESOTERIC Grandioso D1(税別¥2,500,000.) ★E.M.G-board 四枚使用 http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p1d1/index.html and TRANSPARENT PLMM2X+PI8 (税別¥770,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ESOTERIC 7N-DA6100 RCA 7.0m(税別¥3,120,000.) http://www.esoteric.jp/products/esoteric/7nda6000/index.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… Aavik Acoustics U-300(税別¥3,750,000.) http://www.aavik-acoustics.com/ and TRANSPARENT PLMM2X(税別¥280,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/transparent/transparent-2/ and finite element MR02-2+CERABASE 4P (税別¥970,000.) http://www.axiss.co.jp/brand/finite-elemente/finite-elemente/ ……………………………………………………………………………… ▽ ▽ ▽ ZenSati Seraphim / Speaker cable 3.0m(税別¥4,704,000.) http://www.zensati.com/ http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/960.html and Kimber Kable Select KS-9038 Bi-wire Jumpers(税別¥200,000.) http://dm-importaudio.jp/kimberkable/lineup-ka/l4/Vcms4_00000167.html ▽ ▽ ▽ ……………………………………………………………………………… HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improved (1Pair ¥14,250,000.) http://www.hiro-ac.jp/ and H.A.L.'s B-Board×2 (1枚/税別・配送費込み¥122,000.) http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/fan/BZ-bord.html 「特報!!HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedとはこれだ!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1199.html ここに紹介した下記の二枚の写真でImprovedモデルとスピーカー本体とネット ワークボックスをセットしたのがB-Board http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved01.jpg http://www.dynamicaudio.jp/file/20150306-model-ccs_improved02.jpg ……………………………………………………………………………… 今回のシステム構成ではAavik Acoustics U-300を鳴らすのに二通りの接続を しています。一つはESOTERIC Grandioso P1内蔵のアップサンプル機能を使い 176.4KHzの信号をRCAデジタルケーブルにて直接U-300に入力するもの。 もう一つはGrandioso P1とD1からのアナログ信号をU-300に入力するものです。 ただし、U-300にはXLR入力がありませんのでアンバランス接続となります。 このように同じトランスポートを使用して二種類の接続方法を試したいという ことがESOTERICを選択した理由の一つでもありました。 初日に聴いたオーケストラとは定番の小澤征爾/ボストン交響楽団マーラー 交響曲第一番「巨人」87年録音の第二楽章だったわけですが、音楽を裸にする スピーカーHIRO Acoustic MODEL-CCS Improvedは如実に音質的な未熟さを私に 知らせてくれたのでした。あれから50時間以上のバーンインを行ってからは 果たしてどうなるのか!?うっすらとした期待感を胸に試聴室に入って行った。 -*-*-*-*-*-*-*-*-*- H.A.L.'s One point impression!!-Alluxityの魅力!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1238.html 同じデンマーク製のアンプとして上記でAlluxity Pre OneとPower Oneを紹介 していたが、Aavik Acousticsのリモコンは何と全く同じapple製のもの。 http://www.dynamicaudio.jp/file/2015.07.11.06.jpg アンプ本体もシンプルな機能性だがリモコンとしてのサイズ、使用感について 私は逆に好感を持っている。使用しないボタンがたくさんあるリモコンより ずっと使いやすい。 先ずはGrandioso P1とD1を使いアナログ信号をU-300に入力し、Grandioso P1 のリモコンでマーラー一番二楽章をスタートさせたその瞬間です!! ■湧きあがってきました!! 「何なんだ!!このオーケストラの質感は!!初日とは全く別物じゃないか!!」 冒頭の弦楽器の合奏が始まった瞬間に私は異変を感じとりました。なだらかに 音階をたどる弦楽器の質感が光沢感と同時に潤いを持ち、乾いた絵筆の先で 皮膚をそっと撫でたような絶妙なしなやかさ!! 木管楽器の放つ音色には芳醇な余韻感が含まれており、響きの陰影をHIRO Acousticに 忠実に与える解像度の素晴らしさが直ちに実感される!!