本日はお疲れ様でした。
「今年最後のイベントプログラム」と言うだけあって、時間的には、2時間強の短い間でしたが、内容的には非常に充実したものでした。
参加して、本当に良かったと思います。 有難うございました。(仕事を 30分早く切り上げてきて良かった。)
以下に参加した感想を簡単に書いてみます。
- 1.
- 機種の選定はアンプの場合、プリ、メインともGOLDMUNDに決まりましたが、
これは参加した人が H.A.L.2の時代にオール「ゴールドムンド」+WILSON 7の音に馴染んでいたせいでしょうか?
(遅れてきたので、レヴィンソン(プリ)+ムンド(メイン)の組合せしか聴けませんでしたので、その辺は全くの類推です。)
- 2.
- CDプレーヤーの場合、エソテリックは未聴でしたが、H.A.L.2で「X-01」を聴かせてもらっていたのでおおよその見当で、
ムンドはEIDOS 38EVOLUTIONのイメージがあり、個人的にはLINNを選びました。(その方が今後、SACDプレーヤーの選択の参考になるかとの考えもありました。)
- 3.
- 電源部の違いは私が想像していたよりも、大きな差が無く、CDプレーヤー+プリは、PSオーディオ、メインはアシスタンスデザインを選びました。
これも皆さんと同じ意見でしたが、その差はほとんど「好み」の違い位で他のものが「ダメ」というものではありません。
- 4.
- そして、本日の聴き比べの一番の目玉の「ボード」ですが、CDプレーヤーの場合、最初の 3枚(J1、KULIPTON、イルンゴ)では、イルンゴが一番でした。
次の 3枚(イルンゴ、アコースティック リバイブ、RELAXA)では個人的にはRELAXAでしたが、他の人達はアコースティック リバイブを選ばれていました。
この辺も好みの違いだと思いますが、ただし、上記の 2機種とイルンゴでは明らかに音質的な差が聴き取れました。
今まで、CDプレーヤーにはフローティングのボードは「合わない」という先入観があり、聴かず嫌いでいましたが、
これでまた今までの考えに誤りがあった事を認めざるを得ません。
- 5.
- 最後にメインアンプのボードですが、これも上記で音の良かったイルンゴがメインでは「普通」に聴こえて、
あまりパッとしなかったJ1が一番「ジャズっぽい」音がしたのも、とても面白い結果でした。
ただし、これも上記4.のアコースティック リバイブ同様ボードに「スパイク」が付いていたのも影響しているのかもしれません。
以上、長々と感想を述べさせて頂きましたが、結論としては、音質におけるアクセサリーで影響の大きい物は当初の予想通り「ボード」でした。
ただし、それも、適材・適所があって、CDプレーヤーに良く利く物が、アンプにも利くとは限らず、
また、その逆もまた当てはまるという事が分っただけでも、大きな収穫でした。
今後とも、このようなあまり、営業的に役に立たないような、「実験的」なイベントをどんどん企画して、私たちマニア心をくすぐって下さい。 |