発行元 株式会社ダイナミックオーディオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田3-1-18 ダイナ5555 TEL:(03)3253−5555 FAX:(03)3253−5556 H.A.L.担当 川又利明 |
No.118 「クレル&ノーチラスにコニサー3.0更なる融合の魅力!!アナログが美しい。」 |
8月14日のこと、奈良県在住のお客様より「コニサー3.0と4.0の違いを実際に聴いて
みたいのだが可能だろうか」という電話が入る。すぐさま行動に移った私は両者を
同時にここにそろえ、現在展開中のクレルとノーチラスのシステムで比較試聴すると
いう前例のないデモンストレーションを実行することにした。8/18出社した私は既に
納品された二台のコニサーをセッティングした。聴きなれたコニサー3.0から確かに
出力が得られたことで安心したが、電源投入直後の音を聴き込むことはせずにPADの
システムエンハンサーをリピートして丸一昼夜のバーンインをかけることにした。
そして、試聴当日のアナログのフロントエンドとして選択したのがimmediaのRPM-1
Turntableである。
そして、翌日の日曜日、延べ60時間以上というバーンインを経過して、すっかりヒート
シンクがホットな状態に落ち着いたコニサーでしげしげとアナログを聴きまくった。
これまでにノーチラスシステムではSEIKO EPSON が販売する寺垣武氏設計のΣ5000、
そしてロックポートテクノロジー社のCapella 2という最高レベルのアナログプレー
ヤーで聴いてきたノーチラスの体験を随筆でも紹介しているが、今まで体験してきた
音と明らかに違うのである。 ひとつはターンテーブル・システムそのものも違うのだが、前述のいずれの時代でも コニサー3.0は存在すらしていなかった。このコニサー3.0とimmediaのペアリングこ そ、この私でも驚き、そして至福への安らぎとも言える快感をもたらしてくれた原動力 とも言えるかもしれない。とにかく、音楽を聴いていて心地よく楽しいのである。 目の前の音をとにかく分析してしまう職業病の私が、何とも気持ちよく演奏を楽しん でしまうという久々の経験である。 この心境のときにはさすがの私でも理屈は要らないと思ったものである。。 従来の経験では10Hzというサブソニックまでレスポンスを持っているノーチラスで は、LPレコードのわずかな反りでも反応してウーファーがはたはたと振動してしま うのだが、immediaのRPM-1 TurntableとRPM Tonearmとの共演では不思議とウーファ ーが落ち着いているではないか。よくよく観察すると大変高感度なRPM Tonearmが ゆらゆらと動いており、レコード盤面の上下動をアームの段階で吸収しているの ではないかという推測が頭に浮かんできた。これはいい!! 当日集まられた三組のノーチラスオーナーの皆様からは演奏ごとに拍手が湧き起こる という熱狂のうちに楽しいひと時が過ぎていった。そして、その皆様が熱い視線を送 るのがimmediaである。それもそのはず、この三組はコニサー3.0のオーナーでもあり、 その中でもレコードプレーヤーを所有されているのはお一人だけなのである。 つまり、コニサーのフォノイコライザーを休眠中のままで使っておられるのである。 それが今ここで、コニサー3.0のもうひとつの内蔵された機能の素晴らしさを目の当 たりにして何を思うか、私には手にとるようにわかってしまった。
そして、翌日の8/21月曜日、今度はやはりノーチラスを所有され、世界でただお一人
PADのノーチラス用RLSスピーカーケーブルを使用しておられる世田谷にお住ま
いのS・M氏が立ち寄られた。当然、私は昨日のアナログの演奏を披露する。
「いいねぇ、川又さん」とまったく同様な言葉を頂いた。ケーブルでは群を抜いた
コレクションを進行されておられるがS・M氏は現在コヒレンス2を愛用されて
おり、コニサー3.0の導入には至っていないのだが、今日の演奏は様々な可能性を
思い浮かべられたようであった。それほどノーチラスシステムとのマッチングを
決定付けてきたコニサー3.0とimmedia、その先がまだあることを私は知っていた。
思わずスキャンテックの担当者を携帯で呼び出す。
「佐々木さん、素晴らしいよ、これは。ところでimmediaの例のプレーヤーは入っ
たの?」と問いかけると、「川又さん、実は一台だけサンプルで入っているんですよ。
明日もって行きましょうか?」と、私が口に出そうとしていたことを先に言われて
しまったではないか。 私も体験したことのないimmediaのレボリューション・モデルとコニサー3.0、 そしてクレル&ノーチラスのコンビネーションは果たして如何なる世界を聴か せてくれるのか。 正に、耳からよだれが出る状態で明日のセッティングを待つことになった。 続報にご期待あれ。 |
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