これはいい!! トライアングルの打音には瑞々しい余韻が立ちのぼり、ホールの空間に一音 一音が消滅するまでの数瞬を彩り、その間にロウソクの光が投げかける揺らぎ のような響きのグラデーションを見せつける!!実に美しい!! 弦楽五部が第一ヴァイオリンから始まってビオラへ、そしてコントラバスへと 同じ音階を共有しつつ最高音から滑り落ちてくるように再低音まで連携する 弦楽器群の連奏の素晴らしさ!! いやいや…、初日のオーケストラを聴いて多少の失望を感じていたAavik Acoustics の感性に私は直ちに修正を行い、心の中で一礼し謝罪をしなくてはならなかった。 この段階で同じデンマーク製のケーブルZenSati SeraphimがHIRO Acousticに 送り届けている情報量の素晴らしさを再び実感せずにはいられない!! そして、第二楽章のいたるところでコントラバスが醸し出す響きの厚みが意外に 豊かであることを頭の中にメモしていた。この低域の質感は実に素晴らしい!! 「H.A.L.'s impression-壮大で緻密なESOTERIC Grandiosoを聴く」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1088.html http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1150.html ESOTERIC Grandiosoが送り出した情報量の素晴らしさは上記にて確認済み。 そしてHIRO Acousticの登場によって更にソースコンポーネントの重要性を 下記のように確認した来たのだった。 「音楽を裸にするスピーカー登場!!その名はHIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1160.html そして、下記のようにMODEL-CCS Improvedモデルに至る過程において課題曲の マーラー第一番二楽章は数えきれないくらい聴いてきました。 「HIRO Acoustic Laboratory MODEL-CCS Improvedの最終音質とは!!」 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1237.html 更に特設ページで紹介している多数のハイエンド・アンプたちでの試聴でも、 私が記憶している音質とは異なる次元の音質をワンボディーのU-300が実現して いることを自信をもって宣言することが出来ます!! http://www.dynamicaudio.jp/5555/7/hiro/ さて、この感動の記憶が鮮明なうちにGrandioso P1の出力をRCA 4fsに切り替え、 176.4KHzのデジタル信号を直接U-300に入力して同じ曲を聴くことにしました。 「あー!!これも初日の音とは違う。しかも猛烈に違う!!」 初日に聴いたU-300の内蔵DACによる音質は響きと空間再現性が乏しく、楽音に 潤いがなくポッカリと余白が空いてしまったような音だったのだが、バーンイン を繰り返した結果、当然ESOTERICとは違うものの秀逸なオーケストラの演奏が HIRO Acousticから繰り出されてくる!!これはいいじゃないか!! 初日には弦楽器の中間定位が得られず左右チャンネルに空間が分断されていた イメージだったが、今はすっかりホールの空気感をひとつにまとめ、麗しい 弦楽器が展開している。192KHz/24bitレゾリューションの内蔵DACの実力は 時間をかけてこそ発揮されるものと再認識した素晴らしさでした!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- この内蔵DACでオーケストラを確認した後、その状態で課題曲を替えることに。 ■THE WEEKEND / EARNED IT(TRADUCIDA EN ESPANOL) http://www.universal-music.co.jp/p/UICU-1262 U-300は前述のようにゲインが0、+6dB、+12dBと三段階で変更出来るのだが、 当然音量も変わる。ゲインを上げたらボリュームを下げて同じ音量にするのだが、 三段階のゲイン各々では微妙に音質が異なることに私は気が付いていた。 最も低い0ではオーケストラの質感が一番好ましいと判断した。それは楽音の 発声から消滅までの間で微弱な響きを感じやすく潤いを感じるからだろうか。 反面+6dB、+12dBと上げていくと打楽器の立ち上がり、アタックの鋭さが加わる ように感じられ、スタジオ録音でのダイナミックさにプラス要素が発生する。 その特徴を心得た上で、U-300のデジタル入力では今までのゲイン0に比べて 音量が大きくなることを確認した。慎重にボリューム調整を行って録音レベル がことさら大きいTHE WEEKENDの課題曲をスタートさせた。すると… 「何なんだ!この低域の充実感と迫力は!このボディーサイズが出す低域か!!」 スネアがセンターで弾けベースの重低音と同期する雄大な響きを見せるイントロ。 この時点でAavik AcousticsがU-300に仕込んでいた実力と魅力の片鱗が急に クローズアップされてくる!!そうか! オーケストラで感じた低域の豊かさが スタジオ録音の鮮明な低域で一層引き出されてきたのか!! U-300の定格出力は4Ωにおいて600Wとなっているが、私の耳がマイクとなって 頭の中のピークメーターを振らせると瞬間最大800W以上はいっているだろうと いうダイナミックな演奏をこともなげに実現して行くU-300のパフォーマンスに 私の心中に用意していた採点表にはクラスAにチェックが入った!!これはいい!! さあ、このダイナミックな選曲でESOTERIC Grandiosoからの36bit伝送のアナログ 信号をU-300に入力してみよう!!オーケストラでの変化を逆にたどるものだ。 「あ〜、そういう事ですか!!さすがGrandiosoだ!!」 内蔵DACでのスリムなヴォーカルの音像、シャープで切れ味のいいハイハット、 スピーディーで小気味良い質感の演奏から、ぐっと私の視線を他方面に向かせる 変化が始まっていた。 イントロのダイナミックな低域の広がりと重厚さはそのままに、その過程において 左側ではストリングスの小刻みなアルコが繰り返されていた。その質感がやはり しなやかさを帯びて余韻感を増量している。 