Vol.46
イルンゴオーディオ オーディオボード
〜GRANDEZZAシリーズ〜 PART2
![]() まずは下記一覧表をご覧下さい。
表面仕上げは全てラッカーによる黒色半艶となっておりますが、色、及びサイズは特注が可能です。別途ご相談下さい。 納期ですが、在庫切れの場合ですと平均3週間〜1ヶ月ほど頂いております。 さて、このコーナーの“VOL.38”でも既に取り上げておりますH.A.L.3特注モデル、電源タップ用「TAP45」もお陰様で100枚超の出荷を行い、 メーカーラインナップのレギュラー商品へと昇格致しました。 同時に準レギュラー商品として特注にて承っておりました「TAP45W」も正式商品化致しました。 こちらは横幅15cmでは乗らない電源タップ用として開発されました。例えば新製品のRGPC「400PRO」、J1 PRPJECT「PT6MFC(新製品はPT6PMFC)」、SAEC「TAP MATE」、 「TAP PLUS」等にご使用の場合、TAP45では幅が足りないという訳です。また、CHORD「DAC64」に使いたいというリクエストも多数頂き、 このサイズが“W335×H65×D153”ですので、TAP45Wですとちょうど良いサイズとなりました。 TAP専用という事で商品化されたものですが、小さい機器やトランス、レギュレーターなどにも効果的です。 次に、こちらも新製品としてレギュラーモデルに加わったのは、「grandezzaSTD-L」。標準モデル「grandezzaSTD」が厚み60mmに対して、Lタイプは45mm厚となります。 今までgrandezzaシリーズに関しては全て厚さ60mm以上となっておりましたが、TAP45の場合は面積が狭いため、「45mmでも効果は発揮できる」ということで 初めて45mm厚のボードを製作しました。「ボード厚60mm以上」という基準は、イルンゴ社長 楠本氏の理念に基づいていたという事もあります。 しかし昨今の原材料価格高騰と、スピーカーボードとして使用した場合、60mm上げる事によるデメリットを以前より楠本氏と話合っており、試作を作って貰い、店頭で色々と検証も致しました。 grandezzaの場合、一般的にボードの厚みが増せば増すほど、エネルギー感と低域の量感も増して行く、という傾向があります。 しかし、この検証においては、45mm厚でも十分にgrandezzaの良さを感じることが出来ました。もちろん価格差がありますが、スピーカーによっては45mm厚の方が位置が高くなり過ぎず却って良いケースがあります。 アンプ、プレーヤー下に使用する場合には、ラック高に制限があり、45mm厚にしないと入らないという事を除いては、イルンゴの特徴を生かすならば、基本的にはスタンダード(厚60mm)の方をお勧めしたいところです。 という訳で、この「grandezzaSTD-L」はメインとしては“スピーカー専用ボード”という事で発売致します。 最後になりますが、grandezzaシリーズは置き方によっても音は大きく変化致します。基本的には機器の足の位置を前後左右均等に置くことをお勧めします。 見た目的にも当然の事かもしれませんが、これがずれて設置されていると、特にスピーカーの場合はエネルギーが変って来ますのでご注意下さい。 こういった事は、ラック等にも当て嵌まるケースが多いので、色々試してみるのも面白いと思います。 |