ヴォーカルの立ち姿は音像の鮮明さを継承しつつ、背景に響きのオーラを発生し、 ファルセットの声質が実に瑞々しい変化を遂げていることに私の耳が反応する。 空間を転げるようなピアノが入って来ると情報量の増大が演奏空間そのものを スケールアップさせ、空間の拡大をU-300は見事に実現していることを実感した!! いやいや〜、こんなワンボディアンプは初めてかもしれない!! -*-*-*-*-*-*-*-*-*- ■UNCOMPRESSED WORLD VOL.1 TRACK NO. 3 TWO TREES http://accusticarts.de/audiophile/index_en.html http://www.dynamicaudio.jp/file/100407/UncompressedWorldVol.1_booklet.pdf 次の課題曲は最近頻繁に試聴しているこの曲。下記の記事で詳細を述べています。 http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1242.html この曲は今回の試聴の中で最も大きな変化量と感動があった選曲でした。 左側にソプラノサックス、右側にピアノだけというシンプルな録音であり、 メローな旋律が実に美しく広大な空間表現が絶品という演奏。 ここでいう変化とは内蔵DACとESOTERIC Grandiosoによる音質比較の事です。 内蔵DACは他者と比較しなければ大変素晴らしい能力を持っていると言えます。 しかし、私はAavik Acoustics U-300で味わえる最高の音を求めました。 そして、それは私だけでなく何方が聴いても解かるような違いでなくてはなりません。 サックスとピアノのデュオという少数音源であればこそ、各々が発する音楽的 情報量の観察がしやすいものなのです。 最初に内蔵DACで聴き始めた時、それは大変高品位であり文句の付けようのない 音質であったことを先ず最初に述べておきます。左チャンネルとセンターの 中間に定位するサックスの響きが美しく右側に向けて伸びていきますが、 イメージとしては傾斜角30度くらいで右下がりに減衰して行く感じでしょうか。 右側の空間から聴こえるピアノも同様に左方向に減衰して行くイメージで、 交互に響き合う空間が先ずは正確に描かれているという事を報告しておきます。 そして、慎重に音量を調整してESOTERIC GrandiosoからU-300のLINE 1にアナログ 信号を入力して聴き始めたところ…!? 「何なんだ!!この空間サイズの違いは!!入力される情報量の格差がこんなにもあったのか!!」 私は呆れてしまいました。サックスの音が左から右側に向けて傾斜角30度くらいで 右下がりに減衰と言いましたが、その下降線の下にAavik Acousticsが指先を 持って行き、くいっと持ち上げてしまったかのようです。これじゃ傾斜角5度 くらいではないだろうか!! 当然、ピアノの響きにも同様な操作が行われ、響きの減衰量と時間軸を逆転して しまっているのです。サックスとピアノが発する音量は音像位置では無論同じ。 しかし、同じ音量で再生された音なのに広がっていく空間領域の何たる広大さか!! 響きの消滅まで時間軸が延長されるということは、その楽音そのものの質感に 重大な違い、いや実在感を与えるものなのです。楽器が存在している空気感を そのままスピーカーに再現させることの美的価値観が本当に重要なのです!! 同一アンプでの接続と入力信号の違いによる感想ではありますが、そもそも このような見事な音場感と情報量、高品位な楽音の質感の達成ということを この課題曲で思い知らされてしまいました!!素晴らしさの二乗でダブルAです!! 同じアンプとスピーカーがこれ程の違いを表現するという事はどういう事か!? Aavik Acoustics U-300に関する技術的詳細は伝わって来ないのですが、同社の webサイトを見てもアンプとしての動作モードに関する記述は見当たりません。 輸入元の担当者に尋ねるとクラスDであるという。それにしては自然な音だ!! アナログ入力における情報量の存続性が素晴らしいという事が、内蔵DACとの 比較においては大前提となるでしょう。そして、現時点ではテストしていませんが、 Aavik Acousticsが自信をもって表現しているPHONO/RIAAセクションの可能性。 私は課題曲の数だけインプレッションの項目数も増えてしまうという悪癖を 抑えることを最近学んできましたが、Aavik Acoustics U-300は間違いなく H.A.L.クォリティーのアンプであるということを実感しました。 2015年6月17日 No.1229 H.A.L.'s One point impression!!-HIRO Acoustic and DEVIALET 800!! http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/7f/brn/1229.html 私は上記にて現在は輸入されていないDEVIALET 800によるHIRO Acousticでの 評価を述べてきましたが、まさしくそれを上回る可能性を秘めていると思います!! DEVIALET 800は二台のアンプで約15Kgですが、Aavik Acoustics U-300は一台で 16.5Kgという扱いやすい重さ。DEVIALET同様にアナログ・デジタル入力の両方 を備えていてPHONO入力も装備しているという安心感。 DEVIALET 800の日本価格は税別406万円でしたが、U-300は375万円という設定。 確かに当フロアーで鳴らしているハイエンド・アンプたちは高価であり大型で ヘビー級のものが多いのですが、私がHIRO Acousticを使って検証した音質は 間違いなくハイエンドというこだわりの世界に通用するものでした。 ■湧きあがってきました!! と、私は前述していますが、それは音楽の素晴らしさ情報量だけではないのです!! Aavik Acousticsという新進気鋭のブランドをどのように日本のオーディオシーンに 着地させ定着させていくのか!?湧き上がってきたものとは私の使命感でした!! 今後の活動にどうぞご期待下さい!! |